高校野球の不祥事記事を見るたびに、思う・・・

朝日も毎日もNHKも、現行制度での全国高校野球大会という歴史的役割が終わったことを宣言したらどうか?


おかやま山陽高校 (調べたら、ゴルフの諸見里しのぶがOGらしい)で、部員を野球部員を全裸でランニングさせた事件が発生した。

このランニングを命じた野球部監督は、野球部員を殴ったとしてすでに退職しているらしい。


しかし・・・

学校でこのようなことが行われていて、管理者が気がつかないとすれば、管理責任は大きいし、気がついて隠蔽していたとすれば、この全裸ランニングを学校ぐるみで認めたことになる。


そんな当たり前の常識を、「甲子園」という魔物は奪ってしまうのであろうか?


文部科学省は、野球留学の実態調査を行うらしい。

しかし、中高一貫高では、中学入学時にリトルリーグの有力選手の争奪戦を実施していると聞く。

中学入学時から、その一貫高に通えば出身中学は当然地元。

これでは、何の為の調査だか・・・・


それもこれも・・・

夏と春に、新聞紙上とテレビ放送を通じて連日学校名を連呼してくれる装置があるから。


少子化時代を迎え、高校の競争が生存競争が始まっている。

学校名を売り込むのには、これだけの大量メディア露出の場面をほっておくことはない、と考えるのは当たり前。

そして、有名高ですら、スポーツセレクションという名の有力選手獲得競争を行っているのである。

(今年春のに甲子園にあの有名高が復活したのもスポーツセレクションのお陰だし・・・)

無名高は、力を入れないはずがない・・・


この構造がどんな事態を招くか?

集められた生徒は、高校側から見ればお客さん。監督から見れば、指導対象者。

つけ上がる生徒を腫れ物に触るようにしながらも、監督の立場ではそんなことも言ってられず・・・

歪んだ聖心構造の中で、3年間・場合によっては6年間、親元を離れて過ごすことになる。


やっぱりおかしい・・・

朝日も毎日もNHKも歪んだ構造を是正するために、歴史的役割は終えたと宣言したらどうか?


追記)

それでは、野球の裾野が広がらないのか?

裏金が横行する歪んだドラフトの話題とセットで、この項目続く


受信料減収で悩むNHKが新生プランを発表した。

NHK 受信料3割世帯が不払い 新生プラン発表  (Yahoo Japan nwes)

新生プランの大きなポイントは、

(ここから引用)

『不払いに対する簡易裁判所を通じた支払い督促の導入を明示した。支払い拒否・保留、不祥事発覚以前の滞納、未納に対して行う。』

(引用ここまで)

と、受信料未払い者に対して、法的手段をとることを明記したことであろう。


これに対して、管轄省庁の麻生総務大臣は、

不払い問題の法的措置容認 NHK受信料で総務相  (Yahoo Japan nwes)

(ここから引用)

『NHKが、受信料の不払いに対し法的措置を検討していることについて「現状では一つの方法だと思う」と述べ、容認する考えを明らかにした。
また受信料を払った人だけがNHKを見ることができる「スクランブル化」については「一つの選択肢であることは確かだが、それが有力な選択肢とは思わない。ほかにもいろいろある」と否定的な考え方を示した。』

(引用ここまで)


NHKが法的措置導入を表明し、管轄大臣も容認したことで、この問題は、返って根本的な問題を炙り出すことになる。



①そもそも、法的手段の対象は?

別の記事によれば、法的手段の対象は、いったん受信契約を締結したが、その後支払い拒否に転じた世帯が対象であって、そもそも、受信契約を締結していない世帯は、法的手段の対象ではない。


ちなみに・・・

・不祥事に伴う支払い拒否・保留 130万件

・1年以上の滞納者         139万件

・未契約世帯             958万件

放送法上、支払い義務があるとされる、4,600万世帯のうち、1357万件が支払っていないことになる。

そして、法的手段の対象は、黄色文字で示した269万世帯となる。


未契約世帯は、そもそも契約をしていないのだから、法的な手段はとれない。

つまり、まともに契約していて、一連の不祥事で怒って未払いになった層が、法的手段のターゲットということ。

これって、どこかおかしくないか?



