Je suis le père de Chip. -6ページ目

Je suis le père de Chip.

Chip Chihuahua,le chien de ma famille.
Nous l'aimons beaucoup.
Nous voulons vivre avec lui pour toujours.

今JR在来線に乗っている。新潟駅に停車中だ。発車予定時刻を5分過ぎても止まったまま。列車の運行情報をスマホで調べると◯がついて平常運転とある。

何をもって平常というかはいろいろと定義があるのだろうが、この程度の遅れはどうやらJRにとって平常ということらしい。

昨日、車両故障によってダイヤが大幅に乱れた。新聞によれば度重なる遅延で通勤時の遅刻が重なり会社から解雇された人もいるという。コトの真相はよくわからないが、いずれしても公共交通機関がダイヤ通りの運転をかたくなに守ることが使命であることを忘れてはならない。

今しがた発車した。
「この列車は7分程遅れて発車しました。大変ご迷惑おかけして申し訳ございません。」
この車内放送もう何度聞いたことだろう。こうした状況が一向に改善されていないところを見ると、現場に口先だけの対応をさせるだけで遅延対策、時間どおりの運行という使命を果たすための改善は何も行われていないことは明白だ。

一方で新幹線があまり遅れることがないことと比較すればどんな対策を講じれば良いかわかるはずだ。
安全を盾に遅れを頻繁なさせても何もしないJRは卑怯ですらある。愚鈍なんてもう通り越している。
東京駅での記念Suicaの失態も、JRの体質と関係しているのではないか。一言でいえば、世間を甘く見ているということである。国鉄の時代に逆戻りしているのだと思う。それでも、あの国鉄でさえも一分一秒に命をかけていた。

JRよ、命をかけろとまでは言わないが、もっと利用者の立場になってもいいのではないか?

安全確認や車両故障を理由とした列車の遅延は利用者にしてみればまったく理由になっていない。
新潟日報の記事にもあったが、日頃の点検をしっかりやっていれば済む話でもある。それでもダイヤどおりの運行ができないとなれば、設備やオペレーションに問題があるということになる。

国鉄から民間企業になって30年が経つが、公共交通機関であることに変わりない。イベント列車で儲けるのは勝手だが、新潟の交通事情を考慮した取組みが十分とは言えないと思うのだが、いかがなものだろう。



11月最後の休日、万代シティ界隈は穏やか。
いつもなら混み合っている付近の駐車場も車の数はまばらだ。
早足でチップと散歩していると
タートルにウィンドブレーカーの身は少し汗ばむ。
ウォーターシャトルのシーズンパスの有効期限も今日が最後。
チップとの水上バスの散歩は来年の春までしばしお休みとなる。


いつもの乗船場から万代を望み、水上バスを待つ。


初冬のこの時季に似つかわしくない強い日差しに
チップの目はショボショボ。
パパの脇でこうしていい子で待っている。


運航会社である信濃川ウォーターシャトルは2隻の水上バスを所有。
船名は「アナスタシア」と「ベアトリス」。いずれも女性の名前だ。
この2隻外観はよく似ているのだが、もう何十回と乗っているパパはエンジン音と乗り心地だけでどちらの船かを言い当てることができる。


今日乗船するのは最初に就航したお姉さんの「アナスタシア」。
いつものようにクルーに「お疲れ様」と声をかけてデッキに乗り込む。


デッキが空いている時は、ここがチップの指定席。
でも、チップは景色を眺めるのが好きだ。
ほどなくパパに抱っこしてもらうことになる。


朱鷺メッセで下船し折り返しの水上バスを待つ間散歩。
対岸の新潟テレビ21では新館の建設中だ。


10分ほどで折り返しの水上バスが来る。
途中萬代橋の下を潜り、万代シティの乗船場で下船。


今シーズンもお世話になったクルー達に「また来年もよろしく」と挨拶を交わしてアナスタシアを見送る。
今年最後のクルーズということもあり、いつもよりも丁寧に見送った。
遠くで最年長のクルーがこちらに向かって手を振る。
パパもそれに応え、来春までのしばしの別れを惜しみつつ手を振った。


信濃川ウォーターシャトルには「シャトル便」と「周遊便」の2種類の運航がある。
シャトル便はみなとぴあとふるさと村の間にある乗船場に停船しながら時間運航する。
周遊便は朱鷺メッセを起点に信濃川を遊覧して再び朱鷺メッセに戻る。


シャトル便を運航している期間フリーで使えるのがシーズンパスだ。
パパはこのシーズンパスを使って専らシャトル便に乗っている。
もう3年間もシーズンパスを買って何回水上バスに乗っただろうか。

