食べログ風１０６
今回は既に約二年前から気になってた味噌カツのお店に行くことに。
場所は愛知県一宮市神山にあるお店です。
あまり、こちらの方面は来たことがないでナビを見ながら国道155号線を走ってると信号のない交差点に看板があること気付きました。
国道155号線を西に進んで行く場合は、赤く囲んだ3つが目印になります。
この看板がないと見逃すとこでした。テイクアウトもできるんですね。
細い路地を左折して少し進むと左手に見えてきました。
到着です。ここが今回の目的地「和風みそかつ とん助」です。
時間的には13時30分過ぎに到着です。ここは14時30分までの営業ですから遅めでも間に合いました。
横にも駐車場があり全12台あります。
（※食べ終えてから気さくな女将さんと一緒に数えました。画像は営業後の画像）
何か敷居の高い感じの印象を受けます。
初めて知ってから約二年目にしてやっと行けたお店にお邪魔します。
まず撮影許可をお願いしたら従業員のおばさん達は食べログやPCでご存知ないみたいでしてiPhoneを見せて、僕が営業マンでないことや、個人でBLOGと食べログにこんな感じでアップしたいことを説明してたら丁度、女将さんが見えて事情を理解してもらえたので撮影承諾を得ました。
元々、一宮市では有名店なことや既に画像は沢山アップされてるんですよ！と画像を見せて教えたのですが「小さくて見えんわぁ（笑）」とカラッとした喋りに凄く親近感湧きました。
まず店内はアップされてなかったので店内から撮影しました。
玄関入って左手にはテーブル席4人掛けが9つあります。
意外と広いですからごみごみした感じにならない配置になってます。
食後の後で女将さんの教えてもらったのが奥には立派なお座敷もありました。
お座敷は商談や特別の時に使用する機会が多いとも言ってました。
こちらがお座敷になります。お座敷は4人席用が4つあります。
壁に掛けてある2つの作品はあの有名な妙興寺の稲垣御老師が書かれたものでした。
僕が女将さんに「稲垣御老師も食べにくるんですね！」と尋ねましたら
女将さん「違う違う。いらっしゃる！」と言葉を丁寧に変更されました（笑）
女将さんいわく和紙も京都の1番老舗のお話をしてくれたのですが、それを使用してることを書きたいと僕が言ったら
女将さん「それは書かなくていいから京都の1番有名な職人の技術のこと勉強しなさい」と言われました。
喋っていて初めて会う方なのに初めての感じが全く感じなく、そして緊張してない自分に驚きお店で1番偉い女将さんは社長オーラ出てましたね。器の違いを凄く感じて初めてあったばかりなのに人間性に惚れました。
最初は奥のテーブル席に座ってたんですが窓際の方が自然の光が差し込むので、そちらの席に移動しました。
テーブル周りはこんな感じです。
窓際の方だと窓も細く作られてるのでまぶしくなく、心地良い日差しが入ります。
早速メニューの閲覧です。
有名店ということは以前から知ってましたが何が1番有名なのかは知らなかったのでお店の方に尋ねると「ひれかつ定食」が1番人気と聞き、すぐにそれをオーダーしました。
サラダのおかわりは無料ですがライスの大盛りは確か105円.....すいませんメモるの忘れました。
またテクアウトできる弁当は意外と知らない方も多そうですね。
僕の斜め前にもお客さん3人組がいましたが会話がTV局で働いてる方が来てましたね。
撮影や機材の会話をしてましたから絶対にそうです。
女将さんと食後に喋った時、TVのPSでも紹介されたと言ってましたが撮影する側の人達が撮影でなく普通に食べに来てるのは美味しいからですよ！と先ほどのお客さんもTV関係者だと女将さんに教えてあげました。
厨房風景に皿が並んでるとこを撮影したいとか言ってるうちに僕のメニューが既に運ばれてしまい厨房で働く風景撮れませんでした（笑）
テーブルに戻ると既にもう「ひれかつ定食」届いてました。
これが、とん助の名物「ひれかつ定食」ですが1つのサイズが大きいです。
既にうっすらと味噌がぬってあることに最初は全く気付きませんでした。
その横にはマスタードとマヨネーズがありますが和風ドレッシングを希望するとこちらのドレッシングが届きます。
サラダはおかわり自由です。
大盛りに変更したごはん。
お味噌汁。
ん？食べログですと「和風みそかつ」というのが書かれてないので修正依頼出した方が良いですかね？
道路沿いの看板には「和風みそかつ」は書いてないですがお店の看板には入ってますから....
