こんばんは。

 

ペーパージオラマ部が鉄道模型コンテストに参加してはや8年?だったでしょうか。

それまでは、「紙」でジオラマをほとんど作ろうとした学校はほとんどありませんでした。

ですが、ペーパージオラマ部が出てきてからは、

「普通の高校の鉄道好きじゃない子たちが、あのジオラマを作れるのならば、うちでも!」

と意気込んでいただき、追いつけ追い越せとやっていただいたと思うんです。
…だけど、どうしてもうまくいかない…
 
そうか!あの作家が教えているからだ!そしてあのすごい顧問ともう一人の指導者がすごいからじゃないのか!
という仮説を立てた人もいると思います。→あの高校であのコンビの指導じゃないとできない。という仮説
 
しかし…私と一緒に数回程度指導をさせていただいた人たちはわかっていると思うのですが、
顧問の先生と私では180度持ち味が違います。 もう一人の指導員さんも持ち味が違います。
各所得意分野が違うんですよねぇ~。
 
かといって、ここが大事なんですが、
この3人が集まらないとすごいものが作れないという事はありません!
私個人は、確かに指導したりアドバイスしたりするという人材は必要だとは思いますが、
指導者が大会に出ているわけではないし、ほとんどの子は高校で引退しますし、やるにしても趣味程度なのですから、
「作品の結果」よりも「作るプロセス」や「作ったものをアピールしたりする場の経験」など今後の社会経験に役立ててくれたらいいなぁ~と思っています。
 
そんなこと言わずに、コツとか教えてよぉ~という意見。
ごもっともです。なので、これは拍子抜けするとは思うんですが、
「紙を切るという、基本中の基本がいかに安定して継続できるか」です。
 
これは、かなり細い精度を切れる技術ではありません。 線のど真ん中を結構な長さだろうが、短い距離だろうが安定して切れることができるか?
たったこれだけのこと?
はい。そうです! そのむかーし。夏の大会の2週間くらい前に入部した女子がいたのですが、その子にちょっとアドバイスをして、3日目には即戦力としてメイン級の仕事をしてくれていたことがあるのですが、その子も紙をいかに真っ直ぐ切れるかという練習とコツを教えてあげただけでした。
 
Kメソッドのきっかけになった、成立学園OB君も、1年間きれいにカットする練習を積んでもらうアドバイス(これがKメソッド)をしたところ、劇的に上達しました。
 
なので、ペーパージオラマについては、私がアドバイスできる部分もあるのですが、紙をきれいに切るという事をいかに重要かという事を理解することができるかというのが重要なファクターになります。
 
したがって、私が足しげく通ったところで、上達するとは限りません(笑
かといって、1回あっただけで直接指導をしてなくても、すごい技術を持っている子も出てくると思います。
 
そして、基本ができているからこそ、それを基にした、「設計」や「アイデア」をアドバイス出来たりするのだと思います。
教え子の子たちはよく知っていますが、
「あの作家いつもグデーっとしてるし、外見てボケーっとしている」
これは結構本当のことです(笑 
それだけに、今教えている学校に知られるとヤバい気もするけど…(^^;
 
作品にほとんど干渉しないんです。 だって
「作った作品は俺の作品じゃないし、評価を受けるのも俺じゃないから」
これは結構部員にいう事多いです。
自分たちの作品をどうしたいのか、どう評価を受けたいのか?これを考えて取り組む。
この行為こそが、将来の仕事や夢へのアプローチの練習になると思っています。
 
そして、色々試行錯誤して取り組んでいる部員とその彼ら彼女らが作った作品をひっくるめて「ペーパージオラマ作家の作品」
と考えております。
 
話を戻して、ペーパージオラマでいいものを作りたいの近道は

 

 

これをやってみてください。たかだか…

と思っている皆さん。これができるからこそ、島津邸も作れるし、球磨川第一橋梁も作れるのです。

 

では!

