昨年のプロ野球のストライキは何だったのか?

あの2日間で問われたものが、どこまで解決したのか?

よく解らないまま、今季のプロ野球が終わろうとしている。


①NPBという組織

昨年、根来コミッショナーが辞意を表明したはず?だが、まだその地位に恋々としていらっしゃる。

この、地位は魅力的なのであろうか?


プロ野球は、オーナーの意向が強く反映される組織形態をとっている。

お金を出しているのだから、当然!と言われればそれまでなのだが・・・・

そして、オーナーに共存共栄の発想はない。

昨年までは、巨人依存体制だったが、阪神依存体制にシフトするとか?

他球団におんぶに抱っことという経営で無く、自助努力が必要だと思うのだが・・・


さらに10球団、1リーグ制への未練を持っているオーナーもいると聞く・・・

パイの縮小は、コンテンツの価値を下げることになるという、当たり前の経済法則をご存知ないのであろうか?


また、昨年ドラフトの裏金問題で辞任したはずのオーナーが、会長として戻って来たり・・・

自ら決めたルールすら守らない人達の集まりのようである。

そのドラフトも、高校生と社会人が分離されただけで本質的な問題に切りこんではいない。


そして、NPBに権力がない?

他のプロスポーツを見ても、また他国と比較してもNPBの権力の無さは異常であろう。


この方向が正しいとは限らないが・・・

発足当初のJリーグは、バブルに躍り選手の年俸も高騰した。

現在では、日本人最高年俸は、1億円で1人だったか2人だったか・・・

というように、全体の年俸を縮小した。

それで、球団数を維持している。

J1に18チーム・J2に12チーム、計30チームがプロとして存在している。

プロ野球の12チーム数は、これと比べても多いとは思わないのだが・・・・



②マスメディア

プロ野球の視聴率が落ちているという。

当たり前である。

プロ野球が面白く無いのではなくて、プロ野球中継がつまらないのだから・・・。


感動の押しつけや、ヨイショ!の解説、そして絶叫

番組宣伝のゲストや、ピント外れのアトラクション

自然発生のヒーローで無く、押し付けのヒーロー・・・・・


面白いはずが無い!


プロ野球中継がプロ野球を伝えていないのだから、視聴率は落ちて当然ではないか!


そして・・・

マスメディアの役割は、チェック機関という側面。

どの国でも、スポーツ紙面で選手評価や采配の評価は、冷静に行っている。


取材ができなくなるから・・・・

こんな理由で(推測?)、マイナス面を伝えなくなれば、伝えられた情報はやがて朽ちる。

その段階を向かえているだけか?



③楽天の行方

予想に反して、今季は黒字らしい・・・

そして、来季は野村監督に、清原・元木・ローズの獲得だとか・・・・


一線で通用し無くなったロートルであっても、練習姿勢や精神のようなものを伝えられる存在はいる。

しかし、これらの顔ぶれにそれは期待できない・・・


この会社、サッカーのイルハン選手で冒した失敗を繰り返すだけなのであろうか?

そして、なぜ今季黒字になったのか?根本的なものを理解していない。



④そしてファン

ある球場の外野席は、冷静に野球を見る環境に無いという。

一糸乱れぬ応援と言う名のパフォーマンスを、試合中強要されるとか?


熱狂的な一部のファンだけを大切にすると、そのファンだけのものになる。

よく例えられるが、プロレスと同じ道を歩むのか?

プロ野球は、もっと幅広い層に受け入れられなければ、経営は成り立たない。




オーナー

コミッショナー

マスメディア

そして熱狂的なファン


誰もプロ野球を愛していない・・・・

そんなプロ野球が衰退するのは、明らかであろう。

そして、阪神の優勝はそれを象徴する出来事に思える。

今国会、将来税負担の増える郵政民営化法案が焦点の1つらしいが、こんな法案はオマケみたいなもの。

先に記した、共謀罪の新設や障害者自立支援法案の方が、重要度は高そうである。


障害者自立支援法案・・・

基本的に、立法主旨は間違えていないと私は思う。

ただ、あまりにも障がい者の置かれている環境を無視しすぎている。


穏やかに表現すれば・・・

小学生に微積分の問題をいきなり出して、解けなければ落ちこぼれとして扱うようなもの。

普通?に表現すれば・・・

国はあんたらの面倒は見ません!と宣言するようなもの。


自立支援と言う名の、引きこもり支援である!


