2回目の登場です。(前回のフリウリのレッスンはこちら )
![フリウリ](https://stat.ameba.jp/user_images/15/7e/10095808188_s.gif?caw=800)
北はアルプスを隔ててオーストリアと
東はスロヴェニアと国境を隔ててます。
州都は海沿いの町、トリエステ。
![ワイン](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/081.gif)
DOCG1種、DOC9種。
前回はDOCG2種だったのですが、1つ降格したんでしょうか。。
しかし、フリウリのワインはカテゴリー外のものが有名。
ミアーニ、イエルマンなどの作り手も有名だし、
ラディコン、ヨスコ・グラブナー、ダリオ・プリンチッチ、ヴォトビーベッチなど
サローネでよくいただいているビオワインもフリウリのものが多いです。
![チーズ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/084.gif)
【チーズ】 DOPのモンタジオなど
【ハム・サラミ】 DOPのサン・ダニエーレ産生ハム、サラミーニ・アッラ・カチャトーラなど
【オリーブオイル】 DOPはテルジェステ産
【その他】 ガチョウ、とうもろこし、かぶ、いんげん豆
![ナイフとフォーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/075.gif)
【前菜】
ニシンの野菜煮込み
ホタテのグラタン
フリコ(バター、玉葱を炒めてチーズを敷いてカリカリになるまで焼いたもの)
セージのフリット
【プリモ】
チャルゾンズ(ほうれん草、ドライフルーツ、チョコレート、パンのラビオリ)
ニョッキ・ディ・スジーニ(プルーンを詰めた甘いニョッキ)
カカオのニョッキ
かぼちゃのニョッキ
ヨータ(白いんげん、ザワークラフト、豚肉、ポレンタの煮込み)
スカンピのリゾット
かえるのリゾット
チーズ入りポレンタ
【魚料理】
うなぎのグリル
バッカラ・トリエステ風(干しタラとジャガイモのオーブン焼き)
ブロデット(魚のスープ)
いわしのフリットの酢漬け
【肉料理】
トリエステ風グラーシュスープ
ウサギの煮込み
仔牛のカツレツ トリエステ風
豚のレバー トリエステ風
【ドルチェ】
クバーナ(パン生地にドライフルーツ、ナッツを詰めてロール状に焼き上げる)
プレスニッツ(パイ生地で作るクバーナ)
![生ハム](https://stat.ameba.jp/user_images/28/cc/10095808189_s.jpg?caw=800)
サン・ダニエーレ産生ハム
いつも2品だけど今日はスペシャルで3品
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
パルマ産生ハムと並んでイタリアでは有名なサン・ダニエーレ産の生ハム。
うすーくスライスしてあるのもあってか、とろけます~~
![プルーンのニョッキ](https://stat.ameba.jp/user_images/13/33/10095808190_s.jpg?caw=800)
Gnocchi de susini
プルーン入りニョッキ
トリエステの名物料理。
バターと卵も入るリッチなニョッキ生地に
水で戻したプルーンをくるみます。
ソースはたっぷりのバターでパン粉を炒めて
シナモンを加えたもの。
コロッケのような見た目になります。
本場ではプルーンの中に砂糖を詰めたり
ソースにも砂糖を加えて甘く仕上げるとのことですが
今日はお砂糖はまったく入ってません。
もう少し甘くても食べれると思ったけど
それはあくまでもドルチェとしてなら。
プリモとして食べるなら、このぐらいの味付けがいいです。
っていうか、イタリア人って甘いものをプリモとして食べるのね。
![ブロデット](https://stat.ameba.jp/user_images/93/73/10095808194_s.jpg?caw=800)
Brodetto
ブロデット(魚のスープ)
豪快でしょ。
![ホウボウ](https://stat.ameba.jp/user_images/27/d6/10095808195_s.jpg?caw=800)
今回のお魚はこちら。ホウボウです。
アンコウ、メバル、タイなどでもOK。
このスープの贅沢なところは。。。
![スープ](https://stat.ameba.jp/user_images/a5/7d/10095808371_s.jpg?caw=800)
ホウボウでダシを取るんじゃなくて
ダシは別にとるんです。
今日のダシはメバルとワカサギ。
カサゴやハゼでも代用できるとのこと。
フレッシュトマトとイタリアンパセリの軸で煮ること15分。
思いのほか短時間でダシが取れます。
しかし、これをダシだけに使うなんてもったいない~~
メバルとワカサギはちゃんと身をほぐしてスープに混ぜました。
![ブロデット2](https://stat.ameba.jp/user_images/39/e3/10095808374_s.jpg?caw=800)
このブロデットの特徴はたっぷりのアチェット(ビネガー)で煮込むこと。
酸味が利いていておいしいです~
ホウボウもおいしかったですが
ほぐして加えたメバルがとろんとしてて、これまた美味でした。
![イエルマン](https://stat.ameba.jp/user_images/14/9d/10095808376_s.jpg?caw=800)
Vinnnae/Jermann 2006
ヴィンナエ/イエルマン 2006
リースリング、トカイフリウラーノ、リボッラジャッラ
ワインはイエルマンから。
フリウリのワインは単一品種のワインが多いとのことですが
こちらはブレンド。
葡萄をみただけでワクワク。
どう考えてもおいしいでしょ。
マンゴーなどのトロピカルな香りだけど
酸味もあり飲みやすいです。
想像通り私好み
![ラブラブ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
![テーブル](https://stat.ameba.jp/user_images/86/0b/10095808377_s.jpg?caw=800)
残暑厳しい日だったけど
テーブルはほんのり秋の香りでした。