と言うワケで(謎)一太郎のアップグレードです。
基本的には、個人的仕様については、一太郎というか、JustSystem派なので、毎年のアップグレードは検証対象。
その中で、ATOKがサブスクになったことで、一太郎自体は毎年やらなくてもいいかな~と、感じたのが2024バージョン。
ぶっちゃければ、「ここまで」の一太郎に求めていた機能が[EPUB]データの作成ができる事だったので、2024での変更点にはあんまり魅力を感じなかったということで、私自身は2023からのバージョンアップということになります。
まあ、JustSysem派と言うことで、ソフトウエアの優先順位はATOK、一太郎、JUST CALC(ぇw)、花子と言った順でしょうか。あくまでも個人的事情で。
そんなわけで、一太郎に対してはワープロソフトとして、Wordより一太郎派ということになります。
もともと個人的使用から一太郎を使っていた事情、これが「escメニュー」機能によってWordよりもこっちの方が使いやすいのです。
元々がMS-DOS時代からのソフトということで、いわゆるマウスを「使わない」機能呼び出しが「escメニュー」ということになります。
これが現在でも実装されていることが一太郎を手放せない理由。
そう、いちいちマウスに持ち変える必要が無いため、操作感が非常によろしい。いわゆる2キー操作と言えば解るでしょうか。
[Esc]+(F)といったキーボードだけでメニューの呼び出しが可能。もちろん、キーを憶える必要?ああ、ここまでくると、憶えてません(笑)
もう、感覚的にぽちぽちとキーボードを操作しているので、なおさら効率が良くなっている長年の経験。
だから、いちいちマウスを握り替えることが面倒くさいのです。しつこいようですが、あくまでも私個人の操作感。
つまり、こういった操作面での大きな変更がなければ、後はバージョンアップによる安定感や利便性がバージョンアップする判断項目となりますので、あんまり変わらなければ1つや2つのバージョンアップは見送っても「問題が無い」ということです。
というか、わざわざお金を払ってバージョンアップする恩恵が感じられない後悔というのも、過去の経験値で。
(*ノノ)
と、なると、今回の決め手になるのは。
【文字起こし】機能の実装。
・・・
・・・・・・なんだってぇぇ!?
実はコレ、会議の録音データの文章化や、まあ、TRPGをやる人は判ると思うリプレイ文章を作成する上で非常に欲しかった機能。
現状、音声データの文字起こしってのはいくつか存在します。
一番使い勝手が良いのはGoogleですか?(使って無いからわからんw)
その他アプリとして、やはり多くはサブスクシステムでの年・月額徴収。
・・・ぶっちゃけ、「そこまで頻繁に使うものじゃない」のなら、本気で、月額だろうと相対的な高額使用になります。
まあ、たった一日しか行かないネズミー島の年間パスを購入する人っているのですか?という個人的な疑問の言葉を変えてみればイメージしやすいかと(笑)
PRとしては音声・動画・画像を読み込み、『声や文字』を認識して」文字起こしとなっています。
んー、まあ、できればお試し機能が欲しいところではある。
変換能力とかいろいろな性能面も、金額に見合ってなければただのゴミ・・・ゲフゲフ・・・を買うことになるので。
注意が必要なのは、これ、「文字起こしソフト」ではなく、『一太郎の機能』です。
というわけで、文字起こし機能だけがほしくても、一太郎を買わないと使用できない。
o(__)ノ彡_☆バンバン!!
さらに、一太郎の動作条件とは別に、文字起こし機能を使うだめの条件がコチラ。

小さくて申し訳ないので、とりあえず、引っこ抜いておく部分は...
・Windows11 24H2での動作確認を行っています。
そして
・Windows10では使用できない
注意するのはこの2点でしょうか。
一太郎2025自体はWindows10でも動くけど・・・文字起こし機能が使えねぇよ?
といった事が発生しますが、それが仕様となっていますので、本気でご注意下さい。
そして、一太郎のメニュー。

マイクっぽいアイコンが増えています。
これをぽちっとクリックすることで...

