最近いろいろと音楽を聴くと、なぜだかベルばらの
いろいろなシーンと結びついてしまい開催してしまう
大妄想劇場
(笑)
日本の歌謡曲の中に、
なんだかベルばらっぽい(アンドレっぽい)曲があるぞ!
といった妄想をひたすら広げていくというこの企画
妄想が止まらなくて、原作の続きの考察を
なかなか書けないでいるのですが^_^;
妄想を妄想のまま置いておくと、
どんどん妄想が深みにはまっていくので(笑)
手遅れになる前に書いてしまいます
事の始まりである、
まずは恒例の
我が家のぐだぐだ劇場から☆
(笑)
わたしも相棒も先月からアルフィーにハマっていて、
個人個人でも、一緒にいても、
よくお互いアルフィーを聴いているのですが(笑)
アルフィーを聴いているうちに相棒が、
昔聴いていたJ-POPの曲をたまに思い出すようになりました
...で、昨日のことなのですが、
相棒が何かを思い出したらしく、
聞いてきた。
相棒:「ねえ、日本の歌手で、こんな感じで踊って歌っていた人、誰だっけ?」
と、変なコミカルダンスを踊る相棒…♪
???
動きが何だか、
坂田利夫??
(笑)
わたし:「え? 歌手じゃなくてコメディアンの人?」
って聞いたら、
「違う! 歌手! ほら、昔よく聴いてた、背が低くて、
動きはコミカルなんだけど、シリアスな歌を歌う人!」
???
まったく思い浮かばずに、
脳内の記憶をフル稼働。
そして苦し紛れに唯一思い浮かんだのが、
わたし:「え? T.M.Revolutionの西川貴教??」
相棒「えっ!誰、それ!?」
(相棒は確かに、T.M.Revolutionは知らない)
やっぱりコメディアンのことかと思って、
「あの、I have a ペン の人?」
と聞いたら、
「違うーーー! コメディアンじゃない! 歌手!!」
と、こんな具合な問答が続きました
途中で頭が痛くなったので部屋に戻りましたが^_^;
一人になったら、
なぜだかひらめいた...
えっ、もしかして...
マッキー??
わたし:「ねえ、その人、♪どんなときも~ どんなときも~ って歌ってる人?」
そうしたら相棒、
「そう!! その人!!」
と大興奮。
Σ(゚Д゚)
なんと、
槇原敬之でした…
???
いやいや、あなたのやってたような
そんな変なダンスはしてませんよ!(・ω・)ノ
でも確かにベルばら再燃する前の10年くらい前に
槇原敬之の歌にいろいろハマった時期はあって、
(Mr.Childrenにもハマっていた)
確かに相棒も一緒に聴いていたっけ…
でさっそく、
マッキーの曲をいくつかYouTubeで聴いてみたのですが、
そのうち思い出す、
10年前にドはまりしていた彼の名曲を...
それが、
♪ 明けない夜が来ることはない
メッセージ性の強い、
ものすごい心に迫る曲です
10年前、この曲に心奪われまくって、
ピアノ譜🎹とギターの楽譜🎸を購入して
相棒と歌っていたくらいです(笑)
(まさかのユニット結成! そして即解散...)
テーマは心の闇から光の中へ
心の救いのようなテーマの曲です✨
...で、久しぶりにこの曲を聴いたら...
もう、
毒ワイン🍷あたりのアンドレしか思い浮かばない
(笑)
よく考えたら毒ワイン事件のシーン🍷
描かれ方も「真っ暗闇」と「光」の描写が
対照的に描かれています。
そして「♪明けない夜が来ることはない」の歌詞も然り。
だってサビの部分が、
♪ この暗闇を切り裂くように
光の筋が走って
この心で生きていく世界が
朝に照らされて輝いている
なんですもの…
もう、これしか思い浮かばない...
いつものこれ👇
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
(笑)
さてさて、今回ですが、
この曲の歌詞の紹介&大妄想劇場のあと、
この曲を聴いてのインスピレーションも加えて、
少しだけアンドレの毒ワイン事件について
考察の補足を書いておきたいと思います
ちなみにこの曲の歌詞は現代の設定で書かれていて
ベルばらの世界観とは違うところがあるので、
勝手にベルばらに寄せて
少しだけ歌詞の代案を挿入しておきます(笑)
では、
マッキーの「♪明けない夜が来ることはない」
× アンドレの毒ワイン事件🍷
大妄想劇場、開催です!
