(時事)学校医はツラい | ♪トラベラーズノートと万年筆と文房具とガチャと100均が好きなパパのblog

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ニュースで
大田原市議が
小学校医に
「医者なんか辞めてしまえ」
と暴言を吐いたため
小学校医が辞めてしまい
問題になっているそうです

事実かどうかは不明ですが
市議は
「確かに発言をした」
と認めた上で
「数値的には肥満ではなかった」
「この結果が原因で
娘が食事を取らなくなった(拒食症ぎみ)」
「学校に問い合わせたが埒が明かなかった」
「医師に
『自分の病院に来る患者を増やすために
”肥満”判定を増やすようならば
医師なんか辞めちまえ』と暴言を吐いた」
とニュースで聞きました

ここで私が
思い出したのが
とある脳外科医が雑談の中で
「『脳ドック』は脳外科医が
患者(お客さん)を増やすために始めた」
と言ったことです

実際に裏付けを取った訳ではなく
単にその脳外科医の偏見だったかも
知れないのですが
私個人として「あり得る」と
感じてしまいました

今回の市議は
成り立ての市議(1期目)と聞いており
昔からの議員が
権力があると自惚れて
その立場に慣れてしまっての発言とは
少し違うと感じています

また
学校側は
「数値だけではなく
その他の要因で『肥満』と判断することもある」
と回答しているのですが
物事を斜めから見るクセがある私には
”学校が医師(と任命した自分)を守ってる”
とも感じ取れます

かなりの人数の生徒を診断する中で
数値以外の要素も診断できるなんて
能力が高い医師なのかも知れません

そもそも
学校医は時間を拘束され
通常の診断するよりも報酬はかなり低く
ボランティアに近い職で
なってくれる医師が極めて少ないと聞きます

Yahoo!の知