メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話です。
長編「マジカルストーム」の番外編的なお話になります。
ご興味のある方はこちらからどうぞ ⇒ 「マジカルストーム 1」
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~智語り
今日は櫻井さんとデート。
デートって言っていいのかどうかわからないけど、
二人で外食するのって初めてだからちょっとドキドキしちゃう。
櫻井さんってイケメンさんだしすごくカッコイイんだもの。
それに一緒にいるとなんか落ち着くというか、
温かい物に包まれているような安心感があるんだよね。
あれ以来変な事は言わないし、宗教だなんて
やっぱり僕の思い過ごしだったのかも。
このままずっと仲良くできたらいいな。
♪~
うんっ、いい調子。
ターンも綺麗に決まって決めのポーズ。
「智!」
「えっ?」
なんかやっちゃった?
「ターンは一回だぞ。」
「あっ、そうだった。すみません。」
気分良くて二回転しちゃった(笑)。
また豪太が睨んでるけど、気にしない気にしない。
「よし、今日はここまで。」
ふ~・・終わった~。
時計を見ると6時10分。
今日は少し早めに終わったから、シャワー浴びようかな。
櫻井さんってよく、僕がいい匂いがするって言うんだよね。
自分じゃよくわかんないけど、そんな風に言ってくれるのに
汗臭いまま会うのはちょっと気が引ける。
6時半くらいに迎えに来るって言ってたから、ちょうどいいかも。
ブー・・ブー・・
シャワーを浴びて髪を乾かしていたら携帯が鳴った。
櫻井さんかな。
「もしもし?」
「あ、智か?」
「あれ? 大将? どうしたの?」
「悪い。今日ってちょっとだけでも出てこられないかな。」
「えっ?」
「実は守が風邪ひいたらしくて急に休みになったんだよ。」
「えぇ~っ!」
守さんは大学生で僕と同じバイト仲間だ。
今日は僕がお休みするからフルで入ってくれる予定だった。
「ほんと悪いんだけど、遅番の子が出てくるまで
1時間だけでも入ってくれないかな。」
「ん~。」
大将には普段すごく世話になってるし、大変な時は役に立ちたい。
櫻井さんならきっとわかってくれるよね。
「わかった。今から行くね。」
「そうか。助かるよ。」
すぐに櫻井さんに電話したけど全然出ない。
まだお仕事中かな。
だったら櫻井さんも遅くなるかもしれないから、
お店に迎えに来てもらえばちょうどいいかも。
とりあえず留守電に伝言を残す。
急いで着替えて出ようとしたところで
「おっ、智。 慌ててどうした?」
滝田さんに呼び止められた。
「今日はバイト休むはずだったんだけど
急に頼まれちゃって行くことになったの。」
「そうか。 俺も今出るところだから乗せてってやろうか?」
「ほんと? 助か・あっ!」
『バイクには絶対乗るなよ。』 櫻井さん、そう言ってたけど・・・。
「ん? どうした?」
「バイクは危ないから乗るなって言われてるんだ。」
「ははっ、大丈夫。俺は常に安全運転だからな。
それにあいつら・・・。」
滝田さんが声をひそめて顎をしゃくる先には、
豪太の取り巻きの一人が壁にもたれて携帯をいじっている。
「また待ち伏せしてるかもしれないぞ。」
櫻井さんのアドバイスで滝田さんにはこの前の事を話しておいた。
劇団内で事故に見せかけてなんて事があると大変だからって。
確かにまたあんなことがあると困るし、急いでるし・・・。
「じゃあ乗せてもらおうかな。」
≪to be continued≫
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「新空港占拠」、もう叫んでもいい?
武蔵と青鬼の面会シーンが~。
写真を見せる武蔵の手にアクリル越しに手を重ねるって。(*´艸`*)
もう愛が始まってるよね(笑)。
そしてまさかの展開。
中居くんとニノさんのコンビMC、息ぴったりでしたね。ゲストのノリもいいからすごく面白かった。
大河があるから3月までとか噂されてるけど、
ずっとやったほしいな。