↓ ナショナルジオグラフィック公式日本語サイト より引用
このピンク色の生物は半索動物であるキボシムシの新種と見られるが、
このような生物が脊椎動物の祖先かもしれないと、
MAR-ECOプロジェクト調査チームのメンバーであるモンティ・プリエデ氏は言う。
今回の調査では新種と見られる3種類の原始的なぜん虫が捕獲された。
色はそれぞれピンク、紫、白と異なり、体の形状もすべて違う。
調査チームでは、これらのぜん虫をDNA分析にかけ、
本当に無脊椎動物から脊椎動物へと進化する過程の上のミッシングリンクに
あたる生物なのか調べる予定だ。
「今回の調査は、大西洋の深海に生息する生物に関する考え方に根本的な
変化をもたらすものだ。
大西洋沿岸近くに生息する生物ばかりを研究し、大西洋の中心部の海域にある
丘や谷に生息するおびただしい数の生物を無視しているわけにはいかない
ということだ」とプリエデ氏は述べた。
(引用ここまで)
ここで、「ん!?」と思われた方もいると思いますが、
ギボシムシとキボシムシについて、私も疑問に感じ調べたのですが、
どうも違いが判然としませんでした。 (´ヘ`;)ウーム…
主体がギボシムシなのは間違いなさそうですが、
目や綱のレベルでキボシムシの表記を見掛けるのです。
前項 の文脈と比較しても、同じ存在として扱われている様に見えます。
誤用でもなさそうですし・・・今後の宿題ですね。
前項 『深海のとっても変わった生きもの』 でも、脊索動物のご先祖様である
ゲイコツナメクジウオ が登場しますが、
ギボシムシは そこから更に遡ったご先祖様です。 (´∀`)
これで、深海生物の新種5連発は終了です m(_ _ )m