バンクーバー滞在記十二日目(3月14日)
いよいよ明日が語学学校最終日です。

二週間はやはり短いようにも思いますが、一週目の激動感と比べると良くも悪くも落ち着いてきますので、もちろん勉強の面から見れば長くいることに越したことはありませんが、コストパフォーマンス的には悪くない滞在期間だと感じます。ただ、やはり今後まだ1年近く滞在期間が残っている学生の話を聞くと羨ましく感じてしまいますね。彼らの成功を願います。
今日は少し体調が優れないのもあって、早めに帰宅しようと思い、郵便局にだけ寄って帰ることにしました。Googleマップでpost officeを探すと、周囲にたくさんヒットするのですが、どれを見ても外観の写真がドラッグストアだったり、コンビニエンスストアだったりで、いっこうに建物が見つかりませんでした。
それで、少し調べてみたところ、カナダでは独立した郵便局という建物はなく、そのすべてが(例外もある?)、建物内のひとつのコーナーとして存在しているということでした。カナダにはロンドンドラッグという大きなドラッグストアがあります。一眼レフカメラやパソコン、ヘッドフォンなども売っており、ドラッグストアというには規模が大きすぎるのですが、人気のあるチェーン店で多くの人がそこで買い物をしています。そのなかのひとつのブースみたいな形で郵便局が入っています。
また、カナダでは基本的に郵便局は家まで届かず、最寄りの郵便局に取りに行かないといけないということでした。初めて聞いたときは非常に不便だと思いましたが、急ぎの荷物は宅急便等別のサービスを利用するでしょうし、手紙を送ることも少なくなってきているでしょうから、これぐらいの不便さがちょうどいいのかもしれないなとも感じました。

日本ではピエール瀧がコカインを使ったことで騒ぎになっているようですが、カナダでは大麻が合法のため町を歩いていると必ずといっていいほど大麻の臭いを嗅ぐことになります。路上での喫煙は禁止されている、と聞きましたが、歩きタバコ・大麻は普通にいますし、ポイ捨てする人もたまに見かけます。珍しくバンクーバーの悪いところだと思います。これもある意味ではカナダの寛容性なのでしょうか。
明日の最終日は授業、卒業式が終わったらカラオケに行って飲み会です。人生最後の学生気分を味わってきます。
◆Today's Phrases
@twisted
This word used in the game named"apple to apple"
Twisted means "not pure".
I don't want to be a twisted person.
バンクーバー滞在記十一日目(3月13日)
バンクーバー滞在十一日目です。
水曜日は通常のクラスと違う選択クラスになるのですが、選択クラスは今日で最終日ということになりました。
水曜日は二種類の授業があるのですが、そのどちらの授業においても僕がオンリーワンの男性なので、もし僕が十代で来ていたらちょっと恥ずかしがっていたかなと思います。アラサーに怖いものはありません。
授業では、二つのチームに別れて、「ジーニアスチャレンジ」というゲームをしました。大層な名前がついていますが、言ってしまえばクイズ勝負です。互いに違う問題が印刷されたハンドアウトから交互に問題を出しあい、正解数が多い方が勝ちというものです。当然相手がわからないと思う難しい問題を選んで出すのですが、「スメルズライクティーンスピリットという曲を歌っているバンドのボーカルの名前はどれでしょう。」という問題を受けて、選択肢を聞く前に即答したときには、まさかの味方から「さすが28歳。ジェネレーションギャップ感じましたよ。」と言われました。「年齢じゃなくて教養だよ。」と返事をしました。冗談も言い合えるほど仲良くなれたのは嬉しいです。
授業後のアクティビティとして今日はジャパニーズナイトが開催されました。日本の文化について、日本人学生が英語で説明を行うというものです。そこで初めて能を鑑賞しました。嵐山というもっとも有名な演題のひとつで、その一部を学生が演じてくれました。まだ習って一年しか経っていないんですよ、と彼女は言っていましたが、そうは思えない堂々とした演技で、見入ってしまいました。日本の伝統芸能については全く知識がないため、帰ってから少し調べてみたいと思います。まさか能の初めての鑑賞がバンクーバーになるとは思ってもみませんでした。
また、別の学生は、折り紙の折り方をレクチャーしており、普段あまり目にしない英語が頻出して新鮮でした。
その後は、昨日知り合った韓国人女性と、仲の良い韓国人男性、受付のカナダ人女性(と思っていたらアメリカ人であるとのこと)、そして日本人の男性と飲みにでかけました。昨日スムージーに誘ってくれた韓国人のお姉さんに飲みにいこうと誘われて、今日こそはビールが飲めるぞ、と思っていたのにタピオカミルクティー屋に案内されたときには、さてはわざとだな、と疑いました。
店内では大学の話や、兵役の話、日本のアニメやアイドルの話や、血液型占い(カナダでもあるのかと驚きましたが、中国から来た学生に教えてもらったとのことです。bloodtype zodiacと言っていました。)、宗教感の話などをしました。
興味深かったのが宗教の話です。海外では信仰心が高く、自分の宗教をしっかり意識しているのが当たり前だから日本の宗教感について調べていきなさい、などと留学のまとめサイトで見かけました。しかしカナダにきてから結局一度も自分の宗教について聞かれることはありませんでした。
カナダでもやはり一番ポピュラーなのはキリスト教で、プロテスタント優位のアメリカと違い、カトリックが多いそうです。ただ、日曜に教会に通うこともほとんどなく、他人の宗教についてもアメリカと比べると関心を持たず、干渉もしないのだということでした。カナダには今ではもう200以上の人種がいて、それぞれお互いの文化を尊重・保存しながら共存しているのだなということをここでも感じました。こういう寛容さがバンクーバーの魅力のひとつだと思います。また、多様性の話をしていたら韓国人のお姉さんが「近くにゲイストリートがあるからいってきなよ。」と韓国人男性に言いはじめました。韓国人の二人は今日が初対面でしたが、お姉さんはジョーク、特にキツめなタイプをよくいう人で、なんというかドラマとかに出ていそうな人だなという印象です(語彙力が足りない)。からかいがいがないからなのか、僕にはとても優しいです。もしかしたら僕のことは気に入ってくれてるのかもしれません。
帰りは韓国人二人と別れて、受け付けの女性と日本人学生と駅まで歩きました。日本人は書くのも読むのもできるのに、話すのと聞くのがやたら苦手だと言われているよね、という話をしたのですが、確かにそれは他の国と比べて強く感じるということです。日本人は恥ずかしがりすぎるということで意見が一致しました。一緒に歩いていた日本人の彼も特に恥ずかしがりやで、話すのがめっきり苦手なようで、年をとれば羞恥心は薄れていくよ、僕を見てみなよ、と笑ったら、女性も一緒に笑ってくれました。
今日は特に写真もないので、終電と始発の時間を載せます。
YVR(バンクーバー国際空港)の表示をよく見ますが、例えば関西空港をKIXと書いた看板とかって日本でもよくあるものなんでしょうか。
◆Today's Phrases
@omit
When I wanted to explain about the difference between English and Japanese, I used this word.
Japanese often omit the subject, so sometimes we omit the subject in English too.
For instance, "finished?", "want to go?" and so on.
These may be acceptable, but I have been trying to use perfect sentences during my stay expect in too casual conversations.
@timid
Sometimes English speakers use similar words in the same time.
I can't find an example now, but the reception woman said "Japanese are timid and shy".
I had never seen the word, I think I have no chance to use the word.
Using "shy" is enough for me.
バンクーバー滞在記十日目(3月12日)
いよいよバンクーバー滞在も10日目になりました。