 

まだまだお家で過ごすことが多いはず!
こんな時だから、ペーパージオラマやってみませんか?
みんなが手を止めているとき、ここがチャンス!
テレワークの合間に、お勉強の息抜きに、お子さんの知育養成・コンタクトするツールに!
日本屈指のテクニックをここでゲットしましょう!そして、
素敵なジオラマの世界をペーパーを使って楽しみませんか?

幼稚園から高校生まで、教育機関の皆さま、指導依頼お受けしております。
「一応」それなりの成果も出しているので、「一応」それなりの指導ができると思います(笑

ご興味のある高校や大学の鉄研や生徒さん。学校関係者さま、ご連絡おまちしております↓
http://fturn.web.fc2.com


 

こんばんは。

鉄道模型を趣味にしている人でも色々な嗜好がありますよね。

 

その中でも、私は「実在するところがそのままほしい!」というタイプ(笑

それがあまりに強かったもので、なんでもフルスクラッチせざるを得なくなり、その結果その材料を紙で作るようになったわけです。

私の好みはこれくらいにしておいて…

 

鉄道模型では、規格サイズを作り、その規格を持ち寄って繋ぎ、走行させて展示する「モジュールレイアウト」というものがあります。

モジュールレイアウト規格のほとんどが「複線」となっています。

ちなみに、高校生が出る「鉄道模型コンテスト」も複線となっています。

 

複線は2つの車両が走行するため、長くつなげた場合は車両走行を見る機会が多くなるので、利点は確かにあります。

しかし…私はこうも思うんです。

私のような実在モチーフ派としては「単線」を題材にする制限がかかると結構厳しい場合もありますよね。

 

昨年の鉄道模型コンテストで一部から違和感として言われていた作品ですが、これは一意見ですが、「アレはあれでいいんじゃないかな」と思うんです。

単線の路線を表現したい!という場合、あの方法しかないのは確かにその通りだと思うので。

*評価についてはコメントしません。いいとも悪いとも言わないことがいい事もあるので。

 

そして、あの作品を見たときにこうも思いました。

「あーペーパージオラマグランプリがもっと有名だったら、そっちに出してもらえば、もっとのびのびと作ってくれただろうに!」と

 

ペーパージオラマグランプリは毎年春に行われていた主に高校生以下と、乳幼児親子が参加対象となっていた鉄道模型、鉄道おもちゃのジオラマ大会です。

 

特に鉄道模型ジオラマは「単線が基本」となっています。

このように、元々あった資料から説明文の部分をカットしてしまっているのですが、「*走行用レールは単線」と書かれていますよね。

よく考えたら、日本の鉄道って結構な割合で単線区間が多いんですよね~。

肥薩線の球磨川第一橋梁のジオラマだって、単線が使える1畳だからできたこと。モジュール部門だとほぼ作れないわけですから。(サイズ感は別として)

そして、シングルサイズはA3サイズになっています。 高さも15cmまで使っていい。

これで表現の幅が広がります。

 

この規格、別の表現をしたい人の中には、「これはいいかも」と思う人もいるのではないでしょうか?

私は、ポピュラー規格にしたいという野望までは持っていませんが、これで作る人が増えたらいいなと思っています。

そして、この規格を使って、イベントなどに出たいなと思っています。

 

さて、ペーパージオラマグランプリ参加予定だったものの、新型コロナで参加できなかった皆さん。

あれから、だいぶ時間たちましたが、その後ジオラマ作っていますか??

