あなたの人生の「主人公」は誰ですか?
私は、私のクライアント様をOwnLifeDesignEditor
(オウン・ライフ・デザイン・エディター)と名付けています。
Editor(エディター)とは、映画や本でいう編集者のこと。
物語の流れや、大切な部分を決めたり直したりする人、
ということですね。
なぜなら、人はみんな、自分の人生という物語において、
間違いなく主人公だからです。
環境や過去など、自分ではどうしようもないことがある中で、
与えられた「現実」に対してどのような物語の流れを
作っていくかを決めるのはあなたです。
だからこそ、主人公であり、編集者だと思っています。
でも、誰かの人生においては、それがどんなに大切な
家族の人生であっても、あなたは登場人物のひとりでしか
ありません。
逆に、世界中で大活躍する人だって、あなたの人生では
「情報の一部」と変わらないですよね?
結局は誰もが主人公で、誰もがモブキャラなんですよね。
そんな中、ゆらいではいけないのは、
「自分の人生においては自分が主人公である」という視点です。これを忘れると、人生は途端に苦しくなってしまいます。
「○○に認めてもらわなきゃ意味がない」
「○○できなきゃ価値はない」
そんな考え方はあなたの人生の決定権を、
あなた以外に渡していることと同じです。
「気持ちわるっ」で終わっていた、自己肯定感という言葉
実は私、自己肯定感アカデミーの認定講師の資格を
持っています。
自己肯定感に関する資格を発行できるということです。
ですが、学ぶ前は「自己肯定感って胡散臭い」と
思っていました。
でも最近、自分に自信がない人が増えていて、
「自己肯定感」を推すような歌やメッセージが
流行っていますよね?
「誰もが人生の主人公」
「かわいくてごめん」
「ビジュいいじゃん」
「全方向美少女」
などなど。
昔の私だったら
「どんだけ自分に自信あるんだよ。気持ちわるっ」
って終わってたと思います。
なぜ、その私の視点が変わったのかという
お話をさせてください。
もともと私が抱いていた「自己肯定感の高い人」のイメージは、「自分の力に自信を持っていて、なんでもできると
思っていて、へこたれない人」でした。
と同時に、人の価値観を踏みにじり、自分の意見が
正しいと主張する空気が見え隠れしていたんです。
でも、それは「正しい自己肯定感」の、
たった一部だったのです。
裸の王様になりかけた私と、「自我肯定感」の発見
「正しい自己肯定感」を知る前に、私が嫌な奴と思っていた
「自信満々な人」について、自分なりに整理しました。
その結果、彼らは「自我肯定感」が高い人だった、
という結論に辿り着きました。
自我肯定感とは、私が勝手に思いついた言葉なので辞書には載っていません。
自我肯定感とは「自分の内側の欲求や感情を、周りより優先できる感覚」のことです。
子供の頃の私は、まさにこの「自我肯定感」の塊でした。
HSP気質があるのでまわりの空気を読むことはできても、
本心からのふるまいなんてひとつもしていなかったように
思います。
相手が大人でも、どんな偉い人でも、「それ、間違ってるでしょ」と心の中でバカにしていることすらあったのです。
でも、それだけでは幸せになれない。
いきつく先は、誰も本音を言ってくれない、
そして自分も本音を言えない、
「裸の王様」になってしまうからです。
でも、小さな私にはそんなこと、
まったく理解できませんでした。
人生が変わった瞬間:「自分に関わる人」を大切に
小学生になった頃から「あれ?なんかおかしい?」
と気づき始め、心身に支障が出るほど悩みました。
高校生になってバイトで収入が得られるようになってからは、
その違和感を親のせいにして一人暮らしを始めましたが、
すぐに気づきました。
環境を変えたところで、
自分自身が変わらなきゃ何も変わらない。
そして、「自分が幸せになること最優先」という発想を捨て、
「自分に関わる人だけでも、お互いの価値観を尊重したい」と
思うようになったことで、心の底から幸せを感じられるようになったのです。
この視点が加わったことで、私自身の働き方の上でも、