この国は、意識レベルにおいても社会基盤レベルにおいても企業倫理レベルにおいても、障がい者が一個人として活動するにはとても窮屈過ぎる。

個人レベルでは障がい者の側に「何々させてもらっている」という意識が働き、健常者側にも「何々させてやっている」という意識が根底にある。

そして、社会基盤の整備も遅れており普通の社会生活を送ることすら困難な場面に出くわすことが多い。

そして、企業倫理レベルにおいても障がい者の一定数受け入れも、努力目標であり実効性が薄い。


せめて、この国の障がい者政策、意識レベル、社会基盤を高校生レベルまで引き上げて、それから自立支援法の検討を行おう。それが物事の順序であろう。

立法趣旨に賛成と書いたのは、意識レベルでも社会基盤レベルでも自立が確立されてくれば、この法案は必要になってくると感じるから・・・


しかし、現状でこの法案は、弱者切り捨て以外の何ものでもない!


この法案に対案などと寝言を言う民主党の皆さんも、弱者切捨てを認めるのと同じである。


この法案は、廃案しかない!

拙ブログでもこの投稿 で触れた、avexの「のまネコ」盗作問題。

もともと、2ちゃんねる発のアスキーアート(AA)の「モナー」からインスパイア?されたが、ほとんど同じにしか見えないキャラクター「のまネコ」をavexが商標登録(商標登録権者は別)し、なおかつ、もともとAAを使用している人々に対して、その使用を妨げるものではない!という強硬手段に出て問題をこじらせてしまったこの問題。


avexが、所有者は不明であるが2ちゃんねるで流行しているものを、勝手に自分のものと言ったことに端を発していて、どう考えてもavexの不手際?いや確信犯的な犯行なのであるが・・・


2ちゃんねるのひろゆき氏が、ユニークな手段で反論にでた。

■のまタコについての公開質問状■


ここで、ひろゆき氏はavexの手法を逆手に取り、なおかつavexの言い訳?に対しても、ウイットに富んだ回答をしている。


そして、この方法は、弱者が強者と闘う戦略の示唆に富んでいる。



①エイベックスは何も理解していない!

■「のまネコ」に関するエイベックスネットワーク株式会社の発表について

これは、9月23日にエイベックスホールディングスの発表であるが・・・

あまりにもお粗末?なので全文を引用させてもらう

===ここから引用

■「のまネコ」に関するエイベックスネットワーク株式会社の発表について

先般エイベックスネットワーク株式会社が発表した「のまネコ」の商標出願(出願人:有限会社ゼン)について、説明申し上げましたが、言葉足らずのところがあり、みなさまに誤解を生じさせ、混乱を招いたことにつきまして、関係者の方々ならびに関連するみなさまにまずはお詫び申し上げます。

わたしたちはビジネスを行っておりますから、プロモーションの結果生じた市場の反応に対応してさらにその活躍の場を広げていきたいと常に考えております。しかし今回出願した商標につきましては、あくまでもグッズとして展開されるキャラクターの「のまネコ」のみであり、当然のことではありますが、わたしたちが、モナーの利用に対して権利を主張することは一切ありませんし、他のアスキーアート(例:しぃ、モララーなど)に対しても同様です。再度申し上げますが、あくまでも商品開発における「のまネコ」に限定した商標登録出願でしかありません。

