昨日は

いつもお世話になっている

 

特別支援教育の専門である大学教授

研修会へ参加してきました!!

テーマ

『特別支援教育の現状と課題』

 

主催者はNPO法人の方です

 

ダイヤオレンジ テーマ ダイヤオレンジ

  • 特別支援学校について
  • 特別支援学級について
  • 特別支援教育・現状と課題
  • ではどうしたらよいのか

 

    

特別支援学校について

 

《就学要件に合致する子どもが通う》

息子は就学前テストを受け

小学校 特別支援学級という判定でした

 

《障害別で学校も異なりそれに準ずる教育》

個々の能力に応じた自立と社会活動

知的障害は「遊び」「生活」「仕事」を

教わることもあるそうです

 

《1クラス複数担任制》

1クラス6〜8名(教員3名)の複数担任制

児童数の半数が本務教員

だということに驚きでした

 

《知的障害特別支援学校への希望者増加》

就学希望者が増え教室が足りないそうです

学校の増設も行われているとのこと

 

現在、息子さんを小学校 特別支援学級へ
通わせている知人も
適切な特別支援教育が提供されず
教員から理不尽な指導されるくらいなら

中学校からは

専門性があり手厚い特別支援学校へ

通わせると言っていました

 

それにXの投稿でも

軽度の障害のお子さんが

特別支援学校を選択し

障害の重いお子さんが

小学校の支援学級を選択したり

普通学級へ通わせる傾向があると

目にします

 

選択の自由

インクルーシブ教育や共生社会と

言われながら知的障害者は肩身が狭く

未だ世の中から排除される存在にも感じます

選択肢があるようで無い

それが現実です

 

日体大が北海道へ支援学校を設立

その理由が

『パラリンピック選手の育成のため』

と聞き「なるほど」と思いました

パラリンピック…

知的障害者が活躍できることって

あるのでしょうか

障害者の中でも除外されがちな

知的障害なんですよね

 

私も息子が就学する前に見学と体験入学をしました。
 
1クラス児童6名で教員は3名程おり、手厚い印象でした。
息子が体験入学をした時の授業は音楽で、メインの先生が授業をし、他の先生方が音が苦手なお子さんや隅の方から動けないお子さんのサポーをしていました。その時静かなお子さんはサポートされません。息子もきちんと座り授業を受けていました。なので授業への参加が難しいお子さんに付ききっりになる傾向は否めません。手厚いようで手厚くないという変な感覚も受けたのです。
 
コーディネーターの先生から小学校 支援学級からの特別支援学校への転籍は簡単だが、特別支援学校からの小学校 支援学級への転籍は難しいという説明を聞き、判定通りの小学校へ就学することを決めました。

 

 

    

特別支援学級について

 

《小中学校に設置「してもよい」》

「設置すること」ではなく

「設置してもよい」程度という微妙な感じ

学校教育法第81条②

 

《特別支援学級を担当できる教員がいない》

全国に76000学級ある増加傾向の中

特別支援学級の担任も増加させなくては

いけないために教員不足の原因ともなっており

教員の質の問題にもつながっているらしい

それでもやっぱり

「子育て中」「普通学級が務まらない」教員が

担任になることは避けてほしい

 

《技能教科(体・音・図)は交流学級で学習》

息子の小学校では国語と算数以外が

交流学級の授業へ参加でした
それでも参加が難しいと判断されると
支援学級で皆で同じ工作
低学年も高学年も一緒です

それに技能教科が同じ日に

交流学級と支援学級で重なることも…

体育が1日2時間ある日は辛そうでした

 

《教育委員会・管理職の知識不足》

これはとても重要だと感じます!

特別支援学級が軽視され

おざなりな扱いを受ける原因にもなり

子ども達がかわいそうです

教育委員会の指導主事は

特別支援教育 一種免許を

保持した人に担当してもらいたい

 

特に息子のように教員からの

不適切な指導があった場合

児童ではなく教員を守られることを

痛感しました

 

特別支援学校と同様、特別支援学級の見学・体験入学もしました。

 

1番重視していたのは特別支援学級に所属する子供達の様子でした。担任に対する態度やお友達との関係です。そして普通学級児童からの目線です。ひとつの小学校はその普通学級児童の目線がとても冷たかったので直ぐに選択肢から外しました。

そして決めた小学校のポイントは支援学級担任でした。児童達が個々に違う勉強し、それぞれの子の得意なところを教えてくれ、児童達もそれを聞きとても嬉しそうだったから。帰り際、児童達が折り紙をくれました。「またきてね」って。なんだか心がホッコリしたのです。