こんな画面が出てきます。
お話しくださいってのは、「音声入力モード」とおもってくんねい。
マイクを通して語る音が文字に変換されます。
ただし、これはあくまでも「音声入力」なので。
一番使うだろう「音声ファイルの文字変換」については、プルダウンメニューにある[音声・動画から文字起こし]を選択します。
初期設定なので、ツールバーのカスタマイズで・・・・カスタ・・・「音声入力」しかねぇぇぇ!
(#`Д´)ノ彡_☆バンバン!!
もっと深い設定を見ていけばできるかな(謎)
ちなみに、対応している音声ファイルについては、ちょいと公式HPの紹介ページを見てもらうとしてですね。
お試しで「WMA」は歌詞の抜き出しができました♪
ネット経由になるからか、変換速度は遅く、さらに処理中に(応答なし)と無反応になったりで、ちょっとドキドキします(爆)
ただし、当然、全ての楽曲が期待通りに文字化されるわけではないので、これだけはご留意ください。
あ、判る人にはいらない説明ですけど、一応、視聴ライセンス(コピー防止プロテクト)が掛かっていない音楽ファイルですw
BGMの判断がどうなるかってちょいと興味があったので。
おそらく、音楽ファイルに関しては、このBGMの関係で文字コードがうんたらかんたらと出てきたりもしますが、いわゆる会話と言った音声だけのデータなら、ほぼ再生のリアルタイムに変換していくことになります。
つまり、1時間の会議データなら、等速再生で文字変換していく過程に、録音時間と同じだけの時間を要するということ。
ちなみに、これも「WMA」でやったので、「MP3」だとどうなるのかはしらん(ぉぃw)
ということで、おそらくは「音源データ」の類いは対応していると思います。
動画からの文字起こしなんて機能もあるので、「MP4」や「WMV」も多分、行けます。
まぁ、代表的なファイル形式ならば、ある程度は対応しているんじゃないかな。さすがに「M2TS」とかでチャレンジする勇気はないので知らんけど。
あとは、あんまり使い所は無いかなと思う「画像」からの文字起こし。
まあ、OCRでしたっけ?画像認識の延長にケを生やしたものだと思ってくれれば・・・ゲフゲフ・・・PDFのテキスト抜き出しような感覚になるのかな、と。
まぁ、いろいろ可能性はまだ秘めているという状態で、それでも変換の完璧を期待するのはまだ酷ということで、エンジンの強化は開発の頑張りでアップデート待ちになってくると思います。
要は、期待して使おうとするとまだまだ不満が盛りだくさん♪という生暖かい目と寛容が必要という事ですw
o(__)ノ彡_☆バンバン!!
ちなみに、この音声変換の基本「オンライン」が条件ですが、精度として「標準」と「高精度」の2種があり、オンラインが必須になるのは高精度のほう。
ついでに、高精度は「一太郎2025のサポート終了まで」が使用期限となっておりますw
標準のほうは、オフラインでも行ける、音声入力が使い続けることができるってな部分ですかね。
なるほど、この使用期限を設けたいからあくまでも一太郎のモジュールとしやがったか(ぉぃ)。
さらに、高精度の方は一日の回数制限(文字数では無く、変換回数)があったりもするので、まあ、利用したい人は細かな所に要注意ということになります。
まあ、一太郎2025で特筆するのはこのくらいで、安定性やら他の機能やらは、一太郎2023とほぼ
変わらない。一太郎2024からだとなおのこと、新機能有無くらいが変化でしょうかw
私的に使っている「花子」や「JUST CALC」なのですが、例の如く、一太郎の購入グレードパックの追加アプリとなります。
正直、「JUST PDF6」、「花子Personal」は別途単体商品(JUSTオンラインでのネット販売)、「JUST CALC」や「JUST Focus」といったアプリは[JUST Office]を構成するアプリとなっています。
つまり、このバージョンをすでに持っている可能性があるわけで、この場合、グレードパックに手を出すと金銭的に痛い目を見ます。
o(__)ノ彡_☆バンバン!!
そう、既に持っているバージョンは、おそらくオンラインアップデートでの修正、最新版になっているはずで、グレードパッケージに含まれるものは、その時点の最終更新版となっているからです。
ワンチャン、こう謳っていても、改めてオンラインアップデートで更新するタイプだと、本気で「カネ返せごるぁ!」と、叫びたくなること必至になるので、ご注意下さいw
はっきり言えば、「フォントパック」はいい加減いらないw
「辞書 for ATOK」はご注意下さい、表記通り、ATOKで使う辞書ファイルです。
サブスクになったATOKなんか使わねぇよ、というヒトにとっては、冗談抜きで無用のオプションとなります。
ちなみに、このATOK辞書も、いろいろ豊富に揃っていたりするなかで、国語辞典といった辞書ファイルにについては、「辞書の版番」にご注意下さい。
知っているヒトは知っている、国語辞典や漢和辞典、特に国語辞典の方はその意味が変わることで平均3~5年で更新されている辞典になるので、現状持っている、例えば三版からの更新四版になっていたりするものは取り替えてやる価値はあります。
ついでに、私の場合、「広辞苑七版 For ATOK」を使い、これで「なんのこっちゃ?」を紙の辞書に頼るスタイルなので、「国語辞書 For ATOK」には手を出しにくい環境。
正直、個人で小説を書いたりしているわけでもないので、国語辞典並の解釈をサクっと見ると言うよりは、「へ理屈に使える言葉を探す」意味での広辞苑使用といった感じ・・・あくまでイメージとして捉えていただければ幸いw
こういった機能はMicrosoft IMEでは「かなり」力不足なので、まあ、変換能力の評価だけでATOKを使っているってワケではない補助機能の恩恵ってのは、使わなきゃ解らないし、伝わらないので。
そういったアプリ群のJustSystem派として、一太郎と独立したソフト群では、「JUST CALC」が「Excel」との互換性、操作性は一番相性がいい感じだったりもするので、公衆的な知名度のワリには使用優先度が高くなってます。フリーウエアの互換性と比べるとアレなのかも知れませんが意外に手放せないw
「JUST PDF」についてはね・・・いやー、これね、悪くはないのだけど、私の本当に使いたい編集部分に届かないところがあって、これは多くの別ソフトもそうなんですけど、唯一、届いているソフトを見つけてしまったので、一太郎データをPDF化できればいいや程度の要望に足して過剰機能w
でも、悪くはないです、はい。
POP広告的な作成も、「花子」よりラクなんで、ますます「花子」の利用目的が難しくなっている。
案内図やら寸法を気にしない2次元平面図なら「花子」のほうがラクなんですけどね。
と、いうことで、期待値はある一太郎2025とその仲間達(ぉぃ)。
あとはこの機能をどの程度使いこなすかが価値の分かれ目といったところでしょうか。