東京の高級アンティーク家具店パンカーダのブログ -5ページ目

パンカーダ 新サイトについてのご案内

いつも当スタッフブログをご覧いただき有難うございます。

 

パンカーダのウェブサイトは、2023年9月8日0時より、リニューアルいたしました。

 

ドメインの変更はございません。

 

 

 

 

ただ、ある一定期間、旧サイトと新サイトがネット上には同時に存在することとなり、環境によっては新サイトが表示されるまで、24時間から72時間ほどかかる場合がございます。また、少し不安定な場合もあり、お見苦しい点があるかも知れませんが、どうかご了承いただきますようお願い申し上げます。

 

 

お買上げ、お取り置きなどにつきましては新サイトのみの表示となります。もし旧サイトしかご覧いただく事ができず、ご不明点などございましたら、お手数ではございますが、メールかお電話にてお問い合わせください。

 

TEL  03-5701-7380 (12-18時 水曜定休)

MAIL  meguro-pancada@vivid.ocn.ne.jp

 

どうか今後とも当店を宜しくお願い申し上げます。

 

 

パンカーダスタッフ一同

 

 

 

ウェブサイトリニューアル予定のお知らせ

いつも当店をお引き立て頂き有難うございます。

 

長くご覧いただいていた当店のサイトですが、9月中旬頃にリニューアルする予定となりました。

 

 

 

これからはPCはもちろん、スマホやタブレット端末にも対応した見え方となりますので、また新たな視点でお愉しみいただけるのではないかと思います。

 

サイトリニューアルに伴い、品揃えはそのまま引き継ぎますが、SOLD OUT のお品物はほとんどが表示されなくなりますので、どうかご了承いただきますようお願い申し上げます。

 

また、パンカーダ・ブリッサのウェブショップはクローズし、パンカーダのサイトに統合されます。

 

 

 

どうか今後ともパンカーダを宜しくお願い申し上げます。

 

 

パンカーダ スタッフ一同

 

椅子の修復事例:アンティークチェア6脚

今回修理を受けたのは、N様がご自宅で大切に使われてきたチェア6脚です。


30年ほど前にご購入されたというオークのチェアは、とてもしっかりした材でできており、組み直して張り替えればまだまだお使いいただけそうでした。


ダイニングチェアは、サンドベージュ系のシックなチェック地に張り替え。
そしてアームチェアは、N様お気に入りのソファの生地を使わせていただきました。

 




 

赤いクロスが印象的な広いリビングダイニングは、品格がありつつも、どこかリラックスした雰囲気でまとめられ、N様のセンスを伺わせます。

 



そこに張り替えられたチェアを並べればしっくりと馴染み、昔からそこに在ったかのような印象となりました。


N様、この度は誠に有難うございました。




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今回の修復費用を参考までに表記しておきます。

 
アームチェアの組み直し、張り替え:22000円/脚(2脚の場合)
ダイニングチェアの組み直し、張り替え:17600円/脚(4脚の場合)

*生地代・配送費別

椅子の形状や脚数が異なる場合は、金額も異なります。今回の金額はご参考までにお願いいたします。



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修復のご相談、お待ちしております。



アンティークファニチャーパンカーダ
パンカーダ家具修復工房

東京都目黒区緑が丘2-5-13
TEL:03-5701-7380
MAIL:meguro-pancada@vivid.ocn.ne.jp
12-18時(水曜定休)
*納品などで不在の場合がございますので、ご来店の際はウェブサイトをご確認下さい。

6月18日日曜日は大江戸骨董市に出店いたします。

6月18日日曜日は、有楽町 東京国際フォーラムにて開催される大江戸骨董市に出店いたします。

 

 

 

9時から16時までの開催です。15時過ぎからは撤収モードになりますので、ご来場になる際はお早めがおすすめです。

 

場所はA5-8。会場は広く、沢山の出店者がいますので、この地図を参考にいらしてください。

国際フォーラムは有楽町駅と東京駅の間ですが、やや東京駅側となります。有楽町駅からいらしていただく場合は、ガラス棟を右手に見ながら、ひたすらガラス棟沿いに進み、最後から2列手前の通路に入って下さい。

 

