そう、マイケル・ジャクソンが亡くなった日の翌日のことだ。
チップが生まれてあとひと月で5歳になる。
いつまでも一緒だよ。

チップが我が家の家族になったのは、生後2か月余り経った頃のこと。
あの頃はまだ小さくて、まだあどけない仔犬そのものだった。

こうして家族を和ませてくれた。

布切れをかじってはカメラ目線でパチり。

ドッグフードメーカー「デビフペット」のカレンダーに載せた画像。

チップ2歳の頃。まだあどけなさが残る。

成犬となって凛々しくなった現在のチップ。
今日は寒かった。おまけに新潟西港山の下埠頭の吹きさらしの場所で長蛇の列。パパは普通なら見学など止めて帰るところなのだが、最新鋭の200トン型ミサイル艇が3艇勢揃いということもあり、なんとか我慢して艇内の見学をしてきた。
海上自衛隊にはこれと同型のミサイル艇が6艇就役している。
佐世保、舞鶴、余市に各2艇ずつ。その中から、佐世保「しらたか」、舞鶴「うみたか」、余市「くまたか」と所属の異なる同型艇3艇が日本海に集結して合同訓練をしたとのこと。補給のため寄港した新潟で一般公開された。
パパが見学したのは「しらたか」。同型中最新の6番艇。
各艇の乗組員はもちろんのこと新潟地方協力本部など自衛官の皆さんはとても礼儀正しく、こちらが質問をすれば親切にいろいろと教えてくれた。
前甲板の62口径76ミリ単装速射砲(主砲)。
1分間に100発を発射でき射程も10㎞を越えるとのこと。砲塔の形状からステルス型ということが分かる。
チャフロケット発射機(画像手前の6連装の筒状のもの)。
電波を反射するアルミ箔片を詰めたロケットを発射するもので、空中に雲のようにアルミ箔が拡がり、そのチャフ雲に敵ミサイルを誘導させて欺瞞撹乱するもの。艦艇を敵のミサイル攻撃から守るために必要な装備だ。
この標示は笑えた。
「しらたか」の後部甲板から「うみたか」を望む。
このミサイル艇は全長50mに対して最大幅8m強とスマートな船体だ。
このミサイル艇最大の特徴であるウォータージェット推進装置。
ガスタービンエンジンを3基搭載しウォータージェットポンプを回転させ船底から海水を取り入れ、この噴射ノズルでジェット水流を噴射することで最大44ノット(時速約80㎞)の高速航行を可能にしている。噴射ノズルの向きを左右に変化させることで艇の進路を自由に変えることができる。
簡単に言うと、佐渡汽船のジェットフォイルのイメージだ。
これにともない、船底の形状はV字型で高速航行時の安定を確保しつつ、波の抵抗や衝撃に耐えられるよう船体も相当に頑丈に作られているとのこと。
高速航行時は乗組員全員がレカロ社製のシートに着座しシートベルトを装着するのだそうだ。
画像中央上部の3つある煙突の下部にガスタービンエンジンが3基ある。
その右側が艦対艦ミサイル発射筒。
全長5mあまりのミサイルは射程100㎞を超えるという。水平線の向こう側の標的には対潜哨戒機や他部隊の艦艇とのデータのやり取りが不可欠。陸海空の連携によって、本格的な侵略事態への迅速かつ確実な対応が可能となっているらしい。
今いろいろと世間は騒がしいが、そんな面倒な話は別として、こうした高性能艦艇が配備されていることで国の守りはしっかりと行われているとの実感。何よりも乗組員の皆さんの見学者への応対ぶりは清々しさすら感じさせるものであった。国を守るという崇高な使命と向き合っている皆さんの笑顔が何より印象的であった。
シビリアンコントロールなどと言ってはいるが血の気の多い文民であっては困る。彼ら乗組員の皆さんの笑顔を絶やさないためにも、机上の論理を軽々に振りかざすのでは無く慎重かつ本質的な議論を重ねていくことが国の守りのために必要なことではないかと痛感し見学を終えた。
新潟では桜も終わり、これからは県花チューリップに選手交代となる。
爽やかな風に誘われて少し身体を動かしただけで汗ばむ季節となった。
午後から西海岸公園へ出かけた。マリンピア周辺は車がひっきりなしに往来している。駐車場に車を止め、しばしチップとの散歩を楽しむ。
久々にジェラテリアポポロへチップと一緒に行ってみた。
自宅から10分とかからない海辺に近い場所にあるポポロ。
冬場でも営業はしているが、やはりここはこれからの季節にピッタリの店だ。
おや?入り口のあたりの様子が去年までと違う。
プチリフォームをして店内が少し広くなったようだ。
こうして入り口辺りでチップはいい子で待っている。
しぼりたて牛乳(一番手前から)やいちごミルクといった定番に始まり、季節の果物など10種類以上のラインナップはさすが専門店。
ジェラートバーなどの新しいラインナップもお目見え。
これまでの定番だけでなく、どんどん新しいことに挑戦して欲しい。
そうした工夫の積み重ねで新しい定番を世に送り出すことができるのだと思う。
今年初のポポロ。家族で美味しくいただいた。
昨日は南魚沼市へ行ってきた。
ぽかぽか陽気で車のハンドルを握る心持ちも至って軽やかだ。五日町からトミオカホワイト美術館や八海醸造へ向かう途中こんな景色が眼前に広がった。
新潟のソメイヨシノは葉桜を通り越して花見の頃の何やら浮ついた雰囲気から平静を取り戻している。花見はまた来年なんて思っていたところにこんな景色に出くわしたのだから、儲けものをしたような気分になるのは何もパパだけではあるまい。
雪深い八海山麓の桜は今が見頃。樹の下の路上には花びらの絨毯ができていたので時季としてはもう散り始めと言ったところか。
国道17号線四十日(「しとか」と読む)から魚野川方向へ向かっていたところ、カメラを持った人が何人かいたので慌てて車を止めてパパもスマホでパチり。
魚野川の土手に並ぶ桜並木。雄大な八海山を背景に堂々と花を咲かす様はここに咲く桜たちの特権なのである。