該当カスタマーのブログにて、
【メーカー様】の画像使用があったことと、その対応についての記事があがっていた。
【画像盗用・加工疑惑】の件に関わった記事と思われるので取り上げることとする。
一見すると謝罪とも取れる部分があるようだが、
内容をよくみていくと曖昧な部分、実際の対応との矛盾、
肝心の詳細には一切触れていないなど
【ブログ上でどのような事があったのかを告知】する内容にしても、
【該当ブランドへの謝罪】とするにしても不足しており、
何よりも、一番に説明され、謝罪されるべき対象が抜け落ちている。
記事には【無断盗用画像を使用したアイを落札した方】への言及が一切なく、
またそのことに関しても【サブタイトル】に記述があるのみで詳細はなく
ただ【何らかの画像を使用していたが修正を完了した】という点のみとなっているため
実に誠実さの薄いものに感じられる。
なお、記事は直近で触れていた【対企業への盗用疑惑】についての内容のみだったため、
当ブログの切欠になったドレス盗作疑惑と、その隠蔽に関わる点に未だ説明などがないことで
該当カスタマーの【謝罪】の誠実さを著しく下げている点はひとまずおいておく。
さて、該当の記事を見たところ、
恐らく【ミハエル・ネグリン】の画像をブログ内に許可なく加工使用していた件と
カスタムアイにオリジナルと謳って使用していた件かと思われるが、
予め知っているものと、まったく知らずにその記事を初見とするのではまったく受ける印象が異なるのではないかと思われる。
【どのメーカー】の【どのようなもの】を
【何にどのように使用した】のかという経緯が一切書かれていない為
一見はきちんと自発的に対応を完了しているように見えるのだが、
さて実際はどうだったのか。
事の流れを追っていると、矛盾点や不審に思う点が浮かぶ。
前提として、第三者により画像の盗用が確認されているものは
大きく分けて【ブログ内】と【商品としての販売】がある。
まず、【メーカーへ直接本人から連絡】をし【画像の検証を願い出た】とあるが、
実際には某掲示板内で【ミハエル・ネグリン】への問合せの状況などが報告され、
先方が動くようだというレスの直後に表面的な画像は一切撤去された経緯がある。
【バレンタインをテーマとしていたものから変更する】という理由の上で
ブログスキンをはじめ、該当する使用画像を削除するなどしていたはずである。
そうなると、某掲示板内でも指摘があったが
確認の仕様がない状況で一体何の検証を願い出て、指示を仰いだのかという疑問が必然的に浮かんでくる。
実際はスキンを変更してたといっても、見落とされたかそのまま使用されているものがあったが
その部分だけを確認していき指摘を受けたということなのだろうか?
【ミハエル・ネグリン】画像の使用は、トップ画像からサイドバーのギャラリーのフレーム、
背景に至るまでブログの大部分に渡っていた。
指摘によって気付き、謝罪と検証を願い出るというのであれば
細部まで慎重に確認し全てを撤去した後、
若しくは、画像使用を肯定するつもりがあったのなら
【画像をこのように使用しているが問題はあるか】と現状のままで確認を願うものではないかと思う。
しかし、実際の順序としては
第三者による問合せが進み、企業側からの返答報告があった直後に修正されている。
本人も同時期に問合せを進め、同時期に返信が来ていたことも考えられるが、
そうなると【ブログスキン等を一切修正せずに】問合せをしていたということであり
【無断使用がいけないことだと気付いて】先方に連絡を取る事と矛盾していないだろうか。
それまで画像の撤去、修正などはみられていなかった。
当ブログでも該当カスタマーのブログのスキン変更に関わる記事とりあげているが、
その内のどの段階で問合せをし、指示を受けることが出来たのか疑問である。
また、【商品として販売】していたことと関わりつつも
【企業に対して】の内容に留まり【一般の個人】についての内容が一切ない点も
非常に不誠実なものに感じられてならない。
オークションへ出品していたアイの画像を削除したとあるが、
