「夢十夜」 「百年待っていて」に込められた「女」の気持ち | 古典も現代文も本当は面白いはずなのに

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Yahoo!知恵袋でのベストアンサー・自選回答集積ブログ(でしたが、最近は21世紀前半の日本の世相の記録とも考えています。個人情報保護のため一部改変あり。)

Q

夏目漱石の夢十夜の第一夜について教えて欲しいです。
「百年待っていてください。」には、「女」のどのような気持ちが込められているんですか?

 

A

そもそも女の気持ちなんてあるのですか
これは男(ほぼ作者)が見た夢です
その夢は男の心の(抑圧された無意識の欲求が歪曲された結果の)表現です
中々斬新な問いをなさるものです
私ならば、女にそういわれる男の女に対する思いがどのような思いであったのかを考えさせるところです(それは、自分に百年待つように要求してくるほどの、自分を一途に思う女がいてほしいと願うロマンチックな欲求)
女に気持ちがある、女の気持ちを想像し得るという発想がすごいと思いました(別に褒めている訳ではありません)