※映画しあわせのパン ｃａｆｅマーニ より
例えば、こんな話があったとします。
誰もが知っているものすごく有名なパンの先生がいます。
その人の教室は山奥にあって、交通の便は悪いです。
技術は最高ですが、口は悪いです。（苦笑）
自分も技術向上できますけど、失敗すると怒られます。
だから毎回教室通うときは緊張して通うことになります。
これ、フィクションです。
実際にある教室のことではありません。念のため。（笑）
さて、あなたがパンを作るのが好きだったとして、
この超有名なパン教室に絶対通いたくなりますか？
いかがでしょうか？
答えは千差万別ですよね。
・技術を向上させたければ、多少厳しくてもがんばる人なら YES
・怒られると萎縮して、気分が落ち込む人なら NO
・遠方だと通えないと思ってしまう人なら NO
などなど。。。
選ぶ動機はさまざまですよね。
だから、100名が100名とも、
「この先生の教室を選ぶとは限らない」
ということを理解することが必要です。
あなたもご自身を振りかえったらわかると思うのですが、
パン教室に求めるものは
必ずしもパンが上手にできることだけではない
ということです。
あ、誤解の無いようにいいますけど、
「パンはきちんと教えてもらえること」は大前提です。
でも、ちょーーーーープロフェッショナルを目指すところまでいかなくても
生徒さんは満足する場合もあります。
例えば
・教室が自分の家から近い
・先生の人柄がアットホームであたたかい、行くだけで楽しい
・融通をきかせてくれる
・あんまりこわくない（笑）
・イベントレッスンが多い
・他のことも習える
などなど。。
その方が感じる魅力というのは、
自分が思いもよらないところで支持されている場合もあったりします。
あなたは私になれないし、
私もあなたになれません。
技術だけではない魅力がその人の個性の中に絶対にあるはずなんです。
だから、教室を開きたい人は、
技術を磨くことはもちろんですけど、
そればかりをずっと追いかけていても開業はぜんぜんできません。
自分の魅力をたな卸しして見つけ出して、伝える方法を考えていくことも
同時にしていかないと、難しいですよね。
もうすぐ4月になるこの時期。
もしも新しいことをはじめようと思っているなら
一度自分の魅力のたな卸しをしてみるのもいいかもしれませんね。＾＾
自分で魅力を見つけるのが難しいと思ったかたは、
こちらのサイトで教室のアイデアのヒントを持って帰ってくださいね。
4月からの新しいスタートが切れることを応援しています。