すでに金銭を受け取り、販売してしまった商品は削除できるものではない。
単純に手元の画像を処分したという報告のみがあり
どの商品に画像を使用し、落札者への対応をどのようにしていくのかは一切触れられていない。
該当ブランドへ【連絡の上検証を願い出た】のであれば当然そちらへの謝罪はその場でなされているはずだが、
今回あげられていた【報告】ではブログ上で重ねて【メーカー様】への謝罪の弁を述べたに過ぎない。
それも、ブランド名を特定していないため謝罪というには些か誠意に欠けるものである。
これではあまりにも片手落ちではないだろうか。
盗用画像の著作元への謝罪は勿論必要だが、
それと同等に【盗用画像を使用した商品を買った方】へ謝罪がなされるべきではないのか。
販売した商品の中に【オリジナルと偽り無断で使用した画像があった】のならば
その商品を購入した方への説明と謝罪は必要ではないのか。
カスタマーとして作品を売買する上で、一番に繋がりが必要であり
尚且つ直接関わることで利益も被害も被るのは
一般のファンやオークションの落札者、入札者であるのに、
対企業への対応はなされてもそちらは等閑にされている。
オークションに出品する以上、商品には全責任を負うべきであるにも拘らず、
出品時に【どこの著作物か】を明かさず、【オリジナル】だと虚偽の情報を伝えている。
現在【画像の盗用があった】と明言し、著作元へ謝罪するのであれば、
どの商品にどの画像を使用したのかを説明した上で
嘘の説明で商品を購入した相手へもしっかりと謝罪がなされなければ
自身の商品にあまりにも無責任であり、
落札者、入札者に対して誠実な取引をしているとはいい難い。
いちファンとして見守り、オークションを通じてカスタムされた商品を手にいれたいと思っている存在は、
該当カスタマーの中でどのような位置付けに当たるのかと考えたとき、
これでは残念な結果にしかならないのではないか。
今回あげられていた【報告】と銘打った記事は、
特にカスタマーを信じている人にとっては
【一見】しっかり対応しているように見えるかも知れないが
よくみてみると【あるメーカー様】へのみ向けられており、
上記のようにカスタマーとしての今後に関わる部分への明言を避け
実際にあったことを曖昧なまま明かさず、終息させる意図のようなものを感じざるを得ない。
オークション商品への盗用画像の使用を事細かに説明し、それぞれの落札者への対応を明言することは
確かにカスタマーとしての評判や信頼を著しく貶める原因ともなるだろう。
だからといって曖昧に説明を回避し
【謝罪の意味を持つ言葉】を公開するだけでは何の意味もない。
それは【謝罪】ではなく、【謝罪しているという自己満足】に過ぎない。
中途半端に濁し、都合のよい部分だけを提示するような誠実さに欠けた対応には
新たな矛盾や疑問がついてくるものである。
その矛盾や疑問は、相手を信じているほど深い不信に変わることに気がついてほしい。
それから、いつか風化することを待つことはターニングポイントを見過ごしがちになる。
見逃すほど後戻りが出来ないことを考えると
気分が悪いかも知れないが、ひとつの指摘も大切な切欠になるのだから、
このブログにコメントを寄せられたことや、当方から返信としてあげた記事も利用されては如何かとも思う。
勿論、該当カスタマーを心配されて当ブログへいらしている方、
コメントを残される方も、充分切欠を作っていることになるのだが
その切欠をどう扱うかはこちらで思い至るものではない。
今後また情報があれば随時追記することとする。
それから、これはあくまで個人的感想なので蛇足になるが
血液型で性格を提示する意図を思わせる記事は
AB型である自分自身にも良く当てはまるものだと興味深く読ませて頂いた。
しかし、ブログ上に公開したとはいえ
まだ【メーカー様】も、ファンの方をはじめ他のブログ読者も確認できたか定かではない段階で
【報告記事】と時間をおかずとりとめのない内容の記事をあげてしまっては
伝えるつもりのものも伝わらないのではないかと思えてならない。