♪ 明けない夜が来ることはない
(作詞・作曲:槇原敬之、2005年)
1.窓に映るのは一つ 頬杖を付きながら
明けない夜を信じてしまいそうな僕だけ
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
今このスタンド(ろうそく)を消せば世界は僕の心と同じ
上か下かも解らない暗闇に飲まれそうだ
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
あまりにも違う高さの襟もと(身分)に目がいった
僕はボタンを掛け違えたままシャツを着ている
例え人を責めても自分の事は一度も
省みず生きてきた僕の本当の姿だろう
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
掛け違えたボタンを自分で正せたのならば
「今からでも遅くないか」と
心に問いかけた その時
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
♪ この暗闇を切り裂くように
光の筋が走って
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
この心で生きていく世界が
朝に照らされて広がっていく
2.同じような過ちを誰もが持っているのは
他人を許せる広い心を持てるため
無駄なものでいっぱいの心の中から
責めるための言葉はとにかく全部捨てよう
窓の外に植木の葉の
先にふるえる朝露
一滴の水も誰かと
分け合いたいと今思える
♪ この暗闇を切り裂くように
光の筋が走って
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
この心で生きていく世界が
朝に照らされて輝いている
♪ この暗闇を切り裂くように
光の筋が走って
この心で生きていく世界に
明ける事のない夜はない
この心の声をきっと
光は聞き逃しはしない
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
さてさて、毒ワイン事件ですね🍷
このブログでもこの事件に関しては
結構たくさん妄想してきたのですが、
今回この妄想劇場を開催して再確認したのは、
アンドレの中にあったであろう、
光の中へ救いの中へ包み込まれていく前の
どうにもならない闇の世界の存在。
アンドレは毒ワイン事件の前から、
見えているハズの右目が時々真っ暗になってしまい、
そのまま失明してしまうのではないかという
どうしようもない不安と恐怖と絶望の中にいたと思います。
たぶん誰にも相談することもせず
一人でそんな恐怖を抱えていたんじゃないでしょうか。
そしてそんなときに持ち上がった
オスカルの結婚話。
アンドレの心は、オスカルを失うことへの恐怖やら、
求婚者ジェローデルへの嫉妬心、
身分がない自分へ自己肯定感が低くなったり、
どうしようもない運命を呪ったりと、
とにかくネガティブな感情に支配され、
自分ではもう気持ちをコントロールできないような
闇に飲み込まれている状態になっていたんじゃないかと想像します。
毒ワイン事件のエピソードの背景も、
そんなアンドレの心情を反映しているかのような
真っ黒なものばかりです。
これとか👇
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
これとか👇
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
アンドレの心の中に、
生きる希望やら意味やら活力やらが
全くなくなってしまっている状態。
なぜならオスカルを失うことへの恐怖心が
彼の心のすべてを支配してしまって、
それ以外のものが存在できるスペースが
ないほどになってしまっていた、
そんな想像をしてしまいます。
彼の心の中は果てしない闇のみ。
でもたぶん毒ワインでオスカルと一緒に心中しようと試みたとき、
オスカルの魂と呼応したのか、
アンドレはオスカルに命を救われた過去を思い出した。
これ👇
【ベルサイユのばら 電子版 6巻】
たぶんこれ、
心の底知れない暗闇の中にいてずーっと見えなくなっていた
オスカルからの「愛」を思い出した瞬間だったんじゃないか?
と、妄想してしまいます。
その愛は自分の欲しい愛の形ではないのかもしれないけれども、
紛れもなく2人の間に存在する
オスカルからアンドレへの愛。
その愛に再度触れることができたときに、
アンドレは自分の心の深い闇の底の方で、見えないだけで、
でもずーっと消えずに灯り続けている
自分からオスカルへの愛を再確認したんじゃないかしら?
2人の間に確かに存在する
2人だけの愛の形
結婚とか恋愛とか、
そういう形ではないかもしれないけれども、
確かに存在する魂の絆のような。
魂の絆=愛
みたいな。
その愛を再確認したとき
それまで自分の心を覆っていた暗闇は意味のないものになって、
♪ この暗闇を切り裂くように
光の筋が走って
この心で生きていく世界が
朝に照らされて輝いている
みたいに、暗闇が一転、
アンドレの心は光に満たされ、
オスカルを守って生きる決心を再度したんじゃないかしら?
なーんて妄想してしまいました(*'ω'*)
アンドレにとってオスカルを守ることが
彼にとっての愛の形であり、
オスカルを守る=愛
なのかもしれません🌸
もうそれだけで生きて行ける!
だって彼にとってオスカルへの愛が
彼にとっての生きるための活力のもと、
もっと言ってしまえば、
生きる意味になったのかも。
うん、(妄想上)とてもキリスト教的な世界です。
キリスト教の言うところの神の愛とオスカルからアンドレへの愛が
なんとなくダブっているような…
そしてそれがアンドレに命を与えるの🍃
この2人はたぶん、魂の深い部分で思いあっていて、
愛し合って生きてきたと思うので、
魂が無意識だけど
呼応し合うのかもしれません。
...と、
大妄想劇場に触発されて、
さらなる大妄想が広がってしまいました(笑)
ベルばら
読めば読むほど
深い…
そして妄想を駆り立てられ続けてしまう(笑)
なんて作品だ!