奈良橋亜子に続き鮎川美魅も学校に来なくなってしまった。栗原凛も行方がわからないまま、本多奈穂美は親友の3人が居なくなりひとりぼっちになってしまった。学校から帰ると居なくなってしまった3人に祈るようにLINEするが、既読になることはなかった
奈穂美「どこ行ったのよ」
と言ってため息がもれる。それを見ていた鷲ノ巣望(わしのすかなえ)が声をかけてくる
望「どうしたん?」
奈穂美「何でもない」
と言って無理に笑顔を作る
望「無理はよくない」
と言って手を振る
望は同時期にバイトを始めたので、1歳年上だがよく話す仲になっていた
望「悩みあるなら聞くけど…」
と言って奈穂美をじっと見つめ
望「よし、バイト終わったら話しよう。これ決定」
と半ば強引に決められてしまったが、奈穂美は何故か救われた気がした
つづく