前回の続きです☆
愛する王妃さまに会いに、
そしてフランス王族のメンバーの救出のために、
命をかけてチュイルリー宮殿に潜入したフェルゼン伯🐎
チュイルリー宮殿の内部構造がよくわからないので、
王妃さまのいるお部屋までの経路などを調べることができなかったのですが、
途中で誰かに見つかることもなく、
無事王妃さまのお部屋に到着したフェルゼン。
びっくりする王妃さまΣ(゚Д゚)
無言でひしっと王妃さまを抱きしめるフェルゼン...
【ベルサイユのばら 電子版 9巻】
前回の記事に書いたのですが、
この王妃さまを抱きしめるフェルゼンの姿から、
彼の顔の様子はうかがえませんが、
彼の中であふれる愛する女性への愛おしさやら、
その他諸々の感情がにじみ出ているかのようです(*'ω'*)
その後のアントワネットのセリフ
「ああ わたしの幸せより わたしの命より ずっとずっと
あなたの命のほうを愛しているのだということが 分からなかったのですか!?」
王妃さま、
愛するフェルゼンの命を自分の命よりも愛している
そういうことですね。
フェルゼンのためなら命も投げ出せる
そんな感じでしょうか…
ベルばらのキャラたちは相手のためなら
命をかけてしまえるような情熱を燃やすキャラの宝庫ですね
フェルゼンも愛する王妃さまに命をかけて、
このチュイルリー宮殿に潜入しているし、
バレンヌ逃亡事件のときも命をかけて
事件を計画・実行していましたっけ。
命をかけた愛というものを見せてやろう...と、
あやしい表情になってじいやさんをだまらすフェルゼン伯の図👇
【ベルサイユのばら 電子版 9巻】
愛する女性のためなら365日24時間
命をかけることもいとわないベルばらキャラ代表と言えば...
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
もちろんアンドレ🍷
(笑)
そういえばオスカルも、
アントワネットがまだ王太子妃時代の落馬事件のときに、
アンドレのために命をかけたことがありました。
なんと、ベルばらの主要キャラ、
3人の主人公と準主役キャラのアンドレを含めて全員が、
愛する人の命が自分の命よりも大切な人
なんですねー
(オスカルの落馬事故当時のアンドレへの愛の定義はかなり広いけど…)
ベルばら
愛が深すぎて、わたしなんかは
理解が追い付きません…
(笑)
さてさて、この後に、
アントワネットとフェルゼンの激熱なラブシーン❤が続きます。
このあたりのことは
昨年のフェルゼンのお誕生日企画あたりで書きました👇
今回のエピソードでは、
2人で熱い抱擁をした後、
とても官能的な2人のキスシーンが続きます
そのキスシーンの後、
無言で指輪を取り出すフェルゼン💍
【ベルサイユのばら 電子版 9巻】
やっぱり指輪💍...
ちっさい
(笑)
豆粒サイズです
でもよく見るとこの2人...
【ベルサイユのばら 電子版 9巻】
2人とも指が異様に細い…
なので指輪が豆粒くらい小さくても
ぜんぜん指にハマるようです^_^;
フェルゼンがアントワネットに贈った指輪💍
フェルゼン家の紋章が彫ってあるということですが、
そのフェルゼン家の紋章についての大調査は
昨年書きましたっけ。
調査報告👇
調査の結果、
行き当たったフェルゼン家の紋章👇
トビウオの紋章👑
わたしの誕生日の日に、
夢に出てきたフェルゼン家の紋章
(笑)
フェルゼンはフェルゼン家の紋章入りの指輪を
アントワネットの指にはめて贈っていますが、
もうこれ…
結婚式ですね!
そうえばアントワネットのキスシーンのときにはまだ
黒いかつらで変装したままのフェルゼンですが、
【ベルサイユのばら 電子版 9巻】
指輪をはめるシーンではかつらをとってた
ここから結婚式に模した儀式を行うので
かつらをとって本来の姿で指輪シーンに臨んだのかも
と、妄想してみる…
でも今回なんだか気になった、
フェルゼンの胸元の
大きなブローチ...
(笑)
このブローチはベルばら後半で、
お貴族&王族キャラたちに大流行していたみたいですが、
ブローチについて書いた以前の記事👇
なんだか上のシーンのフェルゼンの特大ブローチが気になってじっと見ていたら、
こんな疑問が湧いてきてしまった…
バレンヌ逃亡事件の後、フランスではフェルゼンには逮捕状が出ていて、
なのでフェルゼンはかつらで変装してパリへ潜入しています。
チュイルリー宮殿にも目立たないように潜入していたと思われるのですが、
こんな大きなブローチつけてたら、
すぐに見張りの兵士に見つかっちゃわない??
???
身の安全のためには、
ブローチをつけないシンプルはお洋服の方がよかったのでは?
なーんて心配してしまいました^_^;
チュイルリー宮殿に侵入するフェルゼン伯👇
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
ブローチ、目立ってる…✨
こっそり不法侵入する人の格好にしては
なんだか目立ちすぎるだろう!