②それでも、簡易裁判所に269万件も訴えるのか?

これは、現実的ではない。

社会保険庁が、年金未納問題でとった手段と同じように、数名の犠牲者を(?)抽出して、裁判に訴えることになる。

それを「脅し場面」としてニュースで放じれば、効果は上がるはず???。


それにしても「差し押え」となったら、何を差し押さえるのだろう?

実は、これって結構重要な問題。

国税庁ですら、最初に差し押さえるのは、電話加入権だという

(資産として一番はっきりしているからだというが・・・)



③受信契約という形態の限界か?

放送法第32条で、テレビを持つ世帯はNHKと受信契約を締結しなければならないとされている。

(放送法第32条の意訳?、原文は下記に掲載している)

しかし・・・

契約とは自由意思に基づく契約が基本であり、受信契約を締結する自由も締結しない自由もある。


それゆえに・・・

未契約世帯への法的手段は出られないのであり、

受信契約そのものの不自由さを炙り出す結果とならないか?


NHKは自ら法的手段に出ることで、自己の抱える不自由な受信料契約という根本問題を炙り出す結果になっても良いと考えたのか?

そんなことはない・・・

自己の不自由契約を棚に上げて、契約履行だけを迫る姿勢と受け取るべきであろう。


さらに、麻生大臣の「スクランブル放送には否定的」という発言は、問題の核心をつくものである。

未納者が放送にスクランブルがかかったら、受信契約の否定につながる。

この流れは、NHKの根幹を揺るがす問題となる。


このプランは、

受信者は、不自由契約でもおとなしく、受信料を払っていろ!という御上の思想である


④蛇足だが・・・

貧乏学生だった20数年前、下宿先のアパートにNHKの受信料徴収が来たことがあった。

払う・払わないで揉めたあと、手渡された請求書には・・・

「受信契約(カラー)」とあった。

当時、私は、白黒テレビしか持ってなく、徴収者の目の前でその請求書を破り捨てたのを思い出した。

若気の至り?であったとは思う。しかし・・・

NHKの徴収員の態度は、問題があるものも多く、デマやでっち上げを平然と行う。

しかし、問題は彼らにあるのではなく、その背後にある歪んだ構造。


一連のNHKの問題・・・

やはり、おとなしい正直者がバカをみることになっていないか?



参考ブログ)

NHK受信料を考える


参考 放送法第32条)

協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。

ただし、放送の受信を目的としない受信設備又はラジオ放送(音声その他の音響を送る放送であつて、テレビジョン放送及び多重放送に該当しないものをいう。)若しくは多重放送に限り受信することのできる受信設備のみを設置した者については、この限りでない。


埼玉県は、カプコン社販売のゲームソフト「グランド・セフト・オート3」を県青少年健全育成条例に基づく有害図書類に指定し、18歳未満への販売禁止を決めた。

残虐ゲーム:埼玉も18歳未満の販売禁止  (MSN Newsより)


この規制は神奈川県の松沢知事のブログに詳細が記されているが、松沢知事が県知事会でゲーム規制を他県に要請してから、実際の規制に踏み切ったのは、埼玉県が初めてとなる。

松沢しげふみ タックルレポート 『「闘う知事会」レポート』(05.07.20)

(このリンクは、コメントやTBが多く、とても重たい・・・)


拙ブログでも、数回このゲーム規制の問題について記してきた。

基本的に、私はゲーム規制そのものには賛成である。という立場で拙ブログは記事投稿を行ってきたが、8月9日に記した『朝日新聞掲載、松沢知事「私の視点」への疑問 』で示した疑問を残したまま、埼玉県も有害図書指定を行った。

つまり、有害図書を指定するなら、なぜ「グランド・セフト・オート3」1本だけなのか?という疑問に、神奈川県も埼玉県も答えていない。


さらに、神奈川県の有害図書指定を受けて、業界の自主規制の強化も進んでいる。

18歳未満には販売せず ゲームソフトで新規制  (Yahoo Japan News 05.07.19)