今回モナーを始めとするアスキーアートキャラクターを愛し育ててきたみなさまに対する配慮が足りなかったことは、エイベックス・グループとして反省いたしております。

今後、わたくしたちは、いわゆるネットコミュニティのみなさまともより一層深いコミュニケーションをとらせていただきながら 、多くの人々に楽しんでいただけるクリエイ ティブなエンタテインメント・コンテンツを世の中に出して参りますので、よろしくお願いいたします。

エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社 2005年9月23日

====引用ここまで


今回の騒動の原因は、エイベックスが、2ちゃんねる発のAAを真似したキャラクターを自社キャラクターとした、というこの1点に尽きる。

この説明文?を読んでもエイベックスは、2ちゃんねる発のAAを自社キャラにしたことについて何も問題意識を持っていない。


このスタンスが、著作権ビジネスを展開する上場企業のとるスタンスなのであろうか?

この売れれば何をしても良いと言う強者の論理が問題だといののに・・・・・



②それに対して・・・

ひろゆき氏の公開質問状は、エイベックスの問題点を曝け出しただけでなく・・・・

メディアも巻きこんだ、上質な戦略へと転化している。


2ちゃんねるを弱者だとは思わないが・・・・

弱者が強者と闘うときに、正面からぶち当たるだけでは、その成果は怪しいものとなる。

メディアミックス?であり

相手の言動の問題点を炙り出す

そして、ひろゆき氏の「のまタコ」に対する批判は、そのままエイベックスの「のまネコ」に対する批判にもなる。

上等なウィットであり、戦略としてただ感心している。



③勝手に予想すれば・・・

エイベックスは、この公開質問には答えないであろう・・・

ただ、自己の行為がボディブローのようにジワジワと効いてくる焦燥感を味わうことになる。

第3ラウンドは、たぶんその時だ。

(売上げが減少している企業なので、もしかしたら回答は早いかもしれない・・・)


スポーツ紙だけでなく、一般紙でも楽天の次期監督は野村元阪神監督ということになっている。

早ければ、今週末にも正式発表の運びだとか・・・

そして、巨人で行く先のなくなった?清原選手を将来の監督含みで獲得する、なんてニュースも踊っている。


この動きに対して、ソフトバンクの王監督は・・・

『今年の成績が正しいか、どうかは分からないが、選手が足らなかったのは事実。だから、監督にお金をかけるんだったら、選手にかけないとダメだ。我々(監督)は指示するだけで、戦力ではない』

(王監督苦言「大物監督より選手補強に金かけるべき」 YAhoo Japan News より引用)

と、苦言を呈している。


選手獲得に費用をかければそれだけで強くなるものではない。

このことは、ここ数年の巨人が証明している。

しかし、一方で球団経営の赤字をどうするのか?という経営の根幹にかかる問題に解答はいまだ見つかっていない。


ソフトバンクの孫オーナーは、選手獲得に大金をつぎ込み、クラブ選手権を実施し世界一になることを目指している。

ライブドアの堀江社長は、広島での記者会見で、選手獲得にお金をかければ強くなると発言している。

一時期、巨人の監督候補に名前の上がった星野仙一氏も、選手補強に大金をかけるタイプ・・・


補強予算をかけろ!という圧力?の中で、楽天は球団経営を主眼に置いた戦力補強で1年目を乗り越えてきた。

しかし・・・この方向である程度の成績を残すのは困難なのか?

1年で結論を出すのは早いが、次期の監督候補や選手補強のニュースなど見ていると、楽天はお金をかけない球団経営の方針を転換したようである。


親会社の広告塔として、赤字でも許される・・・

このような旧来のビジネスモデル打破は、楽天でもダメなのか?それとも楽天だからダメなのか?


球団関係者は、監督解任なんて10日で忘れるなどと発言したというが・・・

地域密着のフランチャイズ、ファン重視・・・・

どれも楽天には重すぎる課題なのであろうか?


この国は、民主主義国家でなくなる。


中国や北朝鮮のような独裁国家顔負けの法案が準備されている。



①共謀罪の新設

立法主旨は、殺人や強盗など凶悪犯罪を事前に防止するため、凶悪犯罪が実行される前の話し合いが持たれ段階で罪にとえるというもの。

話し合い(共謀)が、4年以上の刑が課せられるものが共謀罪の対象となる。


この、4年以上というのがミソ!