ジオラマはすぐに作ることができませんよね?特にペーパージオラマグランプリの理念で考えると。

そして、自作精度はブランクに反比例しますよね~

 

例えば、私がどこかから「ペーパージオラマグランプリの規格であの会社さんがジオラマ展示会させてくれるらしいよ!1か月後に!」

みたいな話を万が一、いや十万が一来たら…

みなさん出せますか?すぐに。出せない人多数だと思うんです。

 

これは皆さん勘違いしていると思うんですが、大崎高校さんのようないい話って、

実は急にきて、返事を急に出さないといけなくて、期日が短い

という話が結構多いんですよ。

例えば、腕がある子たちや成績をその昔出していたとしても、今日現在用意出来たり、良い作品を出せる準備できたりするのか?という基準で私は判断することが多いので、「あれ?実はもしかして…ホントは…いい話に…乗れたかもしれない…のに…」

という事もあるのかもしれませんが、今後そういう判断をせざるを得ないことがあるのかもしれませんね…

 

というのも、私別にいつも何もせずボケーっとしているわけではありません(笑

こう見えて仕掛けられる場所を探しています。 だから、十万が一(1/100000)の確率ですが、もしそんな話があった場合は。

昔、競艇を教えてくれた人にこう言われたことがあります。「超大穴配当って、その目が売れていないと出ない。だから、どんな目でも可能性があるなら力の具合は別として、買わないと成立しない」

超大穴な私ですが、私の話に乗ると、1/100000の確率でいいことが起きるかもしれませんよ!!

 

良い事と言えば!

球磨川第一橋梁のジオラマがさらにいいつながりをもたらしてくれました!

 

 

 

人吉に行く前に、兵庫県に立ち寄り、県立舞子高校さんと、丹波篠山市の施設で展示し、募金活動にお役立ていただいたようです!

 

これだって、2年前、復興支援したいなぁ~と思ってた当時のペーパージオラマ部のみんなはこんなこと想像もしてなかったと思うんです(私もね)。ですが、これも1/100000くらいのいい機会をもらったのかもなぁ~って思っています。

 

現在、このジオラマは人吉市に到着しておりますので、ぜひ見てくださいね!

展示場所

 

それでは!

まだまだお家で過ごすことが多いはず!
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こんばんは。

 

夏の鉄道模型コンテストに参加する学校の部員の中で、「ごく一部」このブログを見てしまった人に向けたちょっとしたアドバイス!

今回は、「自分たちの実力を把握すること」についてです。

これは、鉄道模型コンテスト(ジオラマ)に限らず、運動部でも文化部でも大会で成績を残す場合には

「自分たちはどれくらいの実力があるのだろうか?」という事を理解することは必要です。

 

自分たちの部活でコンテストに参加するときに、
●どんなメンバーで構成されているのか?
●ジオラマを作る為の道具設備がどれくらいあるのか?
●メンバーの制作技術はどれくらいなのか?
 

これは最低限、確認する必要があると思います。

例えば、自作の都市部ジオラマを作るという事になれば、

★使う材料がプラ板か紙か?(プラ板ならば、それ相応の道具、紙の場合は紙の種類やナイフなど)

★予算はどれくらいあるのか?(大量に使えるのか? 少ない額しか使えないのか?)

という事がかくじつにわかっている必要があります。

 

そして、これが理解できている人が「設計担当」となることが理想になると思います。

ここでいう「設計担当」というのは、ジオラマ全体のデザインを担当する人を指しています。

 

設計というのは、実は酷な担当なんです…

というのも、設計はちょっとのミスをすると、制作に影響を大きく及ぼします。制作担当は、数字を1桁打ち間違えたというミスなだけで、作っても無駄なものを作ることになり、文句が出ます。

これ、みんなそんなことがないと言いますが、「必ず」もめます!

そして、これが結構な致命傷になるのですが、

制作担当の制作精度決定を見誤るという事があります。

作れないレベルのものを設計しても、それは無駄なのです。

 

ペーパージオラマでもそれで痛い目に遭った人たちが数知れず…

 

コンテストに参加される際は、これをチェックしておくだけでだいぶ無駄な時間や作業が減ると思いますので、考えてみてください!

では!

 

まだまだお家で過ごすことが多いはず!
こんな時だから、ペーパージオラマやってみませんか?
みんなが手を止めているとき、ここがチャンス!
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