パン好きからスタートしていないパン教室がうまくいく理由 | 高橋貴子の飛常識なパンお菓子料理教室開業集客:横浜東京

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こんにちは。

おしゃれな天然酵母パンクリエーター 高橋貴子です。


さて、今日は生徒さんからご質問があったことを話題にお話してみたいと思います。




そうそう、その前に、トップの絵ですが、
こちらご存知ですか?

「記憶の固執(きおくのこしゅう)」といいます。


「記憶の固執」は1931年にサルバドール・ダリによって制作された油彩作品。
ダリ初期の作品であり、ダリの代表作。


初めて展示されたのは1932年。場所はニューヨークのジュリアン・レヴィ・ギャラリー。1934年からニューヨーク近代美術館(MoMA)が匿名の寄贈者から譲り受けて所蔵している。

「記憶の固執」は「柔らかい時計」や「溶ける時計」


と呼ばれることもある。



私がこの絵を知ったのは、

「やわらかい時計」というタイトルで、でした。


シュールな絵だなという印象がありました。


そして、とても気になる、インパクトのある絵でした。
そして、とても好きな絵のひとつです。


この絵の解説については、こちらから



トップの絵についての解説はまた後ほど。


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私が日本ニーダー(ぱんこね機の会社)に入社しようと思った理由
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今日、なじみの生徒さんに聞かれました。



「前から聞こうと思ってたんですけど、、、
先生は、なんで日本ニーダーに入社しようと思ったんですか?


と。


私、実はいろいろとお仕事経験しています。(笑)

すべて正社員でフルタイム、営業職でバリバリ22年間やってきました。


・ツアープランナー
・インテリアコーディネーター
・ブライダルバンケットプロデューサー
・パンこね機販売会社 営業

最後の二つは事業部長をやってたんですね。



転職はすべてやりたいことをするためのキャリアアップのものでしたので、
転職するたびにお給料は上がっていきました。


あ、もちろん、責任も、(笑)ですが。


で、ブライダルからなぜ、パンこね機なのか。。


ですが、、、



「パンが好きだったから?ですか?」


と聞かれましたが、答えは残念ながら「NO」です。(笑)





その答えは、、、



「新規事業部だったから」(笑)


この世にまだ出ていない新しい価値ある製品を世の中に知らせ
普及させるお仕事
をやってみたかったのです。




ーーー昔から心は「ベンチャーマインド」w
パイオニアだったんですね。




だから、入社試験を受ける上で一番ネックだったのは、



「パンを一度も作ったことがないこと」




まぁ、それでも、受かったのは、事業展開に対する熱い思いと夢を語ったからだと思います。(笑)




ちなみに、パンをつくったことなかったのと同時に、
嫌いではなかったけど、


別にそんなにパンが大好き!というほどのレベルではない(苦笑) 

そんな私でした。


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今でも気持ちはパイオニア
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そのかわり、入社してから、猛烈に勉強してパン作りは覚えましたよ。(笑)

ニーダーの特性はもちろん、比較のために、他社メーカーの機械を使い倒したり、
粉やら、酵母やら、それはそれは、実験をたくさん繰り返しました。


人は不足している分、どっかでちゃんと勉強するめぐりあわせになっているんですね。


でも、このときも、


もちろん、パンは好きではありますが、純粋にパンの味が、というよりは
「パンというメカニズム」とかそちら方面に興味があったように思います。(笑)


新しいことにチャレンジするパイオニア精神はいつの時代でも発揮される能力なのでした。



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パン教室をパン教室としてとらえない
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独立する上で、一番最初に勉強したのは


「インターネットマーケティング=集客」


でした。




パン教室開業するなら、パンの知識と技術でしょ?



と思ったあなた。(^^)



それは決して間違えではありませんが、正解ではありません。(^^)



なぜなら、知識と技術があるのは、サービスを提供する側としては
あって当たり前のことだからです。


当たり前でないこと、
そこをクリアする必要がありました。



そのため、私は普通のビジネスを展開する人たちが集まる会員組織に
入会しました。

9割が男性の会員。


パン教室講師なんて一人もいません。(笑)



そんな中でたくさんのお話をきいて、それを教室運営におきかえて実践してきたのです。



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業界と自分の常識を疑ってみる
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ご自身がいる業界には、その業界の常識があると言われています。

でもその常識にとらわれているとそれ以上のアイデアは生まれません。




だから、


まずは、



「その常識そのものを疑ってみる」



必要があります。



私は、パン教室は、リアルで教えることが普通という概念を捨てて



「スカイプレッスン」




を開講してみました。




WEBでパンを教えるのです。普通では考えられないと思います。


でもやりましたし、できました。



ニーズがあったのでやってみたのです。



・パン教室はパンだけを教える


という概念は捨てて


「パンも写真も教える」講座
http://a-libra.com/class#a



をつくりました。



・教室では主となる酵母は1種類



という概念を捨てて、7種類の酵母を同時に教える講座
http://a-libra.com/class#c

を作りました。



どれも、開講当時には世間一般には無い講座ばかりでした。


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”やわらかい時計”は発想の逆説の象徴
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既成概念にとらわれない柔軟性を持つには、

業界の常識にはとらわれないやわらかい発想が必要になります。



だから、その姿はさながら、、



ダリの「やわらかな時計」




ぐにゃりと曲がる時計には、ダリの世の中の常識にたいする逆説的な反発心も
あったのではないかと思うのです。



硬いものと柔らかいものへのアンバランスな執着


と評されるように、このアンバランスさがむしろ、


私がパン教室の経営を軌道にのせることができた要因
なのではないかと思うこのごろなのです。



「パン好きからスタートしていないから見えること」




が強みだったように思います。




ただし、これは、



今、あなたが


パンが大好き!だから教室をやっている!


という気持ちを否定するものではありません。



好きだからこそ、続けて欲しい。


そのときには、どんなことが必要になるか、
そんなことを考えるきっかけになる



そんなお話ができたらいいなと思って記事を書いてみました。




「業界の常識を疑う=やわらかな時計」





そんなイメージで、今一度ご自身の立ち位置と
やるべきことを考えてみるきっかけになれば幸いです。^^


ヒントは業界外にありますよ!!
世界を広げよう♪