退院後の子どもたちとの生活について書いてみようと思います。
退院後子どもたちに思い出を作ってあげようとずっと思っていました。
入院中寂しい思いをさせていました。
退院して2クール目の抗がん剤治療が終わったとき、急にどこかに行きたいと思いたち、家族で東京ディズニーランドに行くことにました。
私も現実から逃げたかった・・・私も精神的にいっぱいいっぱいで、気分転換が必要でした。
東京ディズニーランドは、本当は私の家からは日帰りで行ける距離なのですが、その時はディズニーランド近くのホテルに泊まることにしました。
子どもたちもすごく喜んでくれて、私もとても楽しかったのを覚えています。
つかの間でしたが、現実を少し忘れることができました。
また別の日には、劇団四季の「ライオンキング」を見に行きました。
こちらも楽しかった・・・。
他にもいろいろ行きたかったのですが、出かけるとどうしてもお金がかかってしまいます。
ただでさえ、治療でお金がかかるのに、そう頻繁には、出かけてばかりいられませんでした。
あまり、外に出たくない気分の時も多かったので、そういう時は家で子どもたちと一緒に遊んだり、
一緒に何かを作ったりしました。
どうしても必要な近所の買い物には、子どもたちと一緒に行ったりしていました。
子どもたちとは、よく話すように努力しました。 学校であったことをきいたり、話したりして、子どもたちの心のケアをするよう努めました。
いじめられていないか、心が不安定になっていないか、チェックをしていました。
また、家の中では、子どもたちを安心させるために、よくハグをしました。
下の子は、まだ7歳だったので、ハグを喜んでくれましたが、上の子は10歳の男の子だったのでハグを嫌がりました・・・。 でも、めげずに「○○ちゃん 大好き~」などと言いながらハグしてました。
と、ここまでは、比較的いいお母さん・・・。
いつも、出来るだけいいお母さんでいようと努力はしていました。
とはいえ、自分自身も精神的に不安定な時もあり、いつもいつもいいお母さんではいられませんでした。
時々、ちょっとしたことで、頭に来て必要以上に怒ったり、自分の調子が悪いと、機嫌が悪くなったりしました。 私はこんなに頑張っているのに、子どもたちはなにもしてくれないと・・・逆恨みしたり、 ぐちったり・・・。 かっとなって、手をだしたこともありました。
でも、手を出した後は、私は虐待をしていると自己嫌悪になり、自分は最低だと思いました。
私も親からたたかれて育って、それが嫌だったのに、同じことをしていました。
本当に、今思い返しても、いいお母さんではなかったなと思います。
当時の私の行動は、感情の起伏が激しくて、子どもたちを混乱させたかもしれません。
ハグをして、「大好き~」などと言うお母さんと、ちょっとしたことでどなり散らすお母さん・・・。
いいお母さんの部分と、ひどいお母さんの部分が混在していました。
いいお母さんの部分が多かったと信じたいですが、どうだったかは子どもに聞いてみないとわかりません。
でも、これが当時の私でした。
これが精いっぱいでした。