ポルシェ911(992型)の実用性 前編 | クルマと旅と日常のブログ2

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ポルシェ911カレラ(992型)を新車で購入して約2年で走行距離が12,000キロを超えました
新車の固さもとれて馴染んできたように感じます

 

 

 

ポルシェ911は実用性とスポーツ性能を高い次元で両立する車ですが、2年間12,000キロを走行した個人的な意見を、前編と後編に分けまして実用性メインでまとめてみました

 

まずは基本的なスペックを確認してみましょう

 

全長4520㎜、全幅1850㎜、全高1320㎜

水平対向6気筒・3000CCエンジン

出力385PS、最大トルク450Nm

最高速293㎞/h

0-100㎞を4.0秒で走り抜けます

(スポーツクロノパッケージ装着時)

燃料タンク64リットル

空車重量(DIN)    1,530 kg

タイヤサイズ(オプション装着しています)

フロント 245/40 20インチホイール

リア   305/30 21インチホイール

 

 

項目ごとに分けて

実用性について記載してみます

 

①小回りが効く

911を保有したくなる理由の一つです

年々拡大される車幅に対して

1850㎜(車検証表記)と手頃なサイズ

全長も4520㎜で短め

最小回転半径は5.6mと転回や車庫入れも楽です

 

 

 

②燃費について

 

以下のブログにも記載いたしましたが、

スポーツカーでよい燃費を期待することはしませんが、

3000CCエンジンとして悪くない燃費でした。

高速8割のロングドライブだとリッター10㎞を超えます

街乗り中心で数キロ利用するとリッター5㎞を下回ります

 

ちなみに車両データ内に記録されていた燃費の表示はリッター7.9kmでした(納車時からの累積)

 

 

 

 

 

 

 

③積載性

 

後部座席

2+2のイメージ

荷物置き場として利用しています

画像の奥に見えている傾斜したリアガラスの下も荷物スペースがあり、後方視界を遮らない程度の荷物が積めます

911の後方視界は良好。左折時の後方部分にガラスがあるため見やすいです

 

余談ですが、ブラック/ボルドーのレザーインテリアを選択しました。シートベルトの色もオプションで選べます

 

 

トランクルーム

 

後方にエンジンがあるのでフロントが荷物室になり、35リットル機内持ち込みサイズが2つ積み重ねて入ります

 


容量が128㍑と小さいスペックですが、荷物室の形が幅広で深いので使いやすく思ったより入ります。

 


  この前、上高地と善光寺に3泊旅行に行きましたが、キャリーケースやハイキングの服装、靴などリュックや荷物も楽々積めました。

 

image

 

 

④エンジンサウンド、乗り心地や操作性

3ℓ水平対向エンジン6気筒

始動時の音量は大きめです。アクセルを踏むほど盛り上がる迫力あるサウンド。もちろんフェラーリ程凄くは無いですが、常に振動と排気音が侵入するフェラーリと比べても街乗り程度なら許容範囲な音量ですので疲労度は少ないです。ちなみに停止時アイドリングストップも作動します(スポーツモード以上除く)

 

ポルシェ911の最大の特徴であるRRのレイアウト。エンジンが後ろで後輪を駆動します。そう聞くと、前輪が浮きそうなイメージですが、乗った感じは極端な動作は無くフロントの接地感もあり全然普通に乗れますので安心してください。後輪付近にエンジンがあるので荷重がしっかりタイヤにかかりがどっしりした印象を受けます。フロントの重量が軽い分、ステアリング操作に対して俊敏さがあります。

 

操作性など

スポーツカーとして素晴らしい操作性。ステアリングもアクセル、ブレーキも操作するとき少し重めですが、ダイレクト感があって緩みの無いところが良いです。富士スピードウェイで走らせましたが、トレーニングで急発進急ブレーキやサーキット何周しても車の状態が変わらず高性能を発揮していました

 

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購入した車両はカレラで、ベースグレード

 

 

踏めば踏むほど自然吸気のような自然な盛り上がりをします。サーキットでも全開で踏み込める余裕がありました。ポルシェエクスペリエンス東京でGT3やGTSも試しましたが、全開で踏み込むのも躊躇するほどの高性能車両でしたので、ベースのカレラは自分の技量にはちょうどよいスペックと思います。

 

ポルシェの関係者に聞いた話ですが、これに対してカレラSのエンジンフィーリングは、ターボらしい特性があるとのことで是非試してみたいです

 

 

 

乗り心地は?

激しい突上げは無いですが、路面状態の悪い場所を通過すると、車体が揺れ少し不快な感じです

 

アダプティブクルーズコントロールを付けましたので、前方車両を自動追随するので、アクセル操作不用で高速運転がとても楽です(ハンドル操作はアシストが入ります)

 

 

 

シフトノブは短い

前進するときは手前に、バックするときは前方に、

シフトノブを操作します

パーキングに入れる場合はPの文字を押します

 

 

スポイラーは速度により自動で立ち上がりますが、

手動で操作も可能

 

リッツカールトン日光にて

 

 

⑤雨の日でも安心

雨の日でもウエットモードにすれば、

エンジン出力も抑え気味になり滑るリスクが低減

 

 

 

給油は運転席側のフロントフェンダーに

 

給油口

 

高めのカーストッパーでもOK

 

 
 
 
続きは後編で