では念願のとん助で昼食です。いただきます。
まずはカツと相性の良いマスタードを付けました。
お！これは分厚いのに非常に軟らかい！味噌も凄く上品で僕の口からデカい声でこう言いました。
真面目に「ン、ン、ン、ンマーイ！」と声に出しちゃいました。
だってこんな分厚いのに凄く軟らかく、味噌味は僕が過去に食べた中で1番絶品でした。
ごはん大盛りだったんですが、ひれかつ1つのサイズが凄い分厚いのでボリュームがかなりあります。
ご飯は数分で完食してしまいおかわりする予定だったんですが前日の深夜にドカ食いをしてたので我慢しました。
正確に言いますと、実は僕はそこまでお腹が減ってない状態で来たんです。
それが物凄いピッチで大盛りご飯を平らげ、更におかわりしようとしたときに頭にBMIが浮かび我慢したんです。
それくらい食欲増進する「ひれかつ」と出会うことはそうそうありません。
僕は正確にはロースカツ派なんです。
しかも味噌カツの場合、どんなけカツが美味しくても味噌が恐ろしく甘かったり濃かったりするのが苦手でソース派ですが、完全にとん助の味噌ひれかつにはヤラれましたよ！
真面目にヤバいです。僕の経験した味噌カツでは間違い無くナンバー１。
カツも単純に二種類あると思うんです。
美味しいけどギトギト系で食べ終えた後、胃がもたれるパターンとあっさりしていて、それでいて美味しく胃がもたれないパターンの二種類あります。
今回のとん助のひれかつ定食は胃がもたれないことや、味噌の上品さは格別です。
またひれかつの恐ろしいくらい軟らかいあの食感は間違い無く癖になります。
僕は食べログに評価を入れませんが自分のフォルダーのお気に入りは食べログからも閲覧できますが星★★★★★の5つ星でお気に入りに入れました。
5つを付けるのは僕の中でパーフェクトなんです。
まず美味しいのも関係しますが女将さんや従業員の方も感じが大変良いです。
接客も当然関係しますし、特に女将さんとの会話は非常に面白く勉強になりました。
女将さんは70歳で創立を聞いたらなんと今年で50年でした。
亡くなられた旦那様が結婚する3年前か3年後に始められ改装し現在に至るそうです。
食べログでは記入できる部分は全て入力しましたが、女将さん曰く本当はタバコは控えてほしいと行ってました。
全てのテーブルには灰皿はありません。言われたら出す形式にしてるみたいですがチャキチャキの女将さんは食べログ修正を「禁煙にしといて！」と言われましたが修正すると僕のニックネームも残り、また事実とは違ってくることを伝えて「女将さん曰く、タバコは控えてほしいとのことです」の補足は入れました。
それにしても味噌かつでここまで美味いのなら名古屋進出した方がいい！と僕が言ったら女将さんは店舗が増えれば職人も変わり従業員も変わるから味が変わってしまうことを言ってました。
僕は味噌カツなら「とん助」と名古屋名物になっておかしくない味噌でしたから本当はこれを他県の方や愛知でまだ食べてない人は是非食べて欲しい味噌ひれかつです。
とにかく味噌が苦手な方は最初に一言言えばソースに変更できますが味噌が苦手な方はイメージが一転する味だと僕は思います。
いや真面目にンマイ！で、お会計の時に女将さんが僕が支払おうとしても受け取ってくれないんです。
僕は他にも個人的にお店を紹介していて、それを狙ってやってる訳では無いことを伝えても「大丈夫！大丈夫！美味しいって言ってくれると嬉しい」と言って結局僕は女将さんにご馳走になってしまいました。
いや本当に有り難うございます。
駐車場数える時も「適当でいいよ」という女将さんの台詞といい気前といいやはり社長オーラ出てますね。
上に立つ人はやはり尊敬されるものを持ってます。
初めてお会いして約1時間30分で全く以前から知ってる様な口調やしたたかさが全く一切感じられない人はそういません。
しかもお店を宣伝したい僕に対し女将さんは「妙興寺に行ったことないなら今すぐ行った方がいい」というその土地の歴史を学びなさいということを熱弁されました。
僕は器が小さく細かい性格なので女将さんの口調で過去の生き方が見えて来て、その気前の良さや口調に凄く尊敬の念があり真似することはできませんが、ああいう人間性になりたいと心底思いましたよ。
以前の矢口高雄先生に出てくる様な人柄と言いますか、一番大切なもの持ってると僕は思いました。
ここはオススメです。場所は1つ中に入った場所にありますが行く価値あります。
当然、再訪させて頂きます。あの味噌の上品さは堪りません。
あ、名刺頂いたのですが、やはり食べログの「とん助」を「和風みそ とんすけ」に修正依頼しときますね。
裏には地図が記載ですが最後の「和風みそ とん助」に食べログをリンクもしときます。
ご馳走様でした。
和風みそかつ とん助
愛知県一宮市神山1-12-6
0586-45-2645
あと僕のサブBLOG「SUPER BARBARIAN的な日常生活」も宜しくです。
（バナーをクリックでBLOGに飛びます）
以上。
ベリサンキュ。