「アンドレ この戦闘が終わったら結婚式だ」の妄想シリーズ☆

 

やっと終了しました^_^;

 

 

たった2コマのシーンに4記事も書いてしまいまったわ…(笑)

 

とんだ、妄想族です…無気力

 

 

さてさてこの後のシーンは、

オスカルがいろいろなものに別れを告げて革命に突き進むシーンですフランス

 

【ベルサイユのばら 電子版 8巻】

 

 

オスカルがこのシーンで別れを告げたものたち...

 

赤薔薇 自分のお部屋

赤薔薇 両親

赤薔薇 王妃さまの2人の子どもたち

赤薔薇 王妃さま

赤薔薇 そしてフェルゼン伯

 

 

...|ω・)

 

 

このフェルゼン伯ですね~^_^;

 

オスカルの別れのシーンのトリを飾ったのが

なぜフェルゼン??

 

といった、

 

ベルばら赤薔薇における私的最大の謎があるのですが、

 

その点は次回一記事を使って大々的に大妄想の予定なので^_^;

 

今回はそれ以外のポイントについて

さらっと考えてみたいと思います☆

 

 

 

まずこのシーンの背景としては、

 

パリ出動後、オスカルがついに民衆側に寝返り、

貴族の称号などなどを衛兵隊員たちの前で放棄!

 

一緒に寝返った隊員たちとともにオスカルが

パリへの進撃を始めた後のところです。

 

 

よく読んでみると、オスカルが別れを告げたもの全て、

旧体制の貴族側のものたちなのですね👑

 

 

まずは自分のお部屋☆

 

オスカルはジャルジェ家で生まれて33歳のこの時点まで、

同じお部屋で生活を続けてきたんじゃないかと思います。

 

それだけ愛着のある空間🌸

 

わたしはこれまで何度となく引っ越しを繰り返しておりますが、

 

数年しか住んでいない空間でも愛着はわき、

離れるときは心残りだったりしました。

 

オスカルなんて生まれてからずーっと

同じお部屋で過ごしてきたと思うし、

 

たぶん愛するアンドレとの思い出がいっぱい詰まった空間です。

 

いつも2人でオスカルのお部屋でくつろいでいたみたいだし、

 

夫婦になったのもそのお部屋で、

それはたった半日くらい前のことピンク薔薇

 

アンドレに例の愛の告白されたのも

同じお部屋の同じベッド付近のことでしたしね(笑)

 

 

そして両親☆

 

自分のお部屋と両親に別れを告げるオスカル。

 

わたしの感覚では

初めての一人暮らしみたいな感じですが、

 

見方によっては、

お嫁にいく感じ?

 

 

このシーンでおもしろいのが、

 

オスカルがいろいろなものに別れを告げるシーンの直前が

「アンドレ この戦闘が終わったら結婚式だ」のコマなのです。

 

【ベルサイユのばら 電子版 8巻】

 

やっぱりなんかちょっと、

結婚してお嫁にいく感じみたい❤

 

結婚して実家から離れていく感じ?

 

 

でもその後に別れを告げたものを見てみると、

このシーンのテーマはもっと深そうで、

 

オスカルはお仕えしてきた王家のメンバーである

王妃さまとその子どもたちに別れを告げているのですね。

 

国王陛下の影形が皆無なのがちょっと気になりますが(笑)

 

オスカルは根っからの軍人で、

 

王家に忠誠を誓いお守りするのが

自分のアイデンティティーみたいなところがあったと思うので、

 

自分の家族やそれに関するものに別れを告げるのと同時に、

 

自分の生き方、使命、アイデンティティー的なものの

方向転換をすることを決心したシーン

 

ともとれるかもしれません。

 

 

あっ、ばあやさんにも

お別れを告げてないわ…^_^;

 

 

なんでなんでしょう?

 

 

 

そしてフェルゼン伯...

