魚夫さんのイラストで再現された新高堂書店 | いろいろあるけど、やっぱり台湾

いろいろあるけど、やっぱり台湾

下町グルメ、南国フルーツ、親日家の人たち、
繁体字の中国語、連日の雨、中国との微妙な関係…

わかったようで、よくわからない。
だから、やっぱり台湾はおもしろい!



MRTの台北駅から地下街を西側に歩き、Zゾーンの突き当りまで行って左側の階段を上ると、重慶南路の書店街に着きます。

本好きにはとっては、今もわくわくする通りですが、日本の統治時代にも、台北を代表する本屋さん「新高堂書店」があったのだそうです。

今の東方大楼の位置にあったこの本屋さんを、魚夫さんが素敵なイラストと文章で再現してくれました。


(画像は独立評論@天下からお借りしました)


魚夫さんは台湾の著名な漫画家で、大学の先生や評論家といった様々な肩書きもお持ちです。3D動画を使った作品作りもお得意で、上の記事でも、今の街並みと古い写真にご自身のイラストを組み合わせた動画を公開されています。このイラストと動画を見るだけで、中国語がお分かりにならない方でも、きっと魚夫さんの世界を楽しんでいただけるのではないかと思います。


同じような手法で、日本統治時代の建物をいくつも再現し、当時の情景や風俗を今と対比しながら紹介したこのシリーズの記事は、文章もイラストも本当に素敵なのですbean*

「畫回來(絵で再現)」という言い回しも、書けそうで書けない中国語。補語の威力発揮というところでしょうか。



今は台南に移住し、台南情報もたくさん発信されています。
魚夫さんのFBファンページ

日本語の紹介文はこちらから。
「ジャーナリストの薦める台湾ブック#3」


魚夫さんのイラストには、モノクロ写真が本当によく似合います枝豆