[ゲーム][TGS 2005] 法的規制は最後の手段。業界で進める自主的な年齢別レーティング  (Yahoo Japan News 05.09.19)

特に後半の記事(東京ゲームショーでのパネルディスカッションの記事)で指摘されている通り、業界の自主規制は社会的な認知度が弱いという声もある。

しかし、業界の年齢別レーティングシールと、その販売店での実効性の強化は、神奈川県の有害図書指定の動きによってもたらされたものと考えても良かろう。



では、なぜ「グランド・セフト・オート3」だけの指定なのか?



私は、多少乱暴ではあるが、当面は、特定非営利活動法人 コンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO) が指定する基準に準拠し、対象年齢が18歳未満のゲームで暴力的な表現を含むゲームソフトを一括指定したら良いのではなかろうか?と考えている。


この方向に進まず、「グランド・セフト・オート3」だけを指定するのは、ゲーム規制の実行性を狙うものではなく、政治家のパフォーマンスと批判されても仕方あるまい。


9月19日で、東京ゲームショーは閉幕した。

ゲーム規制の話題を提供するには、またとないタイミング?で発表されたこの規制。

メディアの注目も集めやすい。

何かしています!というアピールには最適であるが・・・・



追記)

以前の仕事で、県職員の人とは話す機会が多かったのであるが、

上田知事は、行政に数値目標を導入によって、取り組みやすく分かりやすいという評を良く聞いた。

また、手続や折衝などでも、以前と比べて良くなったと私自身も感じている。

それゆえに、こんなパフォーマンスなどは要らない!と思うのだが・・・・


前衆議院議員が、覚せい剤不法所持及び同行使で逮捕された。

今年は、上場企業の社長も薬物で逮捕されているが、ついに前職とはいえ国会議員まで薬物汚染の逮捕者が出るとは、薬物汚染の広がりとモラルの低下を感じる

本当に言語道断である!


逮捕から数日が経ち、いくつか明らかになってきたことがある・・・

それらを通していくつか考察をしてみたい。



①民主党新執行部は、本当に知らなかったのか?


まずは、逮捕された小林前議員は、選挙カーや議員会館など、影に隠れてコソコソ覚せい剤を使っていたのではなく、大胆に使用していた。そして、小林議員の関係者はその事実を知っていた。

(関係者は、それでも支持し続けたってこと?)


数年前にも、一度疑惑が持ちあがり、党本部の事情聴取を受けているらしい。


小林前議員は、前原新代表に近いグループに属していた。


これらのことから、


民主党本部が疑惑を知らなかったとすれば、危機意識の欠片もなく

噂くらい掴んでいれば、対処せずに放置した、脇の甘さを 指摘されても、仕方あるまい



②逮捕のタイミングは意図的か?


内偵は今年の3月から始まっていたという。

そして、民主党の新代表が決まり、新執行部選出のタイミングでの逮捕となった。


逮捕の時期は、意図されたものであろう!


しかし、それを声高に叫んでも、負け犬の遠吠えであろう。


考えてみれば、小泉首相は、自己に反対する勢力を常に疑惑やスキャンダルで葬り去ってきている。

辻元清美氏の秘書給与横領、田中真紀子氏の秘書給与流用疑惑、鈴木宗男氏のあっせん収賄・・・

民主党でも・・

福岡2区!の古賀元議員の学歴詐称、菅元代表の国民年金未加入問題etc...


この為政者は、常に自己に脅威を与えるものや、粛清の対象となると徹底的に攻撃を加える。

逮捕日のタイミングくらい、調整するのはチョロイものであろう。



③マスコミのパージを考えておこう


菅元代表の国民年金身加入問題は、役所の手続ミスが原因であった。

後日、武蔵の市役所は菅氏に謝罪している。


しかし、役所の手続ミスという事実よりも、未加入であった事実が印象として残ってはいないか?


