里山の作業(樹木剪定の枝葉処理) | まさや爺さんの贈り物

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このブログは、家庭菜園とフォルクローレを趣味にして、つれづれなるままに、書いたボケ防止の練習ブログです。

 燃える切り株

 池に中に空

 相談が辻の家

公園内の草刈も終わり、これからは公園の整備作業のお手伝いをすることになりました。今年の夏に草刈した蓮池の横の棚田で、集めてきた剪定された樹木の枝葉を、どんと焼きをした跡地で焼くことになりました。朝から火の番をすることになりました。

 昔、山のお手伝いで、竹林の中でシイタケの原木栽培をしたことがありました。その時竹林を整備するとたくさんの不用な竹が出てきたので、のこぎりやチェンソーで切って一日中焼いたことがあります。もったいないなぁーと思いながら、「バンブー・バンブー」と竹が破裂する音を聞きなら焼いたことがあります。

 今回は、まず消火の準備をしてからでないと火をつけられないそうです。まずポンプで池の水をくみあげてからとなりましたが、ポンプがあまり使ってなかったので、大事な時に動かなくなりました。応援を頼んで、エンジンポンプを手配して、何とか火をつけることができました。

 なかなか着火しないので、苦労しました。自分も畑では、草木の乾燥したのを焼くことがありますが、その場合は、ガスボンベの点火器を使用するので、容易に火が点火します。しかしライターを紙切れでは、なかなか生木は、燃えてくれません。

 そこで軽油を染み込ませた布きれを使うことにしました。すると一気に燃え上がりました。三か所で燃やしましたので、盛んに燃えるところにどんどんくべることになリました。それを運んだりしながら燃えやすいように樹木を放り込みました。

 この燃焼でびっくりしたのは、山のお手伝いで薪つくりをしていたので、木の切り株をそのまま燃やす方法でした。山のお手伝いをしているときは、不要なたとえばあまり薪に適さない針葉樹林のスギなどは、ぱちぱちはぜるし、すぐ燃えてしまうので、割ってから暖を取るために燃やす場合があります。

 今回は、ブロアーで空気を送って、温度を上げて燃焼させる方法でした。会社の焼却炉で燃やす時に、操作盤にブロアーという表示があって、それを強にすると、とても燃焼が早くなったことを思いだしました。また、送風機でたき火に風を送っていると、たたらのフイゴを思い出しました。

 近くには、相談が辻という義経が一の谷の決戦の時に、相談したという辻があり、その横には、相談が辻の家があります。屋根を見るとまるで神社の千木(ちぎ)のようなものが屋根の上にのっており、古民家の特徴のようです。