2002年2月17日
愛すべき笑顔のヨガ講師
安部えみさんが永眠されました。
えみさん、こうしてあなたの死に直面することになり、誠に残念でなりません。これは経営者としてではなく、同じスタジオでで喜びや辛さを分かち合ってきた仲間としての思いです。あなたの同期も、師も後輩も、みんな同じ思いでしょう。
体調がすぐれないことをずっと案じてきましたがやはりこの時が来てしまいました。
えみさん、あなたとの付き合いはそれほど長くはありませんでしたが、あなたが残してくれた思い出は、決して少なくありません。私でさえそうなのですから、えみさんと共に過ごしていた音楽やアロマそしてヨガの同僚や先輩・後輩たちには、様々な思い出が刻まれていることでしょう。
私がえみさんに対して最初に鮮烈な印象を抱いたのは、全米ヨガアライアンス200取得講座受講中のことでした。周りをどうにか一緒に卒業させたいと必死に努力してくれました。責任感の強さと周りに目を向ける時間の多さに驚きました。一つのことをきちんと終わるまで絶対やる。そんな姿勢が何事も継続が苦手な私にはまぶしかったです。
修了後はスタジオでもクラスを設けヨガ講師としての活動が始まりましたね。
えみ先生の仕事ぶりは、期待を裏切りませんでした。的確で、優しさがあり、私も生徒さんからの支持を得るえみ先生に今後クラスを増やしていく事を望んでいました。その中であなたとは何度も意見の相違で衝突しましたね。今では笑い話です。
そんな有能な仲間が、急逝してしまったことに悲しみと落胆を隠しきれません。
今、私は自分の体の中にぽっかり穴が開いたように、大きな喪失感と痛みを感じています。ご遺族の皆様のことを思いますと、お慰めの言葉も見つかりません。ですが、私達がここで力を落としてしまっては、えみ先生も安心できないでしょう。
心を決めてあなたにお別れの言葉を告げ、私達も恵美さんがいないスタジオを立ち直していきます。
どうか心安らかにお眠りください。
愛する女性
えみさん、心よりご冥福を祈ります。
STYLISH YOGA ROOM Padma
SAHAJI
代表 RYO