マスメディアの報道姿勢は、いつもこのようなもの・・・

スキャンダルを華々しく報じるが、訂正報道は控えめになる。


そして、この国のマスメディアは権力に対する検証よりも、相対的な弱者狩りに重きを置く。

思い起こせば、国民年金パージで生き残ったのは、自身にも未加入期間のあった小泉首相だけであった。


今回の事件は、しばらくワイドショーにおいしいネタを提供してしまった。

そして、マスメディアによる民主党攻撃は続くことになろう・・・


しかし、同情の余地は無い。

逮捕された小林前議員も、民主党執行部も、あまりにも危機意識が欠如していないか?



9月17日のNHKスペシャル「タクシードライバーは眠れない ~規制緩和・過酷な競争~ 」をご覧になった方も多いと思う。

規制緩和の過酷な現実として、特に大阪のタクシー業界が取り上げられることが多い。

これは、規制緩和の失敗例なのか?過渡期なのか?

実際にタクシー業界で働く立場で、規制緩和を考えてみたい。

そして、この業界の特殊な事情はあるが、強者優先の自由競争社会では、同じことが他の業界にも起きうることとして受け止めていただけたら、幸いである。


状況の整理

タクシー業界は、2002年2月から、規制が一気に緩和された。

この緩和により、それまで地域毎の台数の需要調整、均一運賃制が廃止された。


その結果、特に大阪では、十数種類の運賃が認可され、タクシーの台数も一気に増えた。

その結果、利用客の立場からすれば、どのタクシーが安くて、どれが高いのか、判別がしにくい状況が起きている。

そもそも関西圏の景気は低迷しており、また例え低迷を脱したとしてもタクシーの総需要が増加するまでは時間がかかる。

結果、お客さんの奪い合いが発生し、ドライバーは長時間労働でマイナス分を補おうとする事態になっている。

そしてそれが、結果として利用客の安全を犠牲にする結果となっている。


東京では、運賃のダンピング競争は本格化していないものの、それでも10種類弱の運賃が存在している。

ただし、この秋から複数の大手無線組合が、大口割引きを開始し、値崩れの一歩手前まできている。

また、台数増加は著しく、総需要は微減であることから、お客さんの奪い合いや長時間労働といった、乗客の安全が犠牲になってもおかしくない状況になっている。

この状況を受けて、評論家の佐高信さんと複数のドライバーが、今春、規制緩和の是正を求めて訴訟に踏み切った。


そもそも、規制緩和は、旅客の利便性の向上を図る目的で行われたが・・・・


何故、業界が不景気なのに、増車(設備投資)され、採用も増え続けるのか?

問題はいくつかあるが・・・

業界全体が不景気なのに、新規参入や増車を企てる企業が多い。

つまり、業界の不景気であっても、経営者にはこの業界はそのようには写らない。

この構造が、業界最大の問題であり、この構造が是正されない限り、乗客へ利益は還元されない。


以前にも記したが、この業界、完全出来高制の給与体系なので、企業経営の立場に立てば、1台あたりの売上げが減った分は、車を増やすことによってカバーするという発想になる。

そして、人件費は変動費なので、乗務員がいくら増えても、会社経営を圧迫しない。

さらに、会社によっては、ローテーションでの乗務そのものを保障せず、車が無いことを理由に、ドライバーが乗務でできなくても厭わない。

もちろんその場合の、賃金保証は行わない。(完全出来高制であるから)

つまり、オーバーブッキングを前提に、稼働率100%に近づけることが、管理者の業務であり、100%であればオーバー分は気にされない。


このような、構造が是正されない限り、台数が増えても運賃は根本的には下がらない。



対策として

現行の労働基準法では、例外規定はあるがこの様な給与体系を認めていない。

ドライバーの給与は固定費という認識を経営者に持たせることが第一歩となるはずだ・・・

しかし、労働組合も当局もこんな主張は誰もしていない(笑)・・・


規制緩和の失敗例か?