これから寒い時季は周遊便だけの運航になるのだが、ペットは暖房のきいた客室に入ることができない。
チップだけを寒風吹きすさぶデッキに残してパパだけ客室に乗るというのもねえ。

そんなことで、チップとの水上バス乗船は来年の春までお休みとなる。
チップがいて、水上バスのクルーたちがいてくれるからこそ、
懲りもせずパパはウォーターシャトルに乗り続けているのである。




任期満了に伴い、26日新潟市長選が告示された。
新潟市は政令指定都市であるが、争点のひとつがBRT(バス高速輸送システム)計画なのだそうだ。
何とも平和というか馬鹿馬鹿しいというか、もっと議論すべきことがあるはずなのだが、この程度のレベルの選挙しかできない首長選挙でいいのかという思いは多くの市民が持っていることだと思う。

地方議会とそれを構成する志も低くレベルの低い議員たちのスキャンダルは枚挙にいとまがない。新潟市議会の議事録なんて、専門用語をちょっと横に置いておけばパパが中学校の頃の学級会と大差ない。わかりやすい政治といえばわかりやすいのだが、要は中身が何にも無いのである。

パパが今の市政をひとことで言うなら「文化かぶれもいい加減にしろ!」である。
「坂口安吾賞」「ラフォルジュルネ」「土と水の芸術祭」などはすべて現市長が始めたことである。
この3つの事業だけでも相当の予算を突っ込んでいる。

「坂口安吾賞」なんぞ、既に社会的評価の定まっている有名人に対して賞金100万円をくれてやっているヘンテコな賞だ。事務局や審査員、広告費などの経費を考えれば一回で数千万円単位の事業になる。
ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日々」なんていうが、この事業に関しては熱狂ではなく頭冷やせだ。
「土と水の芸術祭」は開いた口が塞がらない。
信濃川の川岸に大量の透明の下敷きが風に吹かれてクルクル回っていたり、小針浜では風力発電でLEDがパカパカ光っていた。それを芸術というなら、パパはそんなものいらないと言うつもりだ。

話を元に戻す。
芸術かぶれの現役がろくでもないことに血税を突っ込んできたものだから、この市長選、相当にレベルの低い争点となっている。バス高速輸送システムなどと面倒くさいことを言ってはいるが、あんなものシステムでも何でもない。連節バスを走らせるかどうかの話でしかない。
他にも色々と言いたいことがあるが、それは別の場所でいうことにしよう。

これまでの現役の在任期間に、いったいどれだけのムダ金が使われてきたのだろう?
問題はカネだけの話ではない。余計なことに首を突っ込んでいる間に市政の停滞があったことは否めない。これを取り戻すために、いったいどれだけの時間とカネを必要とするのだろうと考えると恐ろしくなる。

ホント、いい加減にしろなんだよなぁ。この選挙は・・・。


image

チップとマリンピアあたりを散歩した。
海岸沿いの大きな駐車場に車を止めてしばしチップと歩く。

{4E315A5A-A2D5-40DB-86FD-8CD31A6AC988:01}
マリンピアの向い側に立ち並ぶ5機の風力発電機。

{ECDCC26F-3D44-4131-96BC-3F75199E7C48:01}
海辺に立地するこの場所は確かに風が吹いて風力発電に適しているのだろうが、子供の頃からこの場所を知るパパとしては景観上無い方がいいとしか思えない。

再生可能エネルギーといえば何でもOKの風潮にはいささかうんざりというのは何もこのパパだけではあるまい。

脱原発は国民的な課題である。
だが、これを短期的なものと捉え拙速に廃炉を訴えることは一部の偏った政治勢力に結果として加担してしまうことにはならないか?

メガソーラーなどの固定価格買い取りなどといえば聞こえは良いが、実は売電事業に群がるヤマ師のような業者が少なくないのも現実なのである。
確かに、太陽光発電における固定価格買い取りは再生可能エネルギーによる発電を増やすためのインセンティブにはなる。だが、過ぎたるは及ばざるが如しだ。こうした発電業者が儲けることで、我々消費者はわざわざ高い電気料金を払わされることになる。
あのヤマ師たちは都合が悪くなれば、すべてを放ったらかしにしていなくなる連中である。彼らにとっては使い捨ての設備でしかないのかも知れない。何年か後、稼働していない風車やソーラーパネルが放置されたままなんてことがあるかも知れないし、そんなことを許してはならない。それで儲けたのなら後始末もしっかりやらせなければならない。だが、そんなことがあのヤマ師たちにできるだろうか?
電力買い取りのための接続回答保留などといった昨今の電力会社の動きは、こうしたことも原因となっているのではないか。

