京都旅其の①伏見の招徳酒造さんにお邪魔しました! | 発酵料理家・真野遥の研究日記

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今日から五泊六日の京都ロングステイ!
仕事でも遊びでもない、大人の自由研究です。笑

本日は、流通問題研究所の佐竹様アテンドのもと、伏見の招徳酒造さんにお邪魔し、木村社長直々にご案内いただきました。

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招徳酒造さんは、なんと300年以上の歴史を誇る老舗ながら、酒を造るのは30代の女性杜氏!しかもスレンダーで美人さんなのです。大塚杜氏、今日はお忙しかったようでご挨拶しかできなかったのですが、京都の大学卒業後すぐに招徳酒造さんに入社され、兵庫の田島杜氏の下でみっちり修行を積み、現在では杜氏としてバリバリ活躍されているそうです。

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酒米の契約栽培にも力を入れられているそうで、農家さんと密にコミュニケーションを取りながら、「祝」や「京のかがやき」など地元米を積極的に採用されています。

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こちらは酒米「祝」。
絹のように柔らかい米質で、ぼろぼろと崩れやすく、造るのが大変だそうです。
しかしその分、上品で繊細な味わいだとか。

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歴史と文化を感じる、素敵な佇まいでした。

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特別純米~純米大吟醸まで、5種ほど試飲させていただきましたが、いずれも非常に優しく丸い口当たりで、香りは穏やか。旨み強し。上品な京料理のお出汁と一緒に嗜みたい味わいでした。ただひとつ、大塚杜氏のこだわりで始められたという生もと造りのお酒は、しっかりと酸がきいた骨太タイプで、かつ後味に京都らしい柔らかさの残る、ゆるゆるお燗で飲みたい味わいでした。

木村社長は大変気さくで感じのよい方で、若手の蔵人さんや農家さんを積極的に採用されており、とても柔軟性のある素敵な酒蔵さんだなあと感じました。

あ!あともうひとつ、京都駅でバカ売れしているというこんなアイデア商品が。

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なんと、サラリーマンが新幹線で楽しめる、ぐい呑み付きの缶酒「旅衣(たびころも)」!!デザインも京都らしく女性でも購入しやすくて素敵ですよね。こちら1本で500円程度だそう。
早くも、帰りの新幹線のお供が決まりました。

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ご案内いただいた木村社長、大塚杜氏、西川マネージャー、ありがとうございました!!

このあと向かったのは・・・ぐふふふ。。。