1月22日終了ヤフオク情報(アメリカ産三葉虫編)
現在,Yahoo!オークションに,大量の化石などを出品中。
その中から,アメリカ産三葉虫を紹介します。
- 超レア! 良質! 三葉虫Meadowtownella
- アメリカの超レア三葉虫です。
- レア! 防御姿勢! 三葉虫Huntonia
- レア三葉虫フントニアの,防御姿勢をとったもの。
- 細部までくっきり! 三葉虫Flexicalymene
- きれいな三葉虫フレキシカリメネ
- 防御姿勢! 三葉虫Flexicalymene
- こちらは防御姿勢をとったもの。
- 防御姿勢! 三葉虫Phacops rana
- 防御姿勢をとった三葉虫ファコプス・ラナ。
近年,ファコプス・ラナは,エルドレジオプス(Eldredgeops)属とされているようですが,
当店ではより親しみのもたれている旧名を使用しています。
化石・古生物萌図鑑続続報
化石・古生物萌図鑑,
去年の12月7日に続報をお知らせしましたが,
今回はまた新たなイラストを紹介したいと思います。
今回紹介するのは2点(^∇^)。
まずは,三葉虫ブリストリア。

ツインテールのように頭部の前から長く伸びたトゲと,
体から伸びた3本の長いトゲが特徴の三葉虫です。
このブリストリアがどんな女の子になったかというと…

おおっ,まさにヽ(゚◇゚ )ノ!
このブリストリアは山神水雲さんに描いていただきました。
山神水雲さんのサイトはこちら→珠藻亭
次は,スミロドン。

「サーベルタイガー」として有名な,
長い牙をもつネコ類です。
このスミロドンがどんな女の子になったかというと…

やっぱり猫は鉄板ですな( ̄▽+ ̄*)。
表情がまたいい!
このスミロドンはたはるコウスケさんに描いていただきました。
たはるコウスケさんのサイトはこちら→Kartina Lab
制作は順調に進行中!
エディアカラ生物群
今回は,エディアカラ生物群についてのお話を。
エディアカラ生物群は,地球の歴史上最初に出現した,
肉眼で見られるほど大きく,また比較的複雑な体をもつ生物たちです。
それまでの生物は,顕微鏡でしか見ることのできない小さな,
また単純な生物でした。
エディアカラ生物群が生きていたのは,カンブリア紀の直前の時代
エディアカラ紀(約6億3500万年前~約5億4200万年前)です。
エディアカラ生物は硬い殻などはもっておらず,
すべて軟体性だったと考えられています。
エディアカラ生物群の化石は体自体が残っているわけではなく,
地層中に生物の体の凹凸が保存されてできたものです。
エディアカラ生物群の化石は,
30か所以上の地点から発見されています。
この中でも有名なのは,
- カナダのニューファンドランド
- オーストラリアのフリンダースレンジ
- ロシアの白海
- ナミビア
です。
カナダ,ニューファンドランド
上の4つの化石産地の中では最も古い,
約5億7500万年前~約5億6000万年前の地層が分布しています。
深海で堆積した地層から,
チャルニオディスクスなどのランゲオモルフ(植物の葉のような形をした生物)
が産出します。

ちなみに,チャルニオディスクスは植物ではなく
動物だったと考えられています。
体の表面から,海水中に溶けている栄養分を吸収していたとも,
考えられています。
オーストラリア,フリンダースレンジ
ロシア,白海
ともに,約5億6000万年前~約5億5000万年前の地層が分布しています。
浅海で堆積した地層から,
ランゲオモルフや円盤のような形をしたもの,節をもつものなど,
多様な化石が産出します。

また生痕化石も産出します。
特に白海からは,
キンベレラが海底を引っ掻いた痕やヨルギアの這い跡など,
エディアカラ生物の生態を考えるうえで重要な化石が発見されています。
ナミビア
上の4つの化石産地の中で最も新しい,
約5億4900万年前~約5億4200万年前の地層が分布しています。
プテリディニウムやエルニエッタなどが,
3次元的に保存されて化石化しています。