 

18日の天気予報は晴れ、最高気温32度。梅雨の晴れ間となりそうです。熱中症対策をしつつ、いらしていただければ、と思います。

 

 

詳細は大江戸骨董市オフィシャルサイトにてご確認ください。

 

 

 

 

 

骨董市価格のお品物もお持ちいたします。

是非ご来場をお待ちしております。

 

 

by N

(大江戸骨董市には修復士Sが参ります)

 

 

 

 

3月19日は大江戸骨董市に出店いたします。(雨天の場合は中止)

3月19日日曜日は、有楽町 東京国際フォーラムで開催予定の、大江戸骨董市に出店いたします。

 

 

9時から16時までの開催です。終わり頃は撤収にかかりますので、お早目のご来場がおすすめです。

 

場所はA5-6。沢山の出店者がいますので、迷いがちです。下の地図を参考にいらしレください。

 



19日の天気予報は今のところ曇り時々晴れ。もしもこれから予報が変わって、開催時間中の雨の確率が高い場合は中止となりますので、ご来場予定の方は当日の朝、大江戸骨董市のオフィシャルサイトで状況を確認の上お越しください。

大江戸骨董市オフィシャルサイト

自由が丘のパンカーダ実店舗はクローズとなりますが、もしも中止の場合は家具を移動しつつ、開けることができれば開ける感じになります。随時ウェブショップのトピックスを更新いたしますので、お手数ですがご確認ください。

せっかくの週末、出来れば雨が降らずに、開催されることを願っております。

だいぶ暖かくなってお散歩には最適の季節。

銀座ブラついでにぜひお越しください。



by N

(大江戸骨董市には修復士Sが参ります)
 

 

パンカーダ店内のマスク着用についてのご案内

 

ご来店のお客様のマスク着用は、任意とさせていただきます。

 

なお、スタッフは原則ノーマスクにて勤務しております。もしもご不安な場合は、ご遠慮なくお声がけください。すぐにマスクを着用させていただきます。

 

 

 

 

また、恐れ入りますが発熱や咳の症状をお持ちの方は、マスク着用にてご来店いただきますよう、ご配慮いただけますと幸いです。

 

どうかよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

パンカーダ スタッフ一同

"The Daffodils" by William Wordsworth

英国で愛される春の花の代表格、水仙。

学名はNarcissus/ナーシサス,一般名はDaffodil/ダフォディル。


ロマン派の自然詩人William Wordsworth/ウィリアム・ワーズワース(1770-1850)が紡いだその名も"The Daffodils"(1802)という詩の一部をご紹介いたしましょう。

I wandered lonely as a cloud
That floats on high o'er vales and hills,
When all at once I saw a crowd,
A host of golden daffodils:
Beside the lake, beneath the trees,
Fluttering and dancing in the breeze. 

谷や丘の上高く漂う一片の雲のように
私は一人さまよい歩いた
そしていきなり目に入ったのは
一群れの黄金の水仙
湖の傍に木々の下に
そよ風に揺れ踊りながら

 

 

Watercolour by Alfred Heaton Cooper(British, 1864-1929)
The Lake District at daffodil time, possibly Lake Coniston and Peel Island


英国の自然の素晴らしさを凝縮したような美しい詩は、200年以上の時を超えて今なお私たちの心を捉えます。

 

 

春を待つ気持ちをこの詩に託して、しばしの間、パンカーダウェブショップのトップに掲げさせていただきます。

 

by N

 


 

ヴィクトリア女王&アルバート公~ヴィクトリア時代の繫栄の礎

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ヴァレンタイン特集 ~My Only One~

 

ヴァレンタインにちなみ、英国史上有名なカップルとそれに合わせたアンティークアイテムをご紹介いたします。

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第五回:ヴィクトリア女王&アルバート公~ヴィクトリア時代の繫栄の礎

 

新郎:アルバート・オブ・ザクセン=コーブルク=ゴータ/Albert of Saxe-Coburg-Gotha(1819-1861)
新婦:アレクサンドリナ・ヴィクトリア/Alexandrina Victoria(1819-1901)
結婚:1840年