②国民投票法案

新聞や雑誌の場合・・・

「新聞紙(これに類する通信類を含む。以下同じ。)又は雑誌は、国民投票に関する報道及び評論において、虚偽の事項を記載し、又は事実をゆがめて記載する表現の自由を濫用して国民投票の公正を害してはならない。」(第69条)

これに違反すると、2年以下の禁錮又は30万円以下の罰金(第85条)

そして、この規制はホームページやブログなどにも準用される。

さらに・・・

「何人も、国民投票の結果に影響を及ぼす目的をもって新聞紙又は雑誌の編集その他経営を担当する者に対し、財産上の利益を供与し、又はその供与の申込み若しくは約束をして、当該新聞紙又は雑誌に国民投票に関する報道及び評論を掲載させることができない。」(第70条第1項)

これに違反すると、5年以下の懲役又は禁錮(第73条)

⇒利益供与があると、編集会議も共謀罪!

 利益供与のあるなしなんて、贈収賄事件を見ていても一番分かり難いところ


憲法改正反対の集いの場合・・・

そこで憲法改正を阻止しよう!と叫び、それを当局が威嚇的と判断すれば

「多衆集合して第七十五条又は前条の罪を犯した者は、次の区別に従って処断する。
 一 首謀者は、一年以上七年以下の懲役又は禁錮に処する。
 二 他人を指揮し、又は他人に率先して勢いを助けた者は、六月以上五年以下の懲役又は禁錮に処する。
 三 付和随行した者は、二十万円以下の罰金又は科料に処する。」(第80条)

⇒集会の打ち合わせも立派な共謀罪!

ビラやポスターも・・・

「演説、放送、新聞紙、雑誌、ビラ、ポスターその他いかなる方法をもってするを間わず、第七十二条、第七十五条又は第七十八条から第八十二条までの罪を犯させる目的をもって人を煽動した者は、一年以下の禁錮又は三十万円以下の罰金に処する。」(第84条)

憲法改正に賛成するなんて××だ!なんて、誹謗するとこの罪に問われる



憲法改正という重大な事項であっても(だからこそ?)、自由な言論を封圧したいのだろう。


先の総選挙でこの国のマスメディアは、為政者の宣伝マシーンに成り下がった。

そして、さらにダメを押す2つの法案がセットで用意されている。


マスメディアは、形だけの反対をするのか?

それとも、尻尾を振りつづけるのか?

いずれにしても、この国が民主主義国家でなくなる。

そのカウントダウンがはじまった。


そして、この項目は続く


参考

共謀罪について)

【なぜ共謀罪に反対するのか】


国民投票法案について)

情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士  

(本文中の国民投票法案は、こちらのブログを参照した)


また、下記のブログを参考にさせていただいた)

警告!独裁国家並みの改憲ファシズムがやって来る!!

国民投票法案を廃案に


楽天の田尾監督の解任が、今季2試合を残した段階で発表された。

解任の理由は、成績不振!ということになっている。

そして、オーナーは続投の意向だったが、現場の判断によって解任したというこぼれ話も伝わっている。


今季の東北楽天ゴールデンイーグルスは・・・

昨年のオリックスとの分配ドラフトで、旧近鉄と旧オリックスの主力は、現オリックスが獲得。

エクスパンションドラフトも実施されず、言葉は悪いが、峠の過ぎたロートールと1軍半の選手しか獲得できなかった。

外国人選手の獲得も上手くいかず、その責任をとる形でマーティー・キーナート氏が4月にGM職から解任されている。

今季の戦力では、誰が監督をやってもダメだろうと言われていた。評論家の中には、100敗すると予告した人もいた。(9月25日現在 2試合を残して 38勝95敗1分 100敗は無くなっているが・・・)

8月下旬くらいから、スポーツ紙上で、次期監督の話題が持ちあがっていた。

どうやら、解任は規定路線?


