とかち野酵母のクリスマスパネトーネと生地量の計算・発酵について | 高橋貴子の飛常識なパンお菓子料理教室開業集客:横浜東京

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今日はアレンジレッスンの日でした。

リクエストいただいたのは、ダッチブレッドとパネトーネ

ダッチブレッドは久しぶりに作るので、昨夜復習しておきました。
パリパリのタイガー柄!これはこれでかわいいパンです。
※あ、写真はまた明日にでもアップしますね。

で、パネトーネレシピ、通常はこんな感じで作っていくんですが



パネトーネミニサイズ。これはこれでかわいいんですよ。

だけど、せっかくなので、クリスマスバージョンも作れないかな~と思って
かわいい型紙を仕入れたのでそちらの生地量と発酵具合を確かめる為に
生徒さんの仕込み生地に一緒に乗せて、作らせてもらったんですね。

1回目は失敗しました。型に対して、生地量が多かったから発酵早く切り上げて、
焼いたら、焼き時間も不足。

(※新しい型でパン作りするときは、通常はビニール袋に水などをいれて体積を出して、そこから生地量逆算で材料計算していくんですが、今日はおおよその見当で生地量やってみたんですよね。(*^_^*))

2回目は、1回目の量から計算した生地量で発酵具合も考慮して作ったら
バッチリ

トップの写真が1つのバージョン。

実は2バージョン作ったんですよ。

二つ並べて撮った写真は、こちら



膨らむタイプと平らなタイプ。

華やかさが欲しかったので、以前作っておいた乾燥オレンジ乗せてみました~!(^^)!
わぉ!華やかだわ~(#^.^#)

この型って紙の型なんですが、
切るとこんな風にハート型になるので、パーティとかに持っていって
切り分けるのもかわいいかな~って思っているんですよね



で、この試作をしつつ、色々と生徒さんと話をしていたんですが、、、

今回パネトーネを希望した理由の一つは

「膨らまないことが悩み」

だったんですね。

酵母は今回はフルーティなとかち野酵母を使ったんですが、
彼女もおおおーーっていうぐらい良く膨らむわけですよ。
以前は耐糖性イーストだったらしいんですが、
いろいろと話を聞いていくうちにふたりである1つの答えを見出したんです。


「型に対して、生地がそもそも少なかったのでは??!!」


例えば、酵母ちゃんもめっちゃ頑張るわけですよ。一生懸命膨らむように活動するわけです。でもそもそも型がもともとの発酵倍数よりも大きいものを選んでいたとしたら?

2倍とか3倍では足りないぐらいの大きな型に生地が入っていたら?

いつまでたっても膨らまない(本当は膨らんでいるんだけど、生地の上すれすれとかになってこない)と勘違いする可能性もあるんじゃないかって。

私も新しい型を使う時は適正生地量(粉量)を出すのに調整しますからね~。
失敗すること多いです。あふれるとか?そんな感じ?

以前にノルディックウエアを購入したんですが、
この時も生地量計算間違えちゃって、あふれるきのこの山になっちゃいました。
そういや、まだリベンジして無いや。(笑)

そんな感じで、実は彼女も普通に生地が出来ていた可能性があるかもね~という気付きを経てお帰りになられました。
今回のパネトーネ?あ、もちろんめっちゃおいしいですよ。
とかち野酵母とパネトーネは相性がいいですね。(*^^)v