砂糖の種類と特徴について | 高橋貴子の飛常識なパンお菓子料理教室開業集客:横浜東京

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この季節には、大活躍の砂糖。

シュトーレン・パネトーネ・クグロフ クリスマスの定番のパンには、
たーーーくさん、砂糖が入っていますよね。

私は、普段そんなに砂糖は使っていないのですが、
この季節はさすがに消費が増えます。

そんな季節のタイムリーな話題に合わせて砂糖のお話など。

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砂糖は主に原材料によって、大きく二つの種類に分かれます。

●砂糖キビ原料
砂糖の種類:白砂糖、グラニュー糖、三温糖、きび糖、黒砂糖など

特徴:分子構造的には単糖類なので、消化吸収が早く、消耗も早い。
血糖値の変動が激しくなるためインシュリンの分泌が過剰になり、脂肪を溜め込みやすくなる。体を冷やす作用もあります。

●砂糖大根原料
砂糖の種類:てんさい糖

特徴:多糖類なので、ゆっくりと消化されるため、血糖値の変動が緩やか。
また吸収に時間がかかるので、すぐにまた糖分を取りたくなることは少ない。
体を温める作用がある上、オリゴ糖が多く含まれているので、お腹のビフィズス菌を元気にして増やしてくれる効果もあり。

マクロビオティックや食学の観点からもお料理をする際に砂糖を使うなら、
「てんさい糖」をおススメしています。パンにももちろんOKです。
私は今は、オーガニックの砂糖をメインで使っていますが、
来年あたりからはてんさい糖もパンに取り入れていきたいなと思っています。(*^^)v

また「黒砂糖」は、ミネラルが豊富なだけでなくビタミンB1やビタミンB2が含まれているので、タンパク質や糖質、脂肪の代謝が良くなる点があるのでおススメです。

<代表的な砂糖の種類>

◆グラニュー糖
英語名をハードシュガーと言い、世界で一般的な砂糖。
純度が99.8%以上とかなり高純度でサラサラしており、淡白でクセのない甘さが特長。
【主な用途】
コーヒーや紅茶、ケーキなどの洋菓子作りや、料理全般に使われます。

◆白ざら糖
無色透明で光沢があり、グラニュー糖より結晶が大きく、糖度がほぼ100%という高級な砂糖です。一般家庭よりは、高級な和菓子や洋菓子、飲料などの製造に多く使われている。
【主な用途】
果実酒やスポンジケーキ、クッキー、ゼリーなどの洋菓子作りに最適です。

◆中ざら糖
同じざらめ糖の白ざら糖よりも、一般には多く使われています。結晶の大きさは白ざら糖とほぼ同じで高純度。黄褐色をしており、溶かして液状にすると透明な琥珀色になります。
【主な用途】
魚や野菜の煮物、うどんやそばなどの麺類のつゆ、奈良漬や野沢菜などの漬け物に適しています。

◆角砂糖
グラニュー糖を四角に押し固めたもの。
ヨーロッパの一部の国では、小粒の角砂糖を料理に使用しています。
【主な用途】
コーヒー、紅茶に使うのは定番ですが、一個の量が決まっているので料理には便利です。

◆氷砂糖
グラニュー糖や白ざら糖などを加工して作られ、極めて純度の高い砂糖です。
外見が氷とよく似ているため、この名がついている。果実酒作りに最適。
果物のエキスが出てくるのと、氷砂糖の序々に溶けるのが同時進行で、効果的。
【主な用途】
果実酒のほかに、煮詰めると美しいツヤが出るので、大学いもやいなり寿司のあげなとに向いています。

◆粉砂糖
白ざら糖やグラニュー糖などの、純度の高い砂糖を細かく粉にひいたもので、アイシングシュガーとも呼ばれています。お菓子のメイクアップに使われます。
【主な用途】
洋菓子の装飾やアイシング。

◆顆粒状糖
多孔質の顆粒状で、固まりにくく水に溶けやすいのが特徴です。甘味もソフト。
【主な用途】
アイスコーヒーや果物、ヨーグルト、ドレッシングなど冷たいものに適しています。

◆和三盆
人間の手で練りながら、非常に手間のかかる、日本の伝統的製法の砂糖です。
結晶が小さく口あたりも良いので、高級な和菓子には必ず使われている。
【主な用途】
和菓子など。

◆黒砂糖
さとうきびをそのまま搾って煮詰めた砂糖です。精製されていないためミネラルやビタミンなどが含まれており、糖度のわりには濃厚な甘味が感じられ、風味も独特。かりんとうや沖縄料理などによく使われています。
【主な用途】
煮物などにコクを出したいときや、甘味を生かしたお菓子作りなどにお勧めです。


砂糖もいろいろな種類があるので上手に付き合っていきたいですね(*^_^*)