今後の人生で果たして10日以上の海外旅行にくることはあるのでしょうか。もしかしたらここでの経験が忘れられなくてバンクーバーに移住しているかもしれません。
学校にも慣れてきて基本的に学校内での目新しいイベントも少なくなってきました。新入生が二人ほどクラスに増えたのですが、一人は人生の半分をフィリピン、もう半分を日本で過ごしている子で、少なくとも僕が聞く限り非常に上手に英語を話します。やはり最初のクラスはどれだけ英語が上手でもintermediateになるというのは本当のようです。他の学校の状況がわからない上に、あくまでも現段階での気持ちですが、この制度がある以上、1ヶ月程度の語学留学で特にインプットを鍛えるというのはかなり難しいと感じます。正直不可能といってもいいほどです。グループワークやペアワークを行う時に使われる英語はほとんど崩壊していますし(もちろん自分の使う英語もブロークンでそれを誰も指摘してくれない)、vocabularyにもかなりの差を感じます。昇級テストの頻度を増やしてなるべく学生のレベルを揃えてほしいと願うばかりです。
今日は授業終了後のアクティビティとしてバンクーバーアートギャラリーに行ってきました。見た目もとても壮大で、建物だけでも見る価値があると思います。毎週火曜日はby donationといって、夕方5時以降任意の価格を払うことで入場することができます。最低は2ドルからとのことですが、通常の入場料が24ドルとのことで、自分は10ドル払って入りました。

自分は絵画にはほとんど詳しくなく、現代美術にも明るくないのですが、唯一映写室のようなところで流されていた中国の映画が明らかにフランツカフカの変身をモチーフにしていた作品だったので、そのようなことを回りの学生に言ったら、思いの外食いついてもらえました。入場する前から美術館とかよく行ってそう!という謎の良い偏見を持ってもらっていたので、これがいい方向に働いたのかもしれません。
映画は鮫のぬいぐるみに噛まれてただ這うことしかできなくなった男性が家族から虐げられるという話です。正直意味はわかりませんが、変身を読んだことがある人はみんな「変身だ、、、」という感想を抱くと思います。もし誰か映画のタイトルを知っている人がいたら教えてください。
その後、そのアクティビティで仲良くなった韓国人の年上女性と、いつも仲良くしている日本人の学生と3人で飲みにいきました。drinkというと、自分のなかではアルコールを飲みにいくという意味を含有すると思っていたのですが、彼女にとってはそうではなかったようでおすすめのスムージー屋につれていってもらいました。実はビールが飲みたいんだとなかなか切り出せず、結局ドラゴンフォースという、ドラゴンフルーツとグレープフルーツのスムージーをテイクアウトし飲みながらバンクーバーの町並みを散歩しました。そのときのバンクーバーの気温は4度でした。海風とスムージーが体を冷やしました。
その後日本人学生を駅で見送ったあと、インスタグラムのアカウントを交換するときに誤解をとくことができ、また明日にでもクラフトびーるを飲みにいこうと伝えました。言わなきゃ伝わらないことってあるもんですね。
◆Today's Phrases
@caught my eye
The phrase was written in the poster.
That means to attractive enough to be noticed by someone.
It is easy to understand.
@waterfront
This is not a phrase.
This is the name of a station in Vancouver and my umbrella.
I have just noticed yesterday. This coincidence made me happy a little.