と、つっこんでみたのですが、
でもよく考えたらたぶん、
上のシーンの指輪の儀式はフェルゼンにとっては
王妃さまとの2人だけの結婚式💐のつもりだったのかも、
と考えたら、
フェルゼンはそのつもりでこの潜入計画を立てていたと思われるので、
服装もそれなりに、
当時の貴族社会での最上級のオシャレバージョンでやってきたのかも
と、妄想してしまいました(・ω・)ノ
ベルばらきってのおしゃれ貴公子のジェローデルも、
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
オスカルの求婚者としてジェルジェ家にやってきていたときには
ブローチつけていたしなあ...
でもよく考えたら、
毒ワイン事件🍷のときにアンドレが
ゴージャスなお貴族ファッションで事件に臨んでいましたが、
気になって調べてみたら…
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
ブローチしてた!
(笑)
アンドレのゴーシャス衣装がチュイルリー宮潜入時のフェルゼンのと、
【ベルサイユのばら 電子版 9巻】
なんだかかぶっているようにも見えますが^_^;
わたしは前々から例の毒ワイン事件🍷は、
アンドレにとっては
オスカルとの結婚式みたいな感じで企画・実行したのでは?
という妄想を繰り広げていますので、
アンドレとフェルゼンの服装がかぶっていたとしても
勝手に納得です
さてさて、
なんだかブローチの話で延々と記事を書けてしまえそうですが^_^;
先に進めます
オスカルとアンドレのベッドシーン❤のときもそうでしたが、
ベルばらの重要なラブシーンでは男性キャラはあまりしゃべらず、
女性キャラがたくさんセリフを言う傾向にあります🌸
指輪をフェルゼンにはめてもらった後に、
自分の胸の内を見開き1ページ使って情熱的に語るアントワネット...
【ベルサイユのばら 電子版 9巻】
どんなに遠くはなれ 国をへだててもいても
なにものもけっしてわたしとあなたの心をひきはなすことはできませんでした
というアントワネットのセリフ…
たしかに2人の間の隔たりはとんでもなく大きくて、
20代の前半で相思相愛になったその直後に、
アメリカ遠征のためにアメリカ大陸にフェルゼンが渡ってしまい
2人は7年も離れ離れ...
その間は音信不通だったみたいです。
そしてこのシーンの直前にも、
半年以上音信不通に近い状態だった2人...
こういった障害の多い恋愛
なんだか魂の片割れの恋愛模様みたいです。
アントワネットのこのセリフ…
「あなたのために アントワネットは生まれてきました
この髪も この胸も 血の最後のひとしずくまで
すべてすべて あなただけのものです」
この髪も
この胸も...
心臓じゃなくて「胸」なのが、
勝手に変な妄想を繰り広げてしまいますが(笑)
自分の全てがあなたのもの…
これはオスカルとアンドレのベッドシーン❤の、
「そしてこれからもわたちあうために
すべてをあたえあおう」
と共通する発想かしら?
でもアントワネットの言っている「あなたのもの」は、
自分の全てが相手に属するみたいな意味合いで、
オスカルとアンドレの発想では
相手に属するのではなくて「わかちあう」ものみたいなことを言っていたので、
発想が違うかもしれません。
ベルばらのキャラって結構、
愛する人をすぐ自分のものって考える傾向にあるのは確かにそうです
例)アンドレの勝手な「おれのオスカル」宣言とか…
でもオスカルはパリ出動の際に民衆に寝返るときの
衛兵隊員たちに向けた大演説で、
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
自由であるべきは心のみにあらず...
と宣言していたので、
ベルばらキャラの中では一番
人権的発想の最先端を行っていた人だったのかも
なーんて妄想してしまいました^_^;
...なんだか話がそれまくりましたが、
アントワネットとフェルゼンのラブシーン❤に戻ります。
フェルゼンがアントワネットに指輪を贈り、
アントワネットの心境の大告白劇場があって
その後に再度、
2人のキスシーンが描かれているのですが、
【ベルサイユのばら 電子版 9巻】
この2人が見つめあってから穏やかにキスする感じ…
その構図が、
【ベルサイユのばら 電子版 8巻】
ベッドシーンなので小さく貼ってみましたが(笑)
オスカルとアンドレのベッドシーン❤の
キスシーン❤によく似ています。
やっぱりアンドレ、
フェルゼンに演技指導したのかしら??
(笑)
そしてこの後アントワネットとフェルゼンは、
出会ってから19年の歳月を経て結ばれた❤そうです(*'ω'*)
2人で過ごせる最後の夜に、
一度だけ結ばれるドラマ設定
それもオスカルとアンドレカップルの展開と同じですね。
読者にとっての一番印象的でぐっとくる
ストーリ展開パターンなのかしら?
...と、
アントワネットとフェルゼンの最後の夜のシーンについて
ざっと書いてみました。
この後、どのくらい2人の時間を過ごしたのかわかりませんが、
その直後に2人そろって
ルイ16世のもとへと訪問します
💦
続く…