 

ただ気になったのがコーディネーターから言われた言葉でした。「特別支援学級は療育を提供する場ではありません!校長が変わると対応や雰囲気も変わります」その時は一体どういうことなのかよくわかりませんでしたが、入学してすぐにそれは理解できる出来事がありました。そして、このコーディネーターが現在の教育委員会の指導主事をしています。特別支援教育の知識が無いまま、それぞれの教員の経験だけ運営されている特別支援学級。その中の1人が指導主事になりその人の経験実績で指導していく。それは、本当の特別支援教育ではなく、その人のイズムが引き継がれていくだけ…子ども達は報われません。

 

障害者はこうやって差別されているんだなと感じました

 

 

    

ではどうしたらよいのか?

 

《地域の学校で適正な教育を受けるべき》

これは本当に思います!

特別支援学級を選べる地域制度の

無意味さを痛感したからです

見学し選んで入学しても

良いと思った教員が直ぐ異動に

なってしまったりすると

次の教員がやる気がなかったり

特別支援教育の知識がなかったりと

理不尽なことばかりで子どもが可哀想です

 

特別支援教育は教育の原点

 

ですが特別支援教育の一種免許を

取得している教員はとても貴重な存在

一種を保持している教員が

アドバイサーやコーディネーターになり

特別支援学級だけでなく学校全体

が変わっていってほしいと願います

 

《カメラの設置や外部の目を入れる》

監視というよりは安全面のためと

先生は仰っていました

 

でも…

教育からの不適切な指導を

息子が経験した親としては

伝えることが苦手な児童達が

虐待や不適切な指導を受けた時

証拠となる映像は重要です

 

 

特別支援教育に関わる

教職員に免許があるのご存知ですか?

 

私は一種二種の2つだと思っていましたが

 

専修一種二種 3つの段階があるようです

 

簡単に説明すると…

    

専修免許状

(大学院修士課程修了程度)

一種免許状

(大学卒程度)

二種免許状

(短大卒程度)

 

特別支援教育教諭になるには

『(教員)普通免許状』

『特別支援学校一種免許状』

を取得するのが一般的

 

ですが…

特別支援教育をやりたいと思ってくれ

一種免許を取得してくれている教員が

特別支援学級の担任になれない地域が

未だ存在しています

 

知人の一種を保持者の教員も

普通学級の担任です

 

他の方も希望しても担任になれない

という話をよく聞きます

 

教員免許と特支の免許を保持されているなんて

教員のスペシャリストでとても優秀な人材

 

私見ですが…

管理職はそんな優秀な人材を

特別支援学級の担任にするなんて

『勿体無い』

と考えているのではないでしょうか

現に

希望してなれなかった方の話を聞くと

「特別支援学級の担任に空きがない」

といういう理由だそうです

それは

普通学級が務まらないような教員を

特別支援学級の担任に

しているせいですよね

 

特別支援教育は専門性が必要

と言われているにも関わらず

特別支援学級を蔑ろにする管理職

に問題があると思います

 

教育委員会をはじめ管理職が

正当な人事を行うべきです

 

 

ちなみに…

二種免許は文科省が

体裁のために作り上げた免許で

特別支援教育の知識としては

不十分だそうです

 

 

途中 先生から 

特別支援学級を題材にした映画の

ダウン 紹介がありました ダウン

 

今回は

特別支援学校・学級についてが

メインでのお話でした

 

中学1年生の息子の将来を決める

一大イベントは高校受験です

 

特別支援学校は高等部もあります

もしかしたら

息子がお世話になるかもしれません

 

ただやはり…

知的障害は障害の中でもおざなりな扱い

とおバカのレッテルを勝手に貼られ

 

色々なチャレンジする機会を奪われています

 

日頃からの支援学級担任の言動や態度「どうせできない」「やってもムダ」

軽度知的障害の子達はそれにちゃんと気づいていますヨ!そして もちろん  傷ついてますショボーン心はきちんとあるのです

 

インクルーシブ教育・共生社会日本ではいつその日が来るのでしょうか

 

この日

息子は家でお留守番

ゲームざんまいゲーム

夕食は

ご希望の"はま寿司寿司"へ

 

 

やはり食べ盛り ラーメン 恐ろしい食欲 びっくり

平和な時間 流れ星

 

 

障害児の未来が明るい社会でありますように…