筒森の廃トンネル | 道にあるちょっと古いもの

道にあるちょっと古いもの

トンネルや橋など、ちょっと古めの道路構造物を訪ねた記録

【名称】天社台隧道(「千葉の素堀隧道」様による)
【所在地】夷隅郡大多喜町筒森



2010年12月7日訪問

道にあるちょっと古いもの-筒森の古トンネル

国道465号と千葉県道81号(通称・清澄養老ライン)の重複区間の途上にポッカリと口を開けた廃トンネル。西側坑口。
昨年暮れに訪問し、記事に起こすまえにしばらく寝かせていたのだが、その間に名称が判明。というか、「ホントにトンネルだったんだ」と思った(^-^;

道にあるちょっと古いもの-筒森の古トンネル

そもそも訪問時はトンネルとして交通の用をなした事があったのかも確信がもてなかった。現在の路盤と高さが違うのはともかくとして、このほんの少し右を現道が何の困難もなくカーブで迂回しているからだ。道路を開削するために特に問題のある地形とも思えず、まったくこのトンネルの存在意義がわからない。
で、この文章を書こうと思って気がついた。いやぁ、これはホントにうっかりだよ。現道のカーブとこのトンネルの位置関係を一つのショットに治めておけば、このトンネルの無駄ぶりが簡単に説明できたのになぁ… この写真だけじゃ説明しきれないよね(^-^;

道にあるちょっと古いもの-筒森の古トンネル

中を通ってみようかとも思ったのだが、トンネルの中は竹だらけ。というか、明らかに人為的に収納、つまり倉庫として利用されている様子。それらは随分年季が入っている(踏んだらバキバキ割れてしまいそうな様子)ようだが、念のため中に入るのは遠慮しておいた。