田尾監督とは・・・

現役時代から職人肌だったらしい。ドラフト1位で中日に入団し、主力として活躍するもフロントと衝突が原因(?)で西武へトレード。そして阪神へ。

イチローが憧れ、松井がアドバイスを求める。こんなキャッチコピーが流れていた。

キーナートGM解任時に、コーチ陣の配置転換もあり、オーナーと意見が衝突したらしい。

様々な発言を聞いていても、ポジティブな人である。



①目標はどこに?

今季の楽天は、どこに目標を置いていたのだろうか?

戦力的には、太刀打ちできないのは明らか。

それでも、成績不振を理由にするなら、チーム編成の責任はどうなるのだろう?


与えられた条件が悪くても、結果が出なければ仕方がない・・・ってことか?


しかし、チーム編成の責任者はすでに解任されている。

そのGMが指名した監督も一蓮托生なのも仕方ないのか?

そして、球団経営という意味では、赤字幅を当初予想より縮小できた。

現場の成績は悪いが、経営の責任は果たしたということであろう。


しかし・・・

昨年は、新チームだから、他チームの色のついていない人材を探していたはずである。

新監督では監督としての力量は未知数。そして、戦力は大幅に不足している。

次は、経験者を探すという。

1年たって、方針転換を図るのなら、その説明がファンに対して必要だと思うのだが・・・



②戦力補強の方法

楽天イーグルスは、今季の赤字幅が予想よりも少なくなりそうだと発表している。

それでも、9億円の赤字である。


一方で、戦力補強にお金をかけないから、チームが弱いという批判も関係者の間からも多い。


昨年、近鉄とオリックスの合併問題に端を発し、プロ野球初のストライキを経て12球団が残った今季、プロ野球の経営改革が叫ばれているが、進捗の気配がない。

そして、先の「お金をかけろ!」という批判は、球団に赤字を継続しろ!という批判と同義であろう。


それでは、お金をかけて強くすべきなのか?

球団経営の健全化が先であろう。

弱小球団でも、一定の経営努力を行えば、経営が成り立つようにしないとなるまい。

赤字補填が将来的に続くとは限らない・・・


今季、巨人戦の視聴率は過去最低を更新する見こみである。

観客動員も巨人中心ではなくなっている。

そして、これは巨人中心体制の崩壊である。


そんな時代だからこそ、楽天イーグルスには、他に先駆けて球団経営黒字化のモデルを作ってもらいたいと思うのだが・・・・



③楽天という企業体質?

どうも、地域密着型の経営は苦手のようである。

自然発生的なムーブメントよりも、中央主導型?と思わせるような企画が多いように感じる


サッカーでは、大金をかけてトルコのイルハン選手の獲得を行ったが、実質的に失敗した。

この時の教訓から、大金をかけた選手補強を行わなくなったと思われるが・・・

次期監督候補に上がっている名前を見ると・・・・

同じような失敗をしそうなのであるが・・・



いずれにしても・・・・

お客さんに「ラジオで野球つけて」とは、今季一度も言われなかった。

話題に上ることも少なかった。

それだけ、興味が薄くなっているってことなのだろう・・・


追記)

結局、解任の原因は、オーナーであっても平気でモノを言う田尾監督の性格と、楽天という会社の気風が合わなかっただけでは?と推測している。

そして、ファン重視の田尾ファミリー(奥さんの活動を含めてという意味で)を切るということは、2年目は待った無しで結果が求められよう。ファンはそこまで待ってはくれまい。

そして今回の解任劇、過去に巨人が1期目の長嶋監督を解任して読売新聞本体にも影響を及ぼしたように、楽天にも無傷では済まないであろう。

それにしても、清々とした監督の姿がかえって痛ましく思える。

先日、TBSラジオの永六輔 その新世界 を聞いていたら、理解しがたい投稿があった。


ある小学生のお母さんが学校の先生こう言った。
「給食を食べる時ウチの子にはいただきますを言わせないで下さい」・・・
理由は、給食費を払っていて、ただで食べていないから!


