久しぶりに開催したいと思います
ベルばら × J-POP大妄想劇場☆
J-POPを聴いていたら、
なんだかベルばらチックな情景が浮かんできたぞ!
という妄想を書き綴るこのコーナー☆
最近ずーっとはまっていたアルフィーに加えて
がっつり聴いてきたJ-POP♪
それが…
マッキーこと槇原敬之さんの楽曲の数々♪
これまで、ベルばら × J-POP大妄想劇場☆として
3回に渡って彼の曲で大妄想劇場を開催しましたが、
今回ご紹介する曲は、
軒下のモンスター♪
2011年の楽曲です。
アップテンポの曲で
映像がゲームみたいなので、
どなたかが勝手にMusic Videoをつくたのかしら?
と思っていたら、
なんと、
オリジナルのMVでした
初めは曲がおもしろいので曲の方ばかり聴いていたのですが、
何日目かになんとなく歌詞が聞こえてきて、
あれ??と思い、
じっくり歌詞も含めて聴いてみたら…
ただの恋心の歌を歌った歌だと思っていたら、
たぶんおそらく、
同性愛の恋の困難さを歌った歌なのですね!
そのことが分かった瞬間にものすごく曲が心に染みわたってしまい
最近お気に入りの曲になってしまいました
そして何度も聴いていくうちに
またまた思ってしまった…
ん?
なんかアンドレっぽくないか??
(笑)
だってサビの部分が、
♪ 僕のこの恋はどうやら
上手くいきそうにない
わかってる そんなこと
誰よりもわかっているさ
だけどうわごとのように
心は君の名を呼ぶから
ばれないように心の口を
必死に塞いでいる
...|ω・)
青年アンドレのオスカルに対する切ない恋心を
なぜだか想像してしまいました^_^;
アンドレのオスカルに対する恋心がうまくいかなかったのは、
同性愛ゆえではなく(笑)
身分違いの恋だからでした。
どんなにアンドレがオスカルを愛したとしても、
愛の告白すらもできない状況にアンドレは置かれていました。
身分違いの恋愛が罪だと思われていた時代に生きた2人。
同性愛の恋愛...
当事者たちが生きづらくなってしまうかどうかは、
どの場所に生きているか
その時代に生きているか
周りの人たちの理解度
たぶんそのあたりのポイントが大きいでしょうね。
カナダでできた友人や知人の中には
ゲイカップル、レズビアンカップルの人たちたくさんいます。
でも現在でも、
中東なんかでは同性愛、
死刑になったりします。
なのでカナダでは性的・ジェンダー的マイノリティーゆえに
命の危険を感じて逃れてきた難民を
民間レベルで受け入れるボランティア団体が複数あります。
さてさて、
ベルばら時代の身分違いの恋
たぶん状況によると思いますが、
貴族の館で働いている使用人がその家の貴族の令嬢と恋仲になって
さらに体の関係にでもなってしまったら、
まちがいなく当主に成敗される案件だったんでしょう。
そんなことを考えながらこの曲を聴いてみたら、
なんだかいろいろとアンドレの気持ちを妄想出来てしまったので^_^;
ベルばら × J-POP大妄想劇場☆
さっそく開催してみたいと思います
とりあえず、
歌詞はこれです!👇
ではいってみましょう!!
軒下のモンスター♪(作詞・作曲:槇原敬之)
1.突然田んぼの真ん中に
現れたUFOのように
揺れる稲穂があまりにも
似合わない君が立っていた
その時ずっと解けずにいた
謎の答えが分かった
好きになる相手がみんなと
僕は違うんだと
普通に結婚して
子供を何人か授かって
それ以外は幸せとは
誰も信じないようなこんな街で
♪ 僕のこの恋はどうやら
上手くいきそうにない
わかってる そんなこと
誰よりもわかっているさ
だけどうわごとのように
心は君の名を呼ぶから
ばれないように心の口を
必死に塞いでいる
2.あまりに都会的すぎる
雰囲気が邪魔してか
彼女もできずに結局
夏祭りに僕を誘った君
さんざん遊んでじゃあねと
別れた後何故か僕は
泣きたい気持ち収めようと
一人で神社に寄った
親を泣かせることも
心に嘘をつくのも嫌なんだ
いっそ妖怪にでもなって君を
軒下からただ見ていたい
♪ 僕のこの恋はどうやら
上手くいきそうにない
わかってる だからといって
恋する気持ちは消えない
僕はモンスターのように
真夜中に一人抜け出して
月明かりの河原で心の
口を塞ぐ手をどける
♪♪恋しい人の名前を
遠慮がちに叫ぶと
その声に風が起こり
ススキが隠すようにざわめきだす
♪ 僕のこの恋はどうやら
上手くいきそうにない
わかってる そんなこと
誰よりもわかっているさ
だけどうわごとのように
心は君の名を呼ぶから
ばれないように心の口を
必死に塞いでいる
僕は軒下のモンスター
今回は少しばかり、歌詞を区切りつつ
妄想解説をしてみたいと思います♪
1.突然田んぼの真ん中に
現れたUFOのように
揺れる稲穂があまりにも
似合わない君が立っていた
その時ずっと解けずにいた
謎の答えが分かった
好きになる相手がみんなと
僕は違うんだと
♪「好きになる相手がみんなと僕は違うんだと」
人生の予期せぬ瞬間に解けた謎...
