老人会慰問(フォルクローレ応援) | まさや爺さんの贈り物

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このブログは、家庭菜園とフォルクローレを趣味にして、つれづれなるままに、書いたボケ防止の練習ブログです。


 レインステック

 演奏会場

 アルパカの絵

友人から電話でボンボを叩く人がいないので、来てくれと言われた。ボンボを叩くと言われてもケーナ教室で、発表会の時に、一応南米の演奏様式で、ケーナ、チャランゴ、ギター、サンポーニア、そしてボンボ(太鼓)などのアンサンブル演奏をするときにボンボが必要になるので、その時だけ叩いている。


誰に習うでもなく、ただ叩いている程度であるが、先輩が、そろそろ自分も発表会で、ケーナを吹きたいから、やってくれと頼まれてやりだした。自分でも太鼓は、そんなに嫌いなものではないので、やりだしました。最初の頃は、丁寧に習いながらしていましたが、だんだん我流になってきて、毎回叩き方が代わってしまいます。まるで雰囲気で叩いている感じです。


しかしこれが大変で、人には、「ボンボ」から楽そうに言われますが、本当は、このボンボで、曲が左右される重要な楽器であることがわかりました。先に進もうとするケーナを抑えたり、早く打つようにテンポを上げたりするものでした。


よ く聞いていると、ボンボがちょっとずれていると雑音になって、せっかくの演奏が、むちゃくちゃになります。楽器の中で、重要なのは、リズムを刻むギターとテンポを決めるボンボがしっかりしていることでした。でもみんなの感覚は、簡単そうでやってられない感じだと思います。


でもいろいろパーカッションをやっていると、これが大切で、ケーナを吹くのにも非常に大切なことを知りました。ただ叩くだけだから誰でもできるものでもないことを知りました。だからとっても必要なので、いつでも変わってあげたいのですが、誰もしません。


もったいないことです。でもまだまだパーカションの世界も奥が深いとお思います。プロの叩き方を見ていると、ここという一点でちゃんと叩いています。そんなことで、まったくダメなボンボ叩きですが、人がいないので依頼されました。


初めはほんとに自分でいいのと聞きましたが、そんなこと言わないでと黙らされました。応援に行ったグループは、昨年から結成されたあたらしいグループですが、同じ先生のケーナ教室なので、交流は、ありました。自分の所属している教室は、もう20年近く前から開催されている教室で、伝統はありますが、メンバーは、かなり変わってきました。


でもこの新しいグループと練習する日に、大雪となり、中止になってしまいました。打ち合わせを兼ねた練習音合わせは、当日の約1時間です。朝友人宅を目指して、ナビで行ったのですが、わからず、携帯で場所を聞くと交差点を南に走れと言われました。


 「えっ南ってどっちやねん」と聞くと友人は、「太陽に向かって走れ」と言うので、そのとおり、太陽に向かって走りましたが、目標の喫茶店はありません。ポンドという名前ですが池がそこらじゅうにあるので、本当にポンドだらけです。あまりないので、もう一度連絡したら、隣の市まで行っていました。


 友人宅はほんとに交差点から100歩ぐらいのところにありました。自分の住んでいるところは、山が見えて北と南がすぐわかるのですが、広い平地ではわかりませんでした。後から気づきましたが、ナビがついているので方角は、わかったはずです。


 でもこのグループ男性の中に女性が一人おられるのですが、この女性が、プロデューサーで細かく、男性陣に支持を出し、そして男性陣もそれに答えて力を出している感じです。自分たちの教室とは違い、かなり高度なものでした。自分たちのグループは、女性も言われていましたが、みんなのんびりしているという感じです。


 さてギターを演奏してくださる先生もこられ、演奏会場に向かいました。この地区、現役の時、営業でよく回ったところでした。約100名ぐらいのお年寄りが、会場で待っていてくれました。このグループの女性がMCを上手にして、笑いもとっていました。


 今回の慰労会で、お年寄りが興味を持った楽器は、チャフチャスとレインステックに100円ショップで買われたというマトラカなどに興味を示して、わざわざ演奏が終わったあと、いろいろ聞きにこられました。そして口々にありがとうと言われました。


 主催者の方からもほかの福祉会館でもお願いしますと言われました。先生の評価も「もっとムチャクチャになるかと思おたけどまとまっていた。」そして一緒に演奏した人に、やはりボンボがあると違うねと言われて、ホットしました。同じ生徒仲間なので、話もはずみ楽しい一日でした。