淡々と物語は進んでいきます。ゆったりとした時間の流れの中に何ら解決も進展もしないままに、ある地域だけが止まっている。
幾つかのテーマも散りばめられています。それぞれがみな浅く感じました。観た方でそれぞれ考えなさいという事なのか。
佐々木心音 頭と体の軽い子を演技をしない演技的に演じてます。
湯江健幸 一度はバブルでIT長者まで登り詰め、色と欲三昧からの500億を追う負債の転落。そのまま故郷に逃げ込む。なげやりな覚めた感じは良かった。
逃げた先が原発で揺れる南相馬。原発に関する事を鋭く切り込むかと思いきや、そうでもない。たまたま、そこが舞台となっただけって感じ。
塩谷瞬が出ている。意外と演技上手いなと思っていたら違いました。
エキストラ的に出ていたガソリンスタンドの親父。これが上杉隆。ストーリー的にはなんら影響してませんが、そこでいう彼のセリフが一番のテーマだったりして。
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