入院生活(3)  ~  病室の窓から  | がんと闘いながら子育てしている、お母さんたちへの応援ブログ

がんと闘いながら子育てしている、お母さんたちへの応援ブログ

「残念ながら進行がんです」と宣告されてから、十数年。
その時、私は39歳、子どもたちは9歳と6歳でした。
これまでの日々をブログに・・・

入院中、病室の窓からよく外を見ていました。



私の病室の窓から右を見ると小学校が見えました。

毎日、元気な子どもたちが見えました。

当時、私の子どもも小学生でしたので、元気な子どもたちを見るたび、私の子どもたちも元気に学校に行っているかなあ?と思っていました。。

窓から見える小学生のお母さんたちは,みんな健康なんだろうなと思うと、とてもうらやましかったのを覚えています。 お母さんが病気で入院していて、そばにいられない、そんな私の子どもたちは、なんてかわいそうなんだろうと、思いました・・・。




左を見ると、郵便局が見えました。

平日の昼間、することもなく、ぼんやりと外の景色を見ていると、忙しそうに郵便局に出入りするお母さんたちが見えました。 

私もこの間までは、普通に郵便局に行ったりする、普通のお母さんだったのになあと思うと本当につらかったです。


病院の窓から見えるお母さんたちは、私がなくしてしまった健康を持っていて、外で自由に暮らしているのに、私は病院の中・・・。

病院の外の世界と、病院の中の世界、大きな大きな壁を感じました。

私は病院の外の世界にいるはずの人間なのに、何で今、私はこんなところにいるのだろう、と思いました。




病院の中で、鬱鬱としていた当時の私には、外の世界がとても眩しく感じました。

病院の中で、私は心も病んでいたのでしょう。





普通に生活できるって、本当はすごいことなんですよね。

病気になると、それがよくわかります。

でも、「普通」に慣れてしまうと、「普通」では物足りなくなったりする・・・。

普通に生活できることのありがたさを忘れてしまうんですよね。


最近の私も、普通に生活できることのありがたさを忘れてしまっていたようです。

今日、このブログを書いていて、改めて、入院していた頃の気持ちを思い出しました。

病室の窓から外を見ながら、私も普通に暮らしたいなあと思った頃の気持ちを思い出しました。

これからは、もう少し普通に暮らせることに感謝しながら、生きていきたいと思います。