🌿クラシックの散歩道🌿#9
~ムツィオ・クレメンティ✨
ムツィオ・クレメンティ
(Muzio Filippo Vincenzo Francesco Saverio Clementi)
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~🎹ウラジミール・ホロヴィッツ
~「ピアノソナタヘ短調作品14の3」
クレメンティは約100曲のピアノソナタを残し、
特に1780年代にウィーンとロンドンで書かれた
ソナタは、交響的ソナタとして、
ベートーヴェンの、先例を成したのです🎵
~🎹ウラジミール・ホロヴィッツ
~「ピアノソナタ嬰ヘ短調作品26の2」
オーストリア皇帝ヨーゼフII世の前で、
モーツァルトと競演したことで有名ですが、
モーツァルトは、彼を酷評したそうです☝️
それが、余りにも執拗であった為に、
嫉妬からではないか、とも噂されました……
~🎹ピエトロ・スパダ
~Flute.ジャンニ・ビオコティーノ
~「ピアノとフルートのためのソナタイ長調」
(作品31)
~🎹ウラジミール・ホロヴィッツ
~「ピアノソナタト短調作品34の2」
しかし現代では、クレメンティはソナタよりも、
初期に初心者用に書かれた、簡単なソナチネの
方が、よく知られているのであります☝️
最も有名な作品は、初級の練習用教材である、
作品36の第1番から第6番までの全6曲であり、
ソナチネアルバムにも収録されています🎵
~🎹ガブリエル・トマセロ
~「6つのソナチネ」作品36(完全版)
クレメンティは他にも、4つの交響曲、
練習曲集《グラドゥス・アド・パルナッスム》、
小編成オーケストラ曲(作品18の1及び2)、
ピアノ三重奏曲などを残しています🎵
~🎹アレッサンドロ・マランゴーニ
~練習曲集「グラドゥス・アド・パルナッスム」
~第4集第100番(作品44)
クレメンティの作品は、多感様式から、
ロマン派初期にわたる諸様式を取り込んだ
陰影豊かで魅力的なものでしたが、
交響曲作家としては、大成しませんでした……
~クラウディオ・シモーネ指揮
/フィルハーモニア管弦楽団
~「交響曲第1番ハ長調 WoO.32」