それが、
好きになる相手がみんなみたいに
異性ではなくて同性だったんだ…
そんなことに気づいた瞬間を歌っている歌詞にようですが、
アンドレの場合は、
好きになる相手が
社会通念上の許容範囲外の人だったこと
それが問題だったのですね。
続きます
普通に結婚して
子供を何人か授かって
それ以外は幸せとは
誰も信じないようなこんな街(ベルサイユ)で
ベルばらで妄想してみると(笑)
この時代の貴族の世界では、
結婚することで貴族の令嬢は幸せになれるっていう
神話があったような描かれ方がされてましたし、
その神話は貴族の館で働く使用人たちの間でも
全く同じ感じだったみたいです。
結婚して家庭を持つことが最高の幸せで、
それ以外の幸せは存在しないと言った社会通念神話。
♪ 僕のこの恋はどうやら
上手くいきそうにない
わかってる そんなこと
誰よりもわかっているさ
だけどうわごとのように
心は君の名を呼ぶから
ばれないように心の口を
必死に塞いでいる
これ、アンドレの気持ちだと思って考えてみると、
アンドレって身分違いの恋がうまくいかないことは
ロザリーに自分のオスカルへの恋心を告白した時点で
分かっている様子でした。
自分からは告白できない
知られてはいけない恋心。
もしオスカルが他の男に取られそうになっても
ただだまって見つめていなければならない自分...
でもアンドレ、
あきらめられないんですよね~^_^;
続きます…
2.あまりに都会的すぎる
雰囲気が邪魔してか
彼女もできずに結局
夏祭りに僕を誘った君
さんざん遊んでじゃあねと
別れた後何故か僕は
泣きたい気持ち収めようと
一人で神社に寄った
ちょっとこの部分はアンドレとは状況が違いますが、
妄想してみると、
フェルゼンに恋してもやってるオスカルを励ますために自分の恋心は隠したまま
一緒に思いっきりふざけて馬でも飛ばして屋敷に帰ったアンドレが、
なんだかいろいろと自分に対して切なくなってきて
一人でふらっとどこかに道草食いに行った
そんな感じにしておきましょうか…
親(おばあちゃん)を泣かせることも
心に嘘をつくのも嫌なんだ
アンドレはなんやかんだいって
おばあちゃん子みたいな感じだったので、
身分違いの恋に突っ走って
おばあちゃんを悲しませたくない
そういう思いはあったのかも。
適齢期になれば、
結婚して家庭を持って
おばあちゃんを安心させてあげたい
そんな思いもあったかもしれない。
でも、
自分の心に嘘をつけそうな人でもないんですよねー
アンドレって^_^;
自分のオスカルに対する愛にはものすごい自信があって
その恋心は真っすぐでした🌸
いっそ妖怪にでもなって君を
軒下からただ見ていたい
(笑)
まあアンドレの場合は、普段からほっといても
オスカルと一緒にいるのが当たり前な生活なので、
わざわざ軒下から見る必要もありませんけど(笑)
♪ 僕のこの恋はどうやら
上手くいきそうにない
わかってる だからといって
恋する気持ちは消えない
アンドレ、自分の恋心は絶対に消えそうにないこと
わかっていそうですね(笑)
そして全然、
あきらめる気配もない(笑)
僕はモンスターのように
真夜中に一人抜け出して
月明かりの河原で心の
口を塞ぐ手をどける
アンドレも恋心をつのらせまくって、
夜寝ることができなくなって、
こっそりお屋敷を抜け出して
月明かりの河原で🌕
あああああーーーー!!!
とか叫んでたりしなかったかしら?
...|ω・)
妄想できる!
♪♪恋しい人の名前を
遠慮がちに叫ぶと
その声に風が起こり
ススキが隠すようにざわめきだす
♪
♪ 僕のこの恋はどうやら
上手くいきそうにない
わかってる そんなこと
誰よりもわかっているさ
だけどうわごとのように
心は君の名を呼ぶから
ばれないように心の口を
必死に塞いでいる
僕は軒下のモンスター
ぼくは軒下のモンスター...
アンドレの場合は、
別の意味でモンスター化?
(笑)
変な妄想で、
ベルばら × J-POP大妄想劇場☆
閉幕です
(笑)
なんだか20前後の、まださわやかな青年アンドレの恋心にまつわる葛藤を
妄想させるような曲でした