ふたり~設楽楓(したらかえで)の章~4話目 | あ~やんのどりーむぱーてぃー

あ~やんのどりーむぱーてぃー

わたしの見た夢を皆さんに紹介しています。どうぞ暇潰しに見てやってください(笑)

高校入学から1か月。ついに楓が陸上部に入ったことがバレる

母「ちょっといい?」

楓「急いでるんだけど」

楓は部活に行くために仕度をしていた

母「いいから座りなさい」

楓「もう、急いでるって」

と言いながらバレたかな?と思っていた

母「あなた陸上部に入ったって」

やっぱり

母「あなた自分の身体がどうなってるかわかってるの?」

楓「わかってるって」

楓はどこからバレたか考えていた

母「あなたは心臓が…」

楓「それは先生が大丈夫って」

母「それは日常生活のことでしょう」

楓「それじゃ部活だって日常生活だもん」

母「違うでしょ?次に心臓に異常があったら…」

楓「手術してから今までに異常なかったじゃん。運動会だって」

母「運動会みたいなものじゃないでしょ?あなたがこれからすることは?」

楓「もういい」

楓が立ち上がる

母「良くない。とにかく陸上部は辞めなさい」

楓「辞めるつもりはないから」

母「だったら家から出しません」

楓「お母さんにできたらね」

リビングを出ようとしたら竜次が立っていた。そこで楓はどこからバレたか気づいた

竜次か…

母「竜次くんお願いね」

竜次「はい」

竜次は楓の手をつかみ楓の部屋まで連れていき、部屋に閉じこめられてしまった

楓はため息をついてベッドに座った。そして、京子に今日は休むことを伝えベッドに横になった



気付けはいつの間にか寝ていた。起きてドアを開けてみると、そこにはもう竜次はいなかった。楓はリビングに行ってお菓子を食べながらテレビを見ているとテレビの下に紙がはさまっているのが見えた。楓はそれが気になりその紙をとった。それは、楓がドナー宛に書いた手紙だった


ふたり~設楽楓の章~4話目終わり