昨年のプロ野球のストライキは何だったのか?
あの2日間で問われたものが、どこまで解決したのか?
よく解らないまま、今季のプロ野球が終わろうとしている。
①NPBという組織
昨年、根来コミッショナーが辞意を表明したはず?だが、まだその地位に恋々としていらっしゃる。
この、地位は魅力的なのであろうか?
プロ野球は、オーナーの意向が強く反映される組織形態をとっている。
お金を出しているのだから、当然!と言われればそれまでなのだが・・・・
そして、オーナーに共存共栄の発想はない。
昨年までは、巨人依存体制だったが、阪神依存体制にシフトするとか?
他球団におんぶに抱っことという経営で無く、自助努力が必要だと思うのだが・・・
さらに10球団、1リーグ制への未練を持っているオーナーもいると聞く・・・
パイの縮小は、コンテンツの価値を下げることになるという、当たり前の経済法則をご存知ないのであろうか?
また、昨年ドラフトの裏金問題で辞任したはずのオーナーが、会長として戻って来たり・・・
自ら決めたルールすら守らない人達の集まりのようである。
そのドラフトも、高校生と社会人が分離されただけで本質的な問題に切りこんではいない。
そして、NPBに権力がない?
他のプロスポーツを見ても、また他国と比較してもNPBの権力の無さは異常であろう。
この方向が正しいとは限らないが・・・
発足当初のJリーグは、バブルに躍り選手の年俸も高騰した。
現在では、日本人最高年俸は、1億円で1人だったか2人だったか・・・
というように、全体の年俸を縮小した。
それで、球団数を維持している。
J1に18チーム・J2に12チーム、計30チームがプロとして存在している。
プロ野球の12チーム数は、これと比べても多いとは思わないのだが・・・・
②マスメディア
プロ野球の視聴率が落ちているという。
当たり前である。
プロ野球が面白く無いのではなくて、プロ野球中継がつまらないのだから・・・。
感動の押しつけや、ヨイショ!の解説、そして絶叫
番組宣伝のゲストや、ピント外れのアトラクション
自然発生のヒーローで無く、押し付けのヒーロー・・・・・
面白いはずが無い!
プロ野球中継がプロ野球を伝えていないのだから、視聴率は落ちて当然ではないか!
そして・・・
マスメディアの役割は、チェック機関という側面。
どの国でも、スポーツ紙面で選手評価や采配の評価は、冷静に行っている。
取材ができなくなるから・・・・
こんな理由で(推測?)、マイナス面を伝えなくなれば、伝えられた情報はやがて朽ちる。
その段階を向かえているだけか?
③楽天の行方
予想に反して、今季は黒字らしい・・・
そして、来季は野村監督に、清原・元木・ローズの獲得だとか・・・・
一線で通用し無くなったロートルであっても、練習姿勢や精神のようなものを伝えられる存在はいる。
しかし、これらの顔ぶれにそれは期待できない・・・
この会社、サッカーのイルハン選手で冒した失敗を繰り返すだけなのであろうか?
そして、なぜ今季黒字になったのか?根本的なものを理解していない。
④そしてファン
ある球場の外野席は、冷静に野球を見る環境に無いという。
一糸乱れぬ応援と言う名のパフォーマンスを、試合中強要されるとか?
熱狂的な一部のファンだけを大切にすると、そのファンだけのものになる。
よく例えられるが、プロレスと同じ道を歩むのか?
プロ野球は、もっと幅広い層に受け入れられなければ、経営は成り立たない。
オーナー
コミッショナー
マスメディア
そして熱狂的なファン
誰もプロ野球を愛していない・・・・
そんなプロ野球が衰退するのは、明らかであろう。
そして、阪神の優勝はそれを象徴する出来事に思える。