英国史に残るカップル、最後を飾るのは19世紀の大英帝国を象徴する夫婦、ヴィクトリア女王&アルバート公です。


彼らはいとこ同士で、初めの出逢いはヴィクトリアが王女時代の17歳の時。二人の叔父であるレオポルド一世(ベルギー王)が彼らを引き合わせました。アルバートはとてもハンサムで教養があり、ヴィクトリアは一目で彼を見染めたとされています。

その後ヴィクトリアは18歳で即位し女王となりますが、結婚相手は周囲の思惑もあり様々な相手が取りざたされます。



Victoria receives the news of her accession from Lord Conyngham (left) 
and the Archbishop of Canterbury, William Howley. 
Painting by Henry Tanworth Wells, 1887.
Public Domain


一方でアルバートはザクセン=コーブルク=ゴータ公国(1826-1918までドイツ中部に存在した国家)の公子。公子とは言え小国ゆえに、英国女王と格の差は歴然で、この二人の結婚は周囲の反対もありました。


Prince Albert Portrait by John Partridge, 1840
Public Domain

ただ、レオポルド一世の推奨と彼女の強い意志により1840年、21歳でアルバートとの結婚にこぎつけるのです。



Marriage of Victoria and Albert
by George Hayter 1840
Public Domain


1840年から1857年までの間に彼らは9人の子宝に恵まれます。つまりヴィクトリアはかなりな頻度で妊娠、出産していたため、公的な仕事ではアルバートだけが姿をみせることも多かったようです。

仲睦まじい女王一家は家庭の模範とされ、国民に広く受け入れられました。クリスマスを祝う習慣や家族で休暇を楽しむ習慣など、今では当たり前となった家族の楽しみも、この2人が広めたものといわれています。


Albert, Victoria and their nine children, 1857
Public Domain


アルバートが1861年にわずか42歳で亡くなると、彼女はほとんど公共の場にでなくなるほど打ちのめされたといいます。一時期は君主制の人気を低下させるほどでした。その後約40年間も黒い服を着続けたヴィクトリア。

ヴィクトリアにとってアルバートはまさに「オンリーワン」の存在だったのです。



英国が繁栄をきわめたヴィクトリア時代。
その時代に生まれたペアの逸品をご紹介いたしましょう。



ヴィクトリアン ボール&クロウ ペアトーチャーズ


1本でもしっかりと立つ美しいトーチャーですが、ペアであることでお互いをより美しく演出するペアトーチャーズ。

 

植物を室内に飾ることが流行したヴィクトリア時代、寒い冬に豊かな緑を身近に感じることは、さぞ愉く、豊かさを象徴することだったのではないでしょうか。

 

 

The Family of Mr Westfal in the Conservatory 
by Eduard Gaertner 1836
Public Domain
 

 


シンメトリーを基本とするヨーロッパ伝統の美意識にぴったりのペアトーチャーズは、空間をよりエレガントに格式高く演出する力を持っています。



 

 

130年余りを共に過ごしてきたこのトーチャーズのように、貴方と、貴方の大切な人との絆がいつまでも続くことを願って、ヴァレンタイン特別企画の締めとさせていただきます。


Windsor Castle in Modern Times 1840-43 
by Sir Edwin Landseer,

by N
 

 

優しく可愛い小さなカフェ

パンカーダの斜め向かいに、可愛らしいカフェがあります。


mamo.cafe/マモカフェ。

 




数年前に出来たのは知っていたのですが、一時期はほとんど閉まっていたので、お伺いする機会がありませんでした。

先日、看板が出ているのを発見し、ついにお邪魔することができました。



中に入ると意外と広いすっきりナチュラルな店内は、席に座ればのんびり落ち着きます。

 


美しく美味しそうなサンドイッチも魅力でしたが、今回はナポリタンを頂きました。

 



懐かしく優しい味わいが嬉しいナポリタンを堪能しつつ、オーナー様にご挨拶、そして近所談義に花を咲かすことが出来ました。

 



