らいおん「うおー、ライオンだぞー。お前を食べてしまうぞー」
ウサギ「ちょ、ちょっと待って。僕は、未だ大きくなりきってないよ。もっと大きくなってからの方が良いよ」
らいおん「嘘吐けー。これ以上は大きくならない筈だー。それに、俺は、腹が減ってるんだー。今、ガブッ、と、いきたいんだー、ガブッ、とー」
ウサギ「じゃあ、じゃあ、これを上げるよ。“キャットフード”っていうものなんだけど、人間が作ってるのを、僕が盗んできたんだ。結構、イケるよ」
らいおん「ほんとうかー? じゃあ、食べさせろー」

ポリポリポリ、ムシャムシャムシャ、ポリポリポリ、ムシャムシャムシャ、ポリポリポリ、ムシャムシャムシャ。

らいおん「うおー、美味いー」
ウサギ「良かった、、、、じゃあ、僕は、これで・・・」
らいおん「コノヤロー、もっと、よこせー」

ガブッ!





らいおんのキャラ設定には、何ら悪意の無い事をお断りしておきます。


埃っぽい車道を外れて、森の中へと向かう小径を歩いて行ったの。目的の民宿までは遠くなるけれど、直射日光を浴びるよりは、木漏れ日のレーザーを享ければ、あたしの顔に多過ぎる黒子だって、消えてしまいそうな、そんな効果が得られそうな気がしたものだから・・・。

楓が落葉前の紅葉を成していて、目を癒してくれている、、、でも、この種類は、樹液が甘くない・・・。日本にも、極上のメープルシロップが手に入れ易くなれば好いのに、って思う。

風が絶妙な感じに通り過ぎて、葉音が心地よく響いてくる。まるで、木々同士が話し合っているようだ。あたしも仲間に入りたいな、そう残念がりながら、本来の目的など失念してしまい、更なる奥の、わき道の方へ歩いて行くと、ぽっかりと開けた、二十畳程の空間へと出た。この場所の中央に、勇壮に一本のみ、あたしの三人分ぐらいの高さで、咲き満開の枝垂桜が立っていたのだ。

こんなの、自然には生まれないものだ。間違い無く、人の手が働いている筈、、、、でも、何て素敵な仕掛けなんでしょう? その意図が何で有れ、正体不明の誰かに、感謝せずにはいられない。

桜の花びらが舞い落ちる中を抜けて、あたしは歩を進め、樹の幹に寄り添った。傲慢かも知れないけど、自分だけの物のような気がして、愛着を感じつつ、何故か甘い香りが樹の肌に、キスした。

「おい、お嬢さん」

え? あたしの事? あたしに話し掛けてるの? まさか、この桜の樹が・・・?

「そう、あんただよ、お嬢さん」

まあ、桜の妖精が話し掛けてきてくれるなんて、、、、何て素晴らしい奇跡・・・! いいえ、こういう場合、何らかの使命が課せられるのに違いない。うん、悲劇な運命を知らされても、それに屈せず、屹度、過酷な務めだとて果せる筈、、、、覚悟は出来ています。さあ、仰って下さいまし。

「自分の顔を鏡で見てから、出直して来な」





以来、この女性、、、、妖精の類は信じなくなったんだそうな。でも、折角、妄想するなら、自分の都合良く、仕立て上げればいいのに・・・。生来のリアリストで、向いてなかったのかも知れない。

何て不自由な、人間の認識力・・・。

彼女が葬り去ったワンダーキャラに、心からのご冥福をお祈り致します。


何か、無性に叫びたくなる時って、有りますね。

さて、如何します?

「うおー」とか、「うわー」とかじゃ、芸が無いし、「ばかやろー」だと、誰が?って事になって、、、、該当者がいないと、今一、ピンと来ないです。かといって、「自分のばかやろー」じゃ、虚しい感じが否めません。

「お前の事が大好きだー」ですか? うーん、個人的な事情ですが、彼女と海がヤキモチを抱き兼ねないので、却下です。

実は、こういう場合の対処法は、何時も決まってるんです。すみません。でも、叫ぶ事は叫びます。


「王様の耳はロバの耳~」


これが、一番、しっくり来るんですよね。

ひょっとして、あの理髪師の生まれ変わりなのかも知れないです。なにせ、生来の脇役気質なもんで・・・。

まじめに言うと、秘密をぶっちゃける事で、気分をスッキリしたがってるんですかね。まあ、他人のそれか、自分のそれか、って問題にもなりますが、、、、やはり、自分のあれはあれなんで、他人のあれをあれする、という事で、ここは一つ、締めたいと思います。


「ミッキーの中身は、うわっ!」 バキッ! ドガッ! べコッ! ズガッ! グリグリグリグリグリグリグリグリッ! ガシッ! ゲシッ! グサッ! グキッ! パチン! ビタン! ビシッ! ガツン! ズガン! ズゴッ! ガキッ! ズキューン! ズダダダダダダダダーン! ゴンッ! グシッ! ガン! ギューン! ギッルルルルルルル! ピチャ! ガチャ! ドカーン! ガリガリガリガリガリガリガリガリ! ドーン! べチャ! バシャ! ゴォォォォォォォン! ベキッ! ヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソヒソ ゴキッ! 「・・・夢で・・・いっぱい・・・」