業界の構造にメスを入れずに、規制を緩和しても、乗客の利益は保証されない。

主客が逆転しているという意味で、この規制緩和は失敗である。


ただし・・・

本来であれば、規制なく自由競争の中で、経営努力と創意工夫すべき問題である


例えば・・・

香川のうどん店や天神のラーメン店をを貸切りで巡る、うどんタクシーやラーメンタクシー

救急車を利用しなくても自力で病院に行ける層をサポートする、救急タクシー制度など、工夫の芽は少しづつ出てきたところである。

総需要というパイを増やす工夫が、やっと始まった・・・

この点は、規制緩和の成果であろう。


ところで・・・・・

労働基準法の改定によって、裁量労働制の枠が拡大している。

タクシー業界の雇用形態は、究極的な裁量労働制である。

(現行法では、それでも違法なはず・・・)

そのように考えると・・・・


お客さんの利便性の向上と、裁量労働制は必ずしもリンクするものでは無い。

シナジー効果はあるが、逆シナジー効果もある


3連休の最終日は、不思議な話題で・・・


消防救急隊員の女、不倫相手の妻殺害をネットで依頼 (Yahoo Japan News)

このニュースは、不思議がいっぱい・・・


第一の疑問はこれ

(ここから引用)

『殺害計画が実行されないことを不審に思った救急隊員の容疑者が7月上旬、多摩中央署に「だまされているかも」と相談に訪れ、事件が発覚した。』

(引用ここまで、容疑者名はblogへの引用という特性上伏せた)


彼女は、警察にどんな顔していったのだろう?

「騙されている」という思いが、「殺人依頼」という罪の意識を越えたのだろうか?


そして、依頼された私立探偵氏も逮捕されているが、普通は彼女が警察に行くなんて思わないよなぁ・・・

きっと、彼女が警察に相談したことを知って、唖然としただろうなぁ・・・


第二の疑問はこれ

(ここから引用)

『私立探偵容疑者は1月中旬、救急隊員容疑者と立川市内で落ち合った際、「バイクに二人乗りし、トンネルで追い越し際に(不倫相手の妻に)細菌スプレーを散布する」などと持ち掛けていたという。救急隊員容疑者は私立探偵容疑者に、「尾行代」「薬品購入代」などの名目で約10回にわたり計約1500万円を渡していた。』

(引用ここまで、容疑者名はblogへの引用という特性上伏せた)


たぶん、殺人を依頼した彼女の方が、私立探偵氏より医療知識は豊富なはず。

騙そうとした、私立探偵氏は、別の記事によれば偽物の細菌を見せたというが、それで信じてしまったのだろうか?

それにしても、救急隊員女史は、1500万円の現金を作るのに借金を重ねたという・・・

恋は盲目ではないが・・・


第三の疑問はこれ

『私立探偵容疑者らが、実際に薬品などを用意していれば殺人予備容疑などに問えるが、そうした事実は確認されておらず、捜査1課は、金品を供与して犯罪を依頼した者と、それを請け負った者を処罰する暴力行為等処罰法を適用した。』

(引用ここまで、容疑者名はblogへの引用という特性上伏せた)


これも推測だが、殺人予備罪の方が罪は重いはず・・・

私立探偵氏が、救急隊員女史を騙したことで罪は軽くなったということか?