そして、話題は広がり、別の投稿

食事のあとに「ごちそうさま」と言ったら、隣のテーブルのおばさんが・・・

「レストランで食事のあとに『ごちそうさま』というのはおかしい。

お金を払って食べているのだから、感謝すべきなのはレストランの人たち」

と、注意してくれた・・・


そして、さらにこれは永六輔さんの話

中華街のとあるレストランでは、「いただきます」と言って食事をはじめたテーブルにデザートをサービスしているという。しかし、このサービスのデザート、あまり数はでないとのこと・・・


ふと思う・・・

給食費を払っているから「いただきます」という感謝の言葉を言うのはおかしいという母親。

食事のあとに、感謝するのはレストランの人たちというオバさん。

この人達を、批判するのは容易い・・・

しかし、それはおかしい!と相手も納得させられる言葉を私が持っているのかと・・・


批判する言葉は、すぐに見つかる。

そして、この感覚がおかしいということも、すぐに理解できる。

しかし、目の前にこの人達がいたとして、この人達を納得させられるのか?と問われれば自信はない・・・



拙ブログで記した、

切れる子供と大人の責任。 やはり何らかの支柱が必要なのか?それとも・・・  (09.24)

【盗作問題】 売れれば何をしても良い!こんな風潮の行きつく先。 オレンジレンジからエイベックス  (09.23)

この投稿で示された問題点と、この「いただきます」「ごちそうさま」を言わないのが当然という問題、根源的なところでつながっているような気がしてならない・・・


avexやオレンジレンジは、他人のものを自分のものと強弁して、強引に正当化を図っている。

そして、私達の社会は、それを結果として許容ている。


別の例を出そう・・・

ライブドアの堀江社長が、ニッポン放送株の買収を行ったとき、きっかけは時間外取引による大量株の取得であった。

そして、堀江社長はこの強引な取引に対する批判に・・・

「スーパーで商品が陳列されていたのに買ってはダメ、というのはおかしい」と言い、

この取引は、司法の場でも非合法とは認定されなかった。

(一例としてこの取引を上げたが、合法だが立法主旨に反する商行為の例はライブドア社には多い)


avexも、ライブドアも・・・

「売れれば何をしても良い」、「非合法ではないから」という理由で突っ走る。

そして、社会は時に彼らを「改革者」として賞賛する。

称賛をされずとも、彼らは一定の影響力を持ち続けることを許容される。


そんな彼らの姿勢と、「いただきますと言わせないで」と言う母親、「ごちそうさまと言うのはおかしい」というオバ様の姿勢にどんな違いがあるのだろうか?



陳腐な言葉だが・・・

「拝金主義」の社会では、強引な手法も許される。

そして、お金を支払うものが「神様」となり、対価に含まれる以上のことを要求するのも当然という考えが主流をなし、「遠慮をする正直モノ」がバカを見る社会を形成する。

このような社会で、この母親やオバ様を納得させられる言葉を私は持ち得ない。


そして・・・

子供が社会を写す鏡であるとするならば、そのような社会を写す子供たちが、切れて暴走しても誰も止める手段を持ち得ないのではなかろうか?


<校内暴力>全国の公立小学校で1890件、過去最悪

<校内暴力>カッター見せ、椅子振りかざし キレる小学生  (ともに Yahoo Japan News)


小学生の校内暴力が増加している。

少子化で、小学生の絶対数が減少しているにも関わらず、絶対数が増加しているという事は、それだけ事態が深刻ということなのであろう。


個別事象で考えれば、親とその子供の関係であったり、教師の力量の問題であったり、それぞれの原因があろう。しかし、ここでは個別事象の原因追求は行わない。

(きっと、一つ一つの事象によって原因は異なることであろう)


子供社会が大人社会を写す鏡であるとするなら・・・

子供社会の事象は、大人社会が生み出したものであると言えよう。

それでは、大人社会はどうなのか?


