そうして図鑑を見ていると,次はこの恐竜がどんな骨をもっていたのだろうと,「骨格」の情報が欲しくなる。そんな方も多かろうと思います( ̄▽+ ̄*)
私と同世代以上の方で,昔から恐竜の骨格に興味があった,という方は,おそらくこの本をおもちの方も多いでしょう↓
『恐竜骨格図集』
恐竜の骨格図で名の知れたグレゴリー・ポール氏の作品集で,主要な恐竜の骨格がまとめられています。
氏の骨格図の特徴は,歩いていたり,走っていたり,とにかく動きが感じられることですね。この骨格図を参考に発砲スチロールを切り出して,自作でティラノサウルスをつくる,なーんてこともできました。
古巣でも貴重な資料として使っていたのですが,惜しむらくはこの本。すでに絶版です。
Amazonでは2012年2月8日現在で,中古1万円以上(元の価格の約3倍!)がついていたりします。
最近,恐竜の骨格に興味をもった人や,若い方には入手しにくい本となってしまいました。
そこでお勧めしたいのが,次の洋書。
2010年に刊行されたものですから,すでにコアな恐竜ファンの方や,お仕事で恐竜に関係する方はお持ちでしょう(;^_^A
この本も,グレゴリー・ポールの骨格図集です。
先の『恐竜骨格図集』の増補改訂版ともいえる存在で,ページ数は大幅に増えています。メジャーな恐竜はもちろん,コアな恐竜まで骨格図,筋肉図,復元図が用意されています。おまけに体長,体重などのデータもかっちりと書かれているところがすばらしい。
恐竜の体重のデータって探すと意外と大変なのですが,本書にはほとんどの恐竜について,そのデータがあります。
もちろん洋書ですので,文章はすべて英語。
でも恐竜の名前は,学名がわかっていれば,索引から引くことができます。学名であれば,既存の日本の図鑑にものっているでしょうし,ネットでも確認はできます。
学名で恐竜を特定できれば,あとは骨格図集なので,英語がさほど得意でない方でも大丈夫でしょう。
ニヤニヤと笑みを浮かべながら,楽しめるはずです( ̄▽+ ̄*)
もちろん資料としても参考になる点は多々あるかと。。。
総ページ数で320ページにもなります。
ハードカバーでがっしりとしたつくり。
洋書だし,高いのかなー,と思われた方は,こちらのAmazon.co.jpをぜひ,ご覧になられてください。
良い意味で,びっくりするくらいのお値段です。
時期が時期ですので,バレンタインデーのプレゼントとしてもいいかもしれませんね(^ ^
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PDF型三葉虫電子図鑑『We're Trilobites! vol. Devonian』
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今だけ300円!(2月14日まで!)