それにしても・・・

彼女の警察での第一声、それを聞いた警察官の反応・・・

想像するだけで、滑稽である。


京都のM氏が民主党の代表になってしまった。

前原新代表の記者会見などを見ても、自民党との政策の違いが解らない。


小泉自民党が、危機意識の中で4年前に政策転換を図り、新自由主義を明確に打ち出した。

前原民主党は、さらにその上をいく政策を展開するという。

そして、安全保障政策では、前原氏はバリバリの改憲論者である。


これで、2大政党と呼ばれたものの対立機軸は、ほとんどなくななった。

どの政策も自民が主張しても民主が主張しても同じものとなってしまう。

まさに、自民党の巨大な補完勢力の誕生である。


自民党内の政策決定プロセスでは、総務会の了承が必須であった。

総務会を通らない法案は、国会審議という土俵にすら上がれなかった。

そして折衷が図られ晴れて国会に提出された法案に対して、民主党は対案という折衷案の提出しか許されない。自民党が作った土俵を拒否することは、できないのだ。

なにせ、マスコミが作った世論は、代案を出さない政党は無責任というイメージであったのだから・・・


そして、前原民主党は、法案の是非の前に折衷案の提出を求められる。

前原新代表も、積極的に法案の対案を提出するという。

自ら補完勢力を宣言したようなものである。


これは、完全なる翼賛政治である。


18日の朝日新聞の社説のタイトルが「日本のブレアを目指せ」であった。

私は、苦笑した・・・

アメリカのポチの小泉首相と、プードル犬のブレア首相。

ブレアを目指すことは、今と何も変わらないことを意味する。

朝日ですら、その程度の認識である。


何でも反対が正しいのではない。

しかし、何でも代案は、相手の掌の上で踊ることになる。

時には、代案を出さない責任が重要であることを、私達が認める必要がある。


代案すら出さないのではなく、土俵がおかしくて、代案すら出せないのである。


ところで・・・

私は、これで民主党に分裂するパワーが残っていることに期待したい。


自民党の対立軸は、改革を競う姿ではなく

改革そのものを疑う姿であるはずだから・・・・


自動車重量税の減税問題。

先の衆議院選挙で、公明党が掲げた重点公約の1つである。

(重点と記したのは、ラジオCMではこればかり繰り返していたため)

ユーザーの立場で自動車諸税を改革 (公明党HP 2005衆議院選挙 政策より)


ところで・・・

ある特定の宗教団体が、政治に関与するのは好ましくない。

憲法の政教分離の原則にも抵触する問題である。

そしてこれは、欧州におけるキリスト教政党とは、まったく意味あいが異なる。


また、靖国の政教分離問題とも一線を画す。

個人が何教を信じるも自由である。それは政治家も同じ。

しかし宗教が政治に直接与する状態は、政教一致である。


憲法9条と自衛隊の関係は、厳密には憲法違反状態であろう。

しかし、この国をとりまく社会情勢を考えれば、憲法違反だ!と目くじらを立てることよりも、現状を追認する方がメリットが大きい。

だが、公明党の憲法違反状態を追認するメリットを私は感じられない。

(公明党が違憲状態にあるという私の感覚が間違っているのか?)


選挙前に、冬柴氏が民主党と組むこともありうるという本音を吐いていたが・・・

彼の政党にあっては、政策ではなく、与党であることが重要なのだ。


800万信徒の力で勢力を伸ばし、

魔法のように票を割り振ることで、与党内でも一定の力を得てしまった公明党。


しかし・・・

先の衆議院選挙の結果は、この関係に、微妙に影響を与えそうだ。

つまり、自民党は公明党の票がなくても、勝てるという自信を取り戻せたかもしれないのだ。


そして、これを図るバロメータが自動車重量税減税問題。


以前、地域振興券という、費用対効果で考えたらありえない政策を飲ませた公明党。

今回も、自民党が重量税減税を飲めば、自民単独過半数に公明党の力が必要だったということ。

飲まなければ、公明党は不要という選挙総括を下したことになる。


毒を持って毒を制す、ではないが・・・

現首相は、政権維持のためなら何でもする。

そして、役に立たなくなれば、切り捨てる。

さらに、過去、現首相は創価に煮え湯を飲まされている。

今回の選挙結果で、積年の怨讐を果たしてくれないか?


選挙結果は、悲観的な側面が多いが・・・・

民主党も保守化する。そして分裂含みになる。

場合によっては、参議院自民党の数を気にしなくても良いはずだ。

50%くらいの確率で、小泉首相の英断に期待している。

あらかじめ・・・

この記述で、連合系・全労連系を問わず現状の労働組合を擁護するつもりはない。

さらに、公務員は雇用保証がある点(雇用保険の対象ですらない)、給与決定が労使交渉によらない点などから、組合法に規定される労働組合は側わないと考えている。

(憲法の規定する、集会・結社の自由は保証されるが、組合法の庇護に入るのはおかしいという考え方)

このことを前提にお読みいただきたい。


問題の提起

以前にも記した通り、トヨタの労働組合は、3年連続でベースアップ要求を見送っている。

今期、トヨタは過去最高利益を計上しているにも関わらずである。

この問題、トヨタ経営陣が労組の要求に応じなかった・・・

と、いうのならまだ理解できる。

しかし、最高利益を計上しているトヨタ労組ですら、ベースアップ要求を行っていない。

(一時金の満額回答で今年の春闘は妥結した)


つまり・・・

不況時にはリストラを容認し、

好景気時にはベースアップを求めない、

経営に従順な労働組合の姿がここにある。


この姿勢は、組合としておかしくないか?