人との関わり方の上でも、心の余白を持つことの大切さに
気づきました。
子供の頃は環境の負荷が大きすぎて、自分を守るためには
自我肯定感を強く持つしかなかったんだなと感じています。
だからこそ、発達障害の子どもたちを授かっても
前向きに生きることができ、育児方針で離婚した
パートナーや義実家とも、今はよい距離感で家族として
関われています。
よく「過去の辛い経験はギフト」と言いますが
そんなきれいなものじゃないと思ってます。
結果的に「過去はギフト」になっただけで、
自分で気づいて動いたからこそ
「ギフトにできた」と思ってます。
大地と芽。「自己肯定感」と「自我肯定感」の違い
自己肯定感アカデミーが広めようとしている
「正しい自己肯定感」の在り方を知ったことで、
私の中のもやもやが解消されました。
言葉は似ていますが、実はこの2つは
“心のどこを見ているか”が少し違います。
自己肯定感(セルフ・エスティーム)
「自分の価値を肯定できる感覚」のことです。
たとえるなら、大地そのもの。
「ここにいていい」「存在していい」という揺るがない根っこ。
【特徴】
できる・できないといった成果には左右されにくく、
「私は私でいい」という静かな土台です。
自我肯定感(エゴ・エスティーム)
「自分の内側の欲求・感情・選択を肯定できる感覚」
のことです。
たとえるなら、その大地に立つ自分の方向性。
「私はこう生きたい」「これを選ぶ」という意志の芽。
【特徴】
他者の期待よりも、自分の感覚を優先できる、
自分の“軸”を持つことに近い力です。
まとめ: 自己肯定感だけをコントロールできても、結局自分の未来を創る指針は得られない。自我肯定感だけをコントロールできても、本当の幸せにたどり着くことはできない。
なぜ、この2つのバランスが大切なのか?
私自身が、周りの感覚に繊細すぎるHSPの気質を持ち、
子どもの発達障害と向き合ってきたからこそ、
このふたつのバランスが大切だと強く感じています。
「まわりの感覚に敏感すぎる人(HSP)」と
「自分の感覚に敏感すぎる人(発達障害など)」。
どちらも個性ですが、どちらもバランスが崩れると
生きづらくなります。
HSPも発達障害も「生きづらさ」と表現されることが
多いですが、わたしの関わってきた人たちは
「生きづらさ」を乗り越えて個性豊かに生きている
人ばかりです。
その個性のありようがステキな輝きを放っていると
感じたからこそ、ラナンキュラス百貨店を立ち上げましたし、
人生デザインコンシェルジュとしての活動の
後押しになっています。
私が文章を書くときに大切にしている
「物語性・読者心理・余白」も、
この2つの感覚を丁寧に扱おうとしているからです。
-
自己肯定感があれば、「書けるかどうか」よりも「書く自分を受け止める」ことができる。
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自我肯定感があれば、「私はこの語り口でいく」「この世界観を選ぶ」という創作者としての軸が揺れにくくなる。
このバランスこそが、あなたが人生の主人公(OwnLifeDesignEditor)として、
疲れずに長く幸せに生きるための鍵なんですよ♡
「自分らしい生き方」と「複業を続けること」は、
どちらも心の土台と軸のバランスにかかっています。
頭では分かっていても、忙しい毎日の中でその
バランスを取るのは難しいものです。
◆複業コンシェルジュとしてのサポート◆
両立バランスで思い悩むあなたのためにも、
私は単なるノウハウだけでなく、
以下のようなサポートを提供しています。
・継続しやすい仕組み作り
複業コンシェルジュとして、忙しい
あなたでも無理なく続けられるよう、
両立しやすい作業パターンに整えるサポート。
・メンタルサポート
会社員としての評価や、家族とのバランスで
悩むあなたのために、メンタルトレーナーとして
心のバランスを保つサポートを提供しています。
個別のお問合せやご質問は、
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