今日は朝家をでるときにバタバタしてしまい、
「余裕がない」
と思いながら車に乗り、会社へとむかいました。
車を運転しはじめてしばらくすると、左側の窓ガラスに私はなにか気配を感じました。
私がチラリとそちらに視線を向けると…
窓ガラスに大きなアブがへばりついていました
それから車で1メートル進んでも、3メートル進んでも、
触覚と羽を風になびかせながら、アブは窓ガラスにへばりついていました。
私はそのすがたをチラリと横目で見ては、
「ギャー!きも~っ」
と車内で大騒ぎ。
そして数分後にやっとアブが飛びたっていったあとに、ふと思いました。
…なんだ、「余裕がない」と思っていたけど、アブのことで大騒ぎするくらい“余裕がある”じゃないか
忙しい日常をおくり、こころに余裕がなくなってしまっているあなたへ
フルタイムやパートの仕事をして、仕事が終わったらスーパーに買い物に行ったり、
夕ごはんの準備をしたり、掃除や洗濯をしたり、こどもの世話をしたり、
ときには仕事帰りに職場の飲み会や、ママ友のあつまりに顔をだしたり…
日々のやらなければならないことに追われて、忙しい毎日をおくっているかたは多いと思います。
忙しくて余裕がないと思い疲れてしまっているひとは、
「余裕がない」ということに意識を向けて、自分で自分を追いつめなくてもいいんですよ
真面目でがんばり屋さんなひとほど、
「仕事が終わったら帰りにこのお店によって、家に帰ったらまずこれをやって、つぎは…」
というような感じで、
「その日に予定していたことは全部こなさなければならない」
と思ってしまうひともいるかもしれませんが、
どうしても疲れて体が動かないときは、それらの用事をすべてこなさなくてもいいんですよ
クリーニングは明日とりにいってもいいかもしれないし、
車にガソリンをいれなくてもまだ数日もつかもしれない、
こどもの学校の準備をするのは明日の朝でも大丈夫かもしれない…
「先のばしにしたら大変なことになるから、辛くてもがんばってすべての予定をこなさなくちゃ!」
と思い、いままでずっとがんばってきたひとほど、あえて
「ちゃんと予定通りにこなさない」
をやってみるのはどうでしょう
それをやってみた結果、
「これとこれを後まわしにしてもいいなら、余裕があるかも?」
「なんだ、辛い思いをしてまで絶対にやらなくても、意外と大丈夫なんだ」
ということに気づくと、
「余裕がない」
と追いつめられていたあなたのこころが、少し安らぐかもしれませんね