結論の1つを先に書けば、

私は、必要以上の労使協調は、結果として働く者の立場を守らないと考えている。

そして、ある程度の緊張関係が必要であると・・・


例えば・・・

経営が傾きかけたとき、経営者が労働者のクビを切ろうとする

組合が、それに抵抗する、国会流にいえば代案を出せ!と経営者は叫ぶ、

ここで、組合は、代案を出す必要などない!

会社を経営することで、お金をもらう経営者

労働者の雇用を守ることでお金をもらう組合幹部

立場が異なるのである。

この立場の違いを無視する論調が最近目立つ。

そして、代案を出さないことが無責任とされる・・・


代案を出すことは、同じ土俵を容認することになる。

土俵が容認できない場合、そんな土俵を持出す経営者の責任が問われず、

土俵を認めない側が、批判されるのは、根本的におかしい。


あくまでも、経営を行うのは経営者であって、労働者がそれをしたり顔で、必要以上に慮ることはないのだ。


結果として、上記の経営者がクビを強行するのか、やめるのかは経営判断による。

抵抗しても、ダメなものはダメなのか、それがかなうのか?それはわからない。

しかし、プロセスは、このようなものでなければならない。


経営者が労働者の立場を考え、労働環境や給与、一時金を考えるのは、労働者を働かせることで会社経営が成り立つので当たり前の業務。

しかし、労働者には経営をしたり顔で必要以上に考える必要などない。

何故か?

したり顔で考えるなら、あなたの給与を返上すれば良いのである。

会社への貢献度は、これが一番!


私は、半分騙される形で、無給状態で働きざろう得ないことが過去にあった。

しかし、これは良いことなど1つもない!ことを肌身で知っている

そして、経営のことをしたり顔で考えさせるのが、会社にとって、社員コントロール上必要な装置であることも肌身で知っている。

その会社、右肩上がりが続いているならそれも良い。

しかし、たいていの場合、したり顔で考えていた社員は、将来傍流となる。


ましてや、労働組合が会社経営のことを必要以上に慮る必要は、さらさらない!


何故、このようになったのか?

中曽根内閣の行った、3公社の分割民営化は、赤字解消と共に組合潰しという側面もあった。

抵抗する組合は、徹底的に潰す。

それが、社会的にも、司法的にも保護されない現実を、私達に見せつけている。


国鉄の問題で言えば、赤字を大量に出したのは政治家線路の問題。

そして、これは地域格差是正という、社会保障の問題と密接にリンクしていた。


結果として、JRが3社が黒字化したのは・・・

不採算路線の切り捨て、政治家線路建設の別予算化という2つが貢献している。


そして、地域格差是正の問題を脇にやって、赤字路線は切り捨てられ

政治家線路は、在来線を寸断する形で現在も進行している。


結果として無くなったものは・・・

組合と地方の赤字線。

(私は、赤字でもすべての路線を存続しなさい!なんて無某な主張には与しない

ただ、赤字であっても社会福祉の観点から必要なものはあると考えている

その議論が素通りされた事に違和感を覚えている。

結果として、廃線になったとしても、それが赤字という議論だけでなく、社会福祉上も切り捨てる事を容認するという議論は必要だということ…

つまり、結果ではなくプロセスの問題)


この組合潰しの衝撃は、その後の組合活動に多大なる影響を及ぼす。


ただ・・・

潰された組合に非がないわけではなく、半分くらいは自業自得だと私も感じている。

でも、ここまで徹底して潰す事が、合法的にできるという恐怖感のようなものは感じていた。


民主党の前原新代表が、労組とは是々非々の関係でいくという。

そして、国民の支持を得られるような政党への脱皮を目指すという。

これは、示唆に富んだ言葉である。

組合が、大多数の働く人の声を代弁していないと宣言しているようなものであるから・・・

しかし、問題も多い(これは別に記す)



国際競争の名のもとに・・・

すでに、従順になった大多数の組合は、何を守るのだろう?