マモカフェの名前の由来は、オーナー様のニックネームが「マモ」であったことからだそうです。

食後に美味しいコーヒーをいただきながら、斜め向かいのパンカーダを客観的に見ることができました・・・。




パンカーダよりさらに営業時間が短かく、不定休ですので、開いているところを見つけられたらそれはラッキー。ぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。



mamo.cafe
目黒区緑が丘2-4-5
12:00〜16:00
毎週月曜&不定休
オフィシャルインスタグラム
https://www.instagram.com/mamo.cafe/

エドワード8世とシンプソン夫人~あまりにも有名な「王冠を賭けた恋」

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ヴァレンタイン特集 ~My Only One~

ヴァレンタインにちなみ、英国史上有名なカップルとそれに合わせたアンティークアイテムをご紹介いたします。
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第四回:エドワード8世とシンプソン夫人~あまりにも有名な「王冠を賭けた恋」


新郎:エドワード8世⇒ウィンザー公爵/Edward VIII⇒The Prince Edward, Duke of Windsor(1894-1972)
新婦:ウォリス・シンプソン⇒ウィンザー公爵夫人/Wallis Simpson⇒The Duchess of Windsor(1896-1986)
結婚:1937年



エドワード8世とシンプソン夫人。英国史上有名なカップル、というお題でこの二人を外すことはできません。


ヴィクトリア女王の曾孫であるエドワード8世。


Portrait of Edward in the robes of the Order of the Garter 
by Arthur Stockdale Cope 1912
Public Domain


プリンスオブウェールズの時代には多趣味と屈指のプレイボーイとしても有名であり、その頃からアメリカ人既婚者女性ウォリス・シンプソンとの交際が始まります。
実はその時ウォレスは既に1度の離婚歴をもち、2度目の夫がシンプソン氏でした。




The Prince of Wales and Wallis in Kitzbühel, Austria, February 1935
Public Domain



Portrait of Wallis Simpson, 1936
Public Domain



独身のまま王位1936年にを継いだエドワード8世ですが、どうしてもウォリスと結婚したい気持ちは抑える事が出来ません。


当時の首相スタンリー・ボールドウィンは、「政治的、宗教的理由から、国王に在位したままでのウォリス・シンプソンとの結婚は不可能である」と、エドワード8世に勧告。
ついにエドワード8世は退位を決意します。在位期間わずか325日という短さでした。

ちなみに退位後に王となったのは弟のジョージ6世。その娘が先ごろ崩御されたエリザベス2世となります。




王ではなくウィンザー公爵となったエドワードと、すでに夫とは離婚していたウォリスは、1937年6月3日にフランスのトゥール近くのカンデ城で挙式。
式には、ごく親しい16人の友人のみを招いたといいます。



Château de Candé, the Windsors' wedding venue

Public Domain


最近でもヘンリー王子がメーガンと結婚し王室離脱をしたことで様々な話題を振りまいていますが、エドワード8世の場合は王にまでなった人ですので、さらに衝撃とその余波はどれほどのものであったのか、想像に難くありません。




ここで、ウォレスよりも12歳ほど年上であり、第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻であったエレノアの格言をご紹介いたしましょう。



IT IS BETTER TO LIGHT A CANDLE THAN CURSE THE DARKNESS.
Eleanor Roosevelt

暗闇を呪うよりも、キャンドルに灯りをともす方がいい
エレノア・ルーズベルト



エドワードにとっては、どんな犠牲を払ってもウォレスとの結婚こそが「キャンドルに灯りをともす」ことだったのかもしれません。




Wallis and Edward at the White House for dinner with President Richard Nixon, 1970
Public Domain






さて、そんなお話を踏まえながら、今回はアンティークのキャンドルスタンドのご紹介をさせていただきます。


キャンドルを支えるものではありますが、様々な意匠を持ち存在感も抜群であることから、食卓やマントルピースまわりの演出には最適なアイテムのひとつです。
基本的にはペアの物が多く、二つ揃う事でさらに世界観を創り上げることができるアイテムでもあります。




ブラスキャンドルスタンド by CH,LAUTENSCHLAGER(ペア)
1900-1930年代頃



お互いを想いあう気持ち、そして周囲との折り合い。
立場で違いはあるものの、ずっと続けていく事には困難がつきものです。


たまにはキャンドルを灯し、あたたかな明かりの中でお互いを見つめ直してみるのもよいのかもしれません。



by N