マジメな売電事業をやっている業者もあるが、残念ながらそうではない業者も結構いるというのがパパの印象である。いや、誰がマジメで誰がフマジメなのかさえわからないと言った方がいいのかも。電力事業の自由化は長期的に見れば必要なことなのかも知れないが、事業展開をするに相応しい事業者かどうかは厳しい目で選別しなければならない。
脱原発に端を発した再生可能エネルギーの活用と売電事業。キレイごとだけではないのが現実のようである。こうしたところにもクリーンなエネルギーであって欲しい。

{514C8887-FE32-4D69-86D3-0702F45C89AB:01}


今年、グランパは朝顔を育てた。
実家のあちらこちらに紫色の大きな花をつけた朝顔たちは、彼岸の中日を迎えた今でも咲いている。
{E744EE7B-A465-410F-A0E6-2232C1DE431F:01}

最盛期を過ぎて咲く朝顔はどこか物悲しい。「僕たちの季節も終わり」と別れを告げているようにも思える。
{42048581-A865-4FF6-9D6E-B64535A186DC:01}

来年、グランパがこの朝顔の種を植えることはない。彼岸を直前に控えたある秋の日、グランパは逝った。


パパの実家には家庭菜園がある。
グランマとグランパが手塩にかけた野菜たちが見事なまでに育ち、毎年我が家の食卓を賑わしてくれている。

キュウリ、トマト、ナスなど定番の夏野菜がこれでもかと言わんばかりに大量に採れる。
昨年からはゴーヤを作り始めたが、パパはこれには閉口している。さすがにママはニコニコ笑っていただきますなのだが、姑のグランマが善意で作ったものを無下に扱うわけにもいかないというのがどうやら本音のようだ。グランマはもう作らないと口を尖らせているが、実のところ周囲はホッとしているのだ。

{A8148961-D8D1-4EAE-940A-437A66457EEB:01}
今年はグランパが寄る年波に勝てず夏場入院という憂き目に遭っている。
付き添いや諸事繁忙の身であるグランマは菜園のことなど構ってはいられないようだ。
雑草が繁茂しているような光景だが、これはれっきとした唐辛子の木だ。

{90437DCC-CE3B-4652-AD8F-6B86182A885C:01}
青唐辛子は青南蛮とも言う。
はっきり言って我が家の青南蛮は脳みそのチカラがキレイさっぱり抜けるくらいに辛い。パパはこれを丸ごと一本焼いてたべるのだが、食卓でのたうちまわって食べているパパを眺めている家族は何を思っているだろう?

{935C0D42-373C-40CD-ACBC-B366EE4A9898:01}
やはり青南蛮の定番は南蛮味噌だろう。
職場におすそ分けしたものを賄いのおばさんが南蛮味噌にしてくれた。
辛いもの好きな連中からは大好評。懲りもせず翌週もおすそ分けした。

いよいよ8月も終わり。
青南蛮の季節も終盤を迎えた。
このまま収獲せずに置いといた南蛮は赤く色づいて赤唐辛子になる。
パパの激辛の夏はまた来年といったところ。



チップと散歩する時は準備万端ととのえて出かける。だが、飲み物が欲しくなったりした時は止むを得ずコンビニに寄る。
だが、ペットは入店不可。
パパは厚かましくも、入り口のドアのこちら側からレジ方向に向かって大きな声を出す。「綾鷹500ml1本ください!」とか「伊右衛門500ml1本ください!」と言えば、間違いなく店員さんたちは対応してくれる。

でもね、そんなことではなくて、愛犬を安心安全な場所に繋ぎ止めておくことさえできれば、パパは普通のお客さんでいることができるはずなのだが、それは贅沢か?

{87E65A44-2E9B-49BD-8D51-69862B5856B8:01}
そんなことを思っていた矢先、あるコンビニに行ってみた。
なんと、ワンコの居場所がしっかりと作られているではないか。
だが、程なく落胆。

{E6612C05-9C72-4D9C-AF75-3F3C96CD5975:01}
こんなに灰皿が近い場所でペットを安心して繋ぎ止めることはできない。

ペットごときに贅沢を言う方もどうかしているのだろうが、せっかくこういう配慮をしてくれるのであれば、せめてもう少し灰皿との距離を置くべきではないかと思った。

灰や火の粉がかかるような場所に、かわいい我が子を繋ぎ止めるわけにはいかない。

パパが行ったコンビニ、系列を問わずみんなそんな感じ。
これ以上は言わずもがなだよね!

