「複業の作業を少しでも楽にしたい!」
「AIの使い方を学んで、新しい
仕事につなげたい!」
最近、そう思ってAIツールを使い始めた
人が増えていますよね。
YouTubeやSNSで手軽に学べるように
なった分、やり方は分かっても、
セキュリティ面がおろそかになりがち
なのが現実です。
実は、私も画像作成などでAIを使って
いますが、専門家ではないからこそ、
常に「大丈夫かな?」と注意しながら
使っています。
AIはあなたの心強いパートナーになりますが、
正しい使い方を知らないと、思わぬ
トラブルに巻き込まれることもあります。
今回は、私が特に気をつけている、
AIを使う上で絶対に知っておいてほしい
3つのセキュリティ対策をお伝えしますね。
1. 入力する情報、本当に大丈夫?
AIは、あなたが入力した内容(プロンプト)を
学習して賢くなります。
ここに、個人情報や他社の機密情報が
入っていると大変です。
【NG例】
-
顧客の名前や住所、電話番号
-
開発中の商品名や企画書の内容
-
契約書や会社のパスワード
【リスク】
入力した情報が、AIの学習データとして
使われたり、知らない間に他の人の回答に
表示されてしまう可能性があります。
実際に、企業が開発中のソースコードを
AIに入力したことで、情報が外部に
流出したケースも報告されています。
【対策】
絶対に機密情報や個人情報を入力しないこと!
「これ、誰かに見られても大丈夫かな?」と、
一度立ち止まって考える習慣をつけましょう。
大手企業の機密情報流出
韓国の大手企業(SamsungやLG)で、
社員がChatGPTに開発中のソースコードや
社内情報を入力した結果、その情報が
外部に流出したと報じられています。
企業はAIツールの利用を厳しく制限する
措置を取りました。
アカウント情報の不正売買
セキュリティ企業が、ダークウェブ上で
10万件以上のChatGPTアカウント情報が
売買されているのを発見しました。
その中には、日本からのものも
含まれていたとされています。
これらの事例は、AIの利用が私たちの
日常生活やビジネスに浸透する一方で、
まだセキュリティ面で課題が残っている
ことを示しています。
2. AIとの会話は、誰かに見られています
AIとのやり取りは、サービス内に
記録として残ります。
これは、あなたの成長を促すための
重要なデータですが、同時に
セキュリティリスクもはらんでいます!
システムの不具合や外部からの
攻撃によって、あなたのチャット履歴が
流出する可能性はゼロではありません。
AIとの会話は、人との会話と同じように、
プライバシーに配慮することが大切です。
特に、他人の悩みや相談内容を
AIに打ち込む際は、個人が特定できないよう
配慮しましょう。
ユーザーのチャット履歴流出
ChatGPTの運営元であるOpenAI社が、
バグにより一部ユーザーのチャット履歴が
他のユーザーに誤って表示される不具合が
発生したことを公表しています。
3. AIの回答、鵜呑みにしていませんか?
AIは、インターネット上の膨大な情報を
参考に回答を生成します。
その中には、誤った情報や古い情報も
含まれている可能性があります。
たとえば、AIに「〇〇という法律について
教えて」と聞いても、最新の法改正が
反映されていないケースもあります。
【対策】
AIが出した回答をそのまま使わず、
必ず別の信頼できる情報源でも確認する
習慣をつけましょう。
特に、専門的な情報や、お金に関わること、
人へのアドバイスに使う場合は、
自分の目で確かめることが大切です。
自分の頭で考えることが大切
AIを安全に利用するためには、提供元が
公表している情報や、専門家の意見も
参考にしながら、常に最新の
セキュリティ対策に気を配ることが大切です。
私もまだまだAIとの付き合い方を
学びながら、日々使用しています。
便利なツールだからこそ、リスクにも
しっかり目を配って、一緒に複業を
楽しんでいきましょう!