時代/社会に対する閉塞間という言葉を聞く、

これは、この国が何かを失っている事の表われなのか?

これに対し、精神的な支柱の必要性が問われる。


子供たちの社会でも同様に、この様な問題が発生するたびに、精神的な支柱の必要性が叫ばれる。


そして、それはたぶん正しい


しかし・・・

そこで、検討されている支柱が、戦前の国家神道であったり教育勅語であったりするのは、少しズレる・・・。

国家神道の・教育勅語の精神と、国家神道や教育勅語は似て非なるものだと私は考えている。


たぶん必要なのは、もっと緩やかな、儒教精神のようなもの。

そして、それがあらためて必要だと言われているのは、大人社会がそれを失っている事の裏返し・・・


子供社会の問題は、もっと身近な自分の問題なのかもしれない。



昨日発行(05.09.22)の夕刊フジに、アンチホワイトバンド騒動を助長するような、記事がデカデカと掲載された。

同じく、某ラジオで某タレントが、寄付じゃないのはおかしい!と声高に叫んでいた。


ホワイトバンドに対する批判は、

・1円たりとも寄付されないはおかしい!

・怪しげな団体の資金集めじゃないのか?

・・・結局、この2点に集約されてくる。


夕刊フジは、収益の2億円の行方に注目!と書いているが、せこ過ぎないか?

単純に比較できないが、昨年の振り込め詐欺の被害額が184億円。

仮定の話だが、賛同しているNGO50団体で利益を山分けしても、1団体200万円。1人の人件費にもならないのでは?


数字の大小ではないとしても、あまりにも小さい数字に対して、大げさに騒ぎすぎてはないか?



①あらためてNPO法人の仕組み

この国のNPO法人は、

会計の内容や活動内容を公開することで、第三者の信頼を得るのがベースにある考え方。

企業活動と異なり、非営利活動は活動規模や水準を評価するモノサシが存在しない。

しかし、第三者の共感を得て、ある程度活動を広げていかなければ、活動そのものが長続きしない。

こんな考え方から、NPO法人には活動内容と会計の公表が義務付けられている。


NPO法人の認証条件の1つに、無給の役員割合というのがあって、1/3だったか、1/2以上のNPO法人の役員は無給と定められている。


また、その団体への寄付が、確定申告の際に「寄付控除」ととして認められる、認定NPO法人は、更に一定の条件を満たすことが求められる。


これらNPOの活動は、社会基盤としてとても大切になると私は考えている。

しかし、NPOの経済的基盤は薄い!

(経済的に自立しているNPOもあるが、そんなのはほんの一握り)



②寄付とは何ナノか?組織が存在し続ける大切さ

組織への寄付は、経済効果は薄いのか?

そんな馬鹿げたことはない!

1本の注射も大切だが、1本の注射を打つ組織を作ることも大切!


寄付じゃない!と批判する前に、寄付されたものが有効に必要な人達に届く仕組み作りも大切だ!

こんな当たり前の理屈はメディアに携わる人間は少なくとも理解すべき!


この仕組みを批判するのは、モノさえ与えておけば良いという即物的な発想しかないから・・・


例えば、中越の大地震のときも問題になったが・・・

寄付された物資はあるが、必要な人にその物資が届かない!事態が発生した。


これを届ける人やネットワーク・・・

緊急時にいきなり立ち上がるものではない。

ましてや、行政が組織するものでもない。


直接寄付されない!という批判は、とても危険である。

これら、日常的な活動そのモノを否定することに繋がりかねない。



③CMに対する批判

あのCMに出演している人達は、NGOの資金集めという実態を知らずに協力した!

こんな話も流れているが・・・

これは、ありえない!