{6DAE691D-C5B5-4134-9129-9B14907F702F:01}




新潟駅を背にして右方向に歩く。
駅前の喧騒が途切れたあたりに忽然と公園が現れる。
公園に入り敷地の奥まで行くと、そこにはプールがある。

{0C225BD3-027E-4989-8C95-4FEF2B858A87:01}
こんな立派な施設が新潟駅の近くにあるなんて驚いた。

{1F105624-9B26-465D-B2EF-407B778EEC33:01}
公園内の建物。プールの管理棟だ。

{8162C253-B9FE-45BC-AC83-35D9B576EC0E:01}
その名を「東公園児童プール」。
小学生以下限定で、未就学児は水着を着た大人の付き添いが必要だ。
何と料金は無料とのこと。

{E3D320DA-4947-40A9-B7E7-4FED3BC151EB:01}
無料だからこそ、細かいルールは守らなければならない。
ワケの分からぬモンスターのおかげで施設閉鎖なんてことにならぬよう楽しく利用したいものだ。今どき珍しい施設の存在に感心した。
こうした公共施設がいつまでも愛着を持って利用されるよう願っている。
多くの人たちの公共心のバロメーターともいえる東公園児童プール。私たちは試されているのだということを肝に銘じたい。



柾谷小路から東堀通りをひたすら下手に向かう。
道なりに進むと道路は大きく右手に曲がりやがて本町通りと交差する。
ここは本町13番町。新潟の下町(しもまち)の風情が残る場所である。


セブンイレブンで車を止めふと上を見上げると、こんな懐かしい銭湯の煙突が屹立している。長年この界隈を見下ろしてきたのだろう。煙突の「門の湯」という大きな文字の下は、補修の痕が痛々しい。


この銭湯の前を通り過ぎると、扉の脇には貼紙があった。
7月25日をもって営業を終了するとのこと。

またひとつ、下町情緒のある風景が消え去っていく。




日帰り人間ドックに行ってきた。
日帰りとはいうものの前日から強要される節制や質問票への記入など憂鬱なことばかり。前日午後8時以降検査が終わるまで口にするものは一切摂取するなの指示に始まる。

いよいよ当日、空腹と憂鬱さたっぷりで検診会場へ向かう。
検査や健康指導のメニューは盛りだくさん。会場側から出される昼食をはさんで終了予定時刻は早くても午後2時を過ぎるという。
聞けばそこそこのごちそうなのだそうだが、パパとしてはそんなところでの食事はどうにも辛気臭くも思えたので食事はカット、検査時間も必要最小限でとお願いして午前中で切り上げて職場に戻った。

それにしても、人間ドックのメニューには拷問のようなものばかりで閉口してしまう。まぁ、こちらのやり方が悪いと言われてしまえばそれまでだが、とにかくNGの連続で同じ検査を何回もやらされることばかりだった。

【胃部X線検査】
ご存知拷問の代表格。発泡剤を少量の水で胃に流し込んでからバリウムを飲んで機械の上でのた打ち回るアレだ。今日は発泡剤もバリウムもすんなりと胃に収まってくれたと我ながら満足していたのだが、検査を始めて間もなく「発泡剤が足りないようですね。もう一度飲んでください」との声に落胆。込み上げてくるものを我慢しつつ、いつものようにのた打ち回った。

【血圧測定】
パパは血圧が少し高め。だが、最初測った時はこれまでの最高記録を更新してしまった。後でもう一度検査すると言われ他の検査を先に終らせてから再度計測したところ、上の値が下がったからまずまずとしたものの下がさっきよりも上昇。さらに何回か測ってみたが、上は下がる下は上がるの珍現象が続いて、何とか正常値に近いところでやめてもらった。はっきり言ってどの値が正しいのかどうかもよくわからない。

【眼圧検査】
眼を見開いたところに風を吹きつける変な検査。あの不意打ちを食らわすようなやり方はどうにもなじめない。右眼の検査が失敗。不意打ちもう一回となった。

【眼底検査】
眼を見開いたところに眼の奥をフラッシュ撮影するというもの。強烈な閃光を浴びせられるとさすがにびっくりする。片目を瞬きをしたため失敗。閃光もう一回。

【肺活量】
「ゆっくり吸って、吸って、吸って、はい吐いて」の声とともに目を血走らせてやる検査。機械のエラーでもう一回やったらむせ返った。

検査慣れしていないパパにとってはまさに拷問の連続であった。眼底や眼圧なんぞ終始ビクビクさせられていた。すべての検査が終わり会場を後にする時の心持の何と晴々としたことか。
とはいえ、不摂生の限りを尽くしながらも、これまで大病もなくやってこれたのはパパを生んでくれたグランパとグランマのおかげ。心の中で感謝しつつ親から受け継いだありがたい命を少しでも長らえるよう摂生自愛していきたい。パパもそんなことを考える年齢になった。