某企業では、組合幹部を経験する事が、労務担当取締役へのステップだという。

これでは、組合は働く者のことを守るはずがない。


では、闘う組合はどうか?

別の意味で、社会的に遊離していないか?

(この歳で、私は組合というものにはじめて入ったが・・・

闘う組合を標榜しているが、幹部の保身互助会では?と感じてしまうほどだ(笑)

ただ、私の職業の場合、万一の補償が何もないので組合しか頼る場所はないのだが・・・)


企業は、そして為政者は、国際競争力を高めるために、一部のエリートとその他大勢という社会構造を模索している。

そして、エリートの決定に刃向かうものは、社会的に抹殺されて当然だというコモンセンスを作り上げる。

さらに、この手法は、常に悪者がいなければならない。

そして、悪者に仕立てられたら、合法的に社会から抹殺される。

そんな従順さを、社会に求めている。


働く人を守る組織は、この時代だから重要である。

そのためには、組合そのものが社会性を身につけなければなるまい。

組合が抵抗勢力なのでなく、翼賛勢力だから支持が得られないのであろう。


そして・・・

雇用を守ったり、給与を出してくるのであるから、会社が何とかしてくれる・・・

こんな幻想は捨てた方が良い!

あなたは、1つの使い捨ての利くコマでしかない。


英・豪軍、サマワ撤収を検討…自衛隊駐留に影響  (Yahoo Japan News)

隣国の韓国も、年内撤退を予定している。


さて、ニュースソースでは、来夏となっているが、

私がこのニュースを知った報道では、年内にもイラク南部からイギリス・オーストラリア両軍が撤退するというものであった。


現在、イラクに駐留する、第○次派遣隊は、12月14日で派遣期間が終了する。

もし、年内撤退の意向なら、次の派遣隊は、他国軍の護衛なしに任務にあたることになる。

一応、派遣措置法では、イラクは戦闘状態ではない事になっている。


あなたは、自衛隊員にサマワで死んできてくれ、と言えるのか?

私は、言えない。だから、イラクへの派遣停止を何らかの形で求めていく。


そもそも、何の為にイラクにいるのか解らない自衛隊。

現地では、不満も多いと聞く。

イラクへの貢献よりも、アメリカの顔を立てただけのイラク派遣。


そんなものの為に、死んでくれ!とあなたは自衛隊員に言えるのか?

そんなものの為に、死んでくれ!という為政者を許容できるのか?


イギリス軍が撤退しても、アメリカの顔を立てて、派遣し続けた場合、不測の事態を想定しなければなるまい。今でも、不測の事態が起きていないことの方が不思議であるが、リスクは強まる。


そもそも、入口で間違えたイラク戦争。

そして入口が間違えたからといって、何もしないわけにはいかないとして、始まったイラク派遣。

(為政者は、入口が間違えたことすら認めてないが・・・)

しかし、もう良いのではないか?

それとも、アメリカが首を縦に振らなければ何もできないのか?


途中での撤退は卑怯でも何でもない。

あなたは、先に撤退したスペインやオランダのことを卑怯だと思っているのか?

先に撤退した国々に、卑怯者という声は寄せられているのか?


この時期に、サマワ地域を含む州の州知事が、小泉首相の訪イを求めている。

一方、以前、サマワの市長が、自衛隊の活動に対して、不満を漏らした。

日本には、インフラの整備を期待していたという。

しかし、現地の情勢がそれを許す環境にない。

これは、自衛隊でなくても不可能な作業であろう。


そろそろ、アメリカの顔を立てるのは終えても良いのではなかろうか?