 

この点の関しては次の記事でがっつり考えるので

あまりここでは考えませんが、

 

フェルゼンも貴族側の人間ですね。

 

なのでざっくりまとめると、

 

オスカルが別れを告げたものすべて

貴族・王族側、

 

つまり旧体制の支配層のもの

 

という見方ができるかもしれません。

 

 

おもしろいのが、

 

それらのものを総称してオスカルが、

 

「もろもろの古きくびき」

 

と呼んでいるところ。

 

「くびき」とは「つなぎとめるもの」。

 

ただつなぎとめるだけじゃなくて、

 

「困難な状況や制約によって自由が奪われ、自分の意思で動けなくなる」

 

といった意味も含まれてくるみたいです。

 

 

これまで自分に安心を与えてきた実家や両親、

生き方を与え軍人として教育してきた父親、

自分が人生を捧げてきたものが、

 

オスカルの人生の中で、

 

自分を制脚するもの

自分の自由意思を自由を奪うもの

 

そういったものになってしまったのかもしれません。

 

 

オスカルは亡くなるまでずーと軍隊に属し

軍人としてプライドを持って生きてきたようですが、

 

自分の正義心に従って軍務違反をし、

そのことで軍務証を取り上げられたり、

 

しまいには自分の父親にそのことで

手をかけられそうになったりしてました。

 

 

オスカルはそういった経験もベースにして

決心したんでしょうね。

 

心の自由のために

自由に生きるために

 

そういった「古きくびき」に別れを告げることを。

 

これまで自分が大切に守ってきたものたちを

手放すことを。

 

 

そしてそれが、

 

アンドレとの結婚を想像させるコマの

すぐ次に描かれているのが私的にツボです🌸

 

 

オスカルはそういった旧体制のものたちを手放して

新たな世界へ一人で飛び込むのではなく、

 

愛する人と結ばれて

その人と2人で向かって行っている🐎

 

さっきこのシーンが

なんだかお嫁にいく感じ?

 

みたいに書きましたが、

 

たぶん自主的な結婚みたいな感じなのかも。

 

依存する相手が父親などの実家から夫に変わったのではなく、

あくまで自分で選んだ愛する人と新たな世界へ一緒に入っていく感じ。

 

しかも自分が主体で

結婚相手がサポート役。

 

ここ、大きいですねー。

 

 

わたしはなんとなく、

自分が結婚したときのことを思い出します(笑)

 

 

結婚式も、花嫁が父親と行進してきて、

その手が父親から花婿に委ねられて式を挙げるというスタイルが

ムズムズポイントだったので恐竜くん

 

相棒と一緒に入場、

神の前でいろいろ誓い、

 

そのまま2人でサクッと退場スタイルに勝手にアレンジしました。

(牧師さんには了承済み)

 

 

そうそう、あと、

 

当時属していた日本の組織を離れ、

 

相棒とわんこしっぽフリフリだけを連れて

海を渡ったあの日を思い出します(笑)

 

わたしたちは馬ではなく

飛行機でしたけれどね✈

 

さらば、もろもろの古きくびきよ!

 

(笑)

 

 

あっ、よく見るとオスカル、

 

いろいろなものに別れを告げて革命に身を投じたとき

一緒に連れて行ったのはアンドレだけじゃない?

 

【ベルサイユのばら 電子版 8巻】

 

ジャルジェ家から、

 

アンドレと

 

お馬さん2頭連れて行ってたわ🐎

 

 

パートナーと動物しっぽフリフリ

 

わたしのパターンとかぶります(笑)

 

 

まあ、なんとなく理解できるのは、

 

オスカルが別れを告げた世界は

絶対王政の、旧体制の、軍隊の、

 

いってみればガチガチにシステム化し

そこに属す人間を徹底的に管理する組織の世界。

 

オスカルは自由思想を学び、

心の自由を学び、

 

人間として女性として解放されて、

 

そういった世界に耐えられないような

自由な思想や生き方を持つ人間に変貌を遂げてしまった

 

そんな見方もできるかも。

 

 

もういろいろとオスカルは、

 

「自立」を果たしたのかもしれません。

 

アンドレのサポートを得て。

 

 

このテーマ、以前書いたわ…👇

 

 

(内容を確認しないで貼る…(笑))

 

 

 

わたしも長くはなかったですが、

 

ガチガチの組織のかなりの男社会の中で生きた時期があって、

その中で戦って(ジェンダー関連ではないけど)

疲れきって(@_@)

 

それでその世界を出て行き海を渡った

という経緯があるので、

 

オスカルの気持ちが少しわかるかもしれません猫しっぽ猫あたま

 

何かに寝返る!

 

(笑)

 

 

 

さてさて、

 

あと、フェルゼン伯ですね~

 

 

これは気合を入れて

妄想力を働かせねば…

 

(笑)

 

 

続きます

 

赤薔薇ピンク薔薇赤薔薇