山のお手伝い(原木が来た) | まさや爺さんの贈り物

まさや爺さんの贈り物

このブログは、家庭菜園とフォルクローレを趣味にして、つれづれなるままに、書いたボケ防止の練習ブログです。


 夕焼け

 小枝の山

 薪の乾燥


いつもメンバーで作業が始まりました。自分の本日の作業は、いつものように薪を割っている人の補助とチェンソーと電気ノコギリで、原木を薪の長さに切りそろえる作業です。今日は、風が強く外での作業では、鼻水が出てきました。


 途中の休憩時間に薪ストーブで沸かした熱いコーヒーをよばれますが、そんなときは、いろんな話をします。ブルーベリー担当の人も、電気薪割り機で薪を割っています。ご主人が勤めておられるところが、自分の学生時代の友人の勤め先と同じでした。名前を言うとなんと先輩だそうです。


 世間は広いようで狭いものです。いろんな失敗談を話して、大笑いしていると、そこに大きなロングボディのダンプが、木材をいっぱい積んでやってきました。ブルーベリーの担当の人は、よく知っているようで、先日薪の原木を下ろしに来ているおじいさんのようです。


 今日はひとりで、連絡もなく、やって来られたそうです。農場主に連絡を取って、とりあえず下ろす作業に取り掛かりましたが、一緒にコーヒーを飲むことになり、いろいろ話すと、自分の家の近くの人で、造園業をやられている人でした。


 以前、奥様と一緒にお参りした神社の神主さんもされているそうです。神社の収入は、お賽銭しかないそうで、初詣でかなりの金額が集まったそうです。さらに農協の関係もあり、ここでも世間は、広いようで狭いと思いました。


 そして古物商の友人も老人大学に通っており、父も通っていたので、発表会などでは、自分も見に行ったこともあります。今日は、ここまでやろうと大まかな目標を立てますが、途中で新たに原木が来たので、予定変更となりました。


 山の中の青空の下で話をしていると、いつも思うのですが、みんななんのわだかまりもなく語り合えて、これは自然を相手にしているからかもしれません。先日は、フォルクローレの応援をして感じた雰囲気と同じで、同じ趣味や好みについて、話し合うひと時は、大切な時間だと思いました。


 古物商の友人は、老人大学に通い、果樹園芸をやられており、更にアパート経営など幅広く実業家の道を歩んでいるようです。そして近々大阪から船で韓国に観光で行くそうです。ブルーベリーの担当は、ソフトボールをやっていたそうで、お子さんも野球をやられているようつで、共通の話題には、事欠来ません。


 先日の老人会の慰問の時も感じたのですが、一緒に演奏した女性は、メキシコに春分・秋分の日に真西から照らされたピラミッドの階段に、蛇が現れる暦のピラミッドを見に行く、予約もしたそうです。そういえば会場にこられていた老人たちもとても元気でした。


 とても楽しそうだからフォルクローレをやってみたいという老人も現れました。でも薪の原木を持ち込んだ造園主は、最近は、造園業に若い子が入ってこないと嘆いておられました。それは給料が安いせいもあるけど、自然の中での仕事の楽しさを知らないのかもしれないと思います。日は長くなりましたが、帰りは、いつも夕焼けを見ながら帰ります。