本多奈穂美「ねぇ亜子(奈良橋亜子)今日休みだったけど」
美魅「LINEしても既読つかないんだよ。電話もつながんないし」
奈穂美達4人は1年の時に同じクラスになり、いつも一緒だっただけに2人になるとかなり寂しく感じた。今日は4人で買い物に行く約束をしていたが
奈穂美「どうする?」
美魅「なんかね…」
やはり2人だけになるとあまり気乗りしない。結局この日はそれぞれ帰ることに
奈穂美がそろそろ寝ようかという時美魅から電話が入る
奈穂美「なに?」
眠くて少し不機嫌な出方をしてしまった
美魅「さっき亜子から電話があった」
美魅はかなり興奮していた。奈穂美は着信が入ってるんだから当たり前だと思っているが
美魅「なんかさ…を見たとか」
誰か名前を言ったみたいだがノイズが入り聞き取れなかった
美魅「それでさ…」
またノイズが入る
奈穂美「なに?」
聞き返すが、美魅には聞こえてないようで
美魅「それで明日会うことになったんだ」
明日って学校だろと言おうとしたが、再びノイズが入り電話が切れた
そして翌日から美魅も学校に来ることがなくなった
つづく