実行委員会のプロモーションを担当しているのは、サニーサイドアップ。

中田英寿や北島康介の所属事務所が、プロモーションからホワイトバンドの作成・流通までを独占的に担当している。


当然、出演交渉を行ったのもサニーサイドアップ・・・

ホワイトバンドキャンペーンの内容を説明して、出演交渉を行ったと見る方が自然であろう・・・



④つまるところ・・・

ホワイトバンドだけでみれば、キャンペーンは成功したのかもしれない。


ただ・・・

直接寄付されないのはおかしい!という論調が主流になるとしたら・・・・

これは、とても恐い。


社会の風潮が・・・

強者の論理だけが優先し、草の根の活動そのモノが批判される方向に流れている。


弱者を叩くことで、自己の正当化を図る。

そんな、さもしい社会になって欲しくはないのだが・・・・



何処かのラジオ局で、プロモーション上プッシュしている曲が、来生たかおの『夢の途中』に聞こえて仕方ない(正確には、声質などもそっくりな、薬師丸ひろ子の『セーラー服と機関銃』に聞こえるのだが・・・)。

しかし、放送に携わる人達からはそのような指摘はなく(当たり前か?)、盗作疑惑の音楽が日々再生産される現場を目撃しているような、陰鬱な気分になる。


幾度か記した、オレンジレンジの盗作疑惑は、私の中では、クレジットを変更した時点で疑惑でなく盗作そのモノと解釈しているのだが、疑惑の音楽が他にも再生産される実情を見ると、オレンジレンジのやったことは、かなりヒドイということ。


それでも、売り手も買い手も、そんなことはお構いなし・・・

まぁ、数年すれば飽きられることを前提にしているとはいえ、盗作を才能とまで言い切るファンがこのような売り手の論理を助長しているのか?

数年後、オレンジレンジが飽きられた時に、現在熱狂的な人々がどれだけ擁護しているのかと考えると、ただ消費される彼らも少しだけ哀れに思えてくる。


しかし・・・

売れれば良い(勝ち)、こんな風潮は、時に創造性を育む下地をダメにする。

そして、時に企業の驕りとなって、オリジナリティー文化を統制する力を持つ。


こちらをご覧いただきたい。

えっ!? AVEXが2chキャラを盗用!!? 5分で解る「のまネコ」問題


著作権問題に敏感?いや、自己の権利主張だけには敏感な音楽業界・・・

それも、何かとウワサのavex・・・


「2ちゃんねる」で文化として定着しているキャラクターから触発されて作成した「のまネコ」なる、オリジナルとavexが主張するキャラクター・・・

オリジナルだから様々な権利が発生し・・・・・


人が作ったものに、少しだけ(少しだけでも手が入っているのか?)手を加えて、オリジナルと主張する企業。

そして、そのオリジナルの権利で、もともとあるものを抑圧しようとする姿勢・・・


とても、上場されている企業、それも著作権や各種権利関係に敏感でなければならない企業の行う姿勢とは思えない・・・


たぶん、法的にはアウトであろう。

しかし、法的な結論が出るまには時間がかかる。

そして、元々の権利者の特定が難しい。

この間に、規制事実の積み上げ続けられれば、規制事実の勝利となる可能性もある。


ここまでの計算は、必ず行っている!


それ故に、売れれば法律のグレーゾーンを突破しても構わないとする姿勢が許せない。


間違えなく、確信犯である!



数年前・・・

NPOという名称の登録商標出願を、角川書店が行った。

これは、世論からの疑念・懸念の声で、商標登録自体を見送ることとなった。


企業は、強者の論理を振りかざす。

しかし、強者の論理がすべてではない。


こんな姿勢は、オリジナリティに対する挑戦である!


この項目しばらく続く・・・



参考ブログ)

レンジファンから見る音楽業界


avex問題のブログ)

エイベックスが著作権違反? - のまネコ問題 -

[インスパイヤ]エイベックス 恋のマイアヒ/のまネコ問題 総合

誰がAAを殺したのか


avex問題をまとめたサイト)

えっ!? AVEXが2chキャラを盗用!!? 5分で解る「のまネコ」問題

エイベックス著作権違反疑惑「のまネコ問題」のまとめ