ショッカー戦闘員としての生活 | K大生の育て方

K大生の育て方

気が付いたら息子がK都大学に入学していた(@_@;)
たぶん一番安上がりで合格した自信がある。
特別な何かをしてやった訳ではないけど、
子育てやその周辺について、旅の話などをつぶやいてます。

 

ショッカーは特殊能力を持つ怪人が均一な戦闘能力の戦闘員を多数率いて戦う。
特殊能力のある怪人は成果主義的な能力給と思われ、仮面ライダーのようにショッカーを離脱して独立したり、ネオショッカーやゲルショッカーにヘッドハンティングされる事もあるだろう?
戦闘員たちは衣食住の福利厚生を保証された終身雇用だと思われる。
家庭があるかどうか?は分からないけれど生活をショッカーに依存しているからこそ命を張ってショッカーに尽くせる。
もしこれが低賃金の非正規雇用や派遣戦闘員だったら命張るほどの働きはしないだろうし、定時になれば戦闘やめて帰るかもしれない?
  

よくサラリーマンを封建時代の侍に例えるけれど、藩士は家格に応じたベーシックインカムをもらっておりそれプラス役職手当として役職に応じた俸禄をもらっていた。

家を継がない二男三男も仕事していなくても捨扶持という俸禄をもらっており、武道や学問の才があれば藩の支援で江戸や京に留学させてもらえ、道場や学問所を開く道があった。

 

江戸城開城後に蔵が空っぽだったことから徳川埋蔵金伝説が生まれたわけだけど、多くの直参旗本を抱えていた徳川家は財政的にひっ迫していたと思われる。

明治維新後碌を失った彼ら直参旗本を支援したのが旧幕臣の勝海舟や山岡鉄舟であり、彼らの命を受けた清水の次郎長であり、静岡のお茶は彼らのおかげで特産品になり富士の裾野は開墾された。

 

今の世の中、成果主義だ!能力主義だ!というけれど、みんなが能力高いわけでもなく、みんながギラギラしているわけでもない。

普通の人が普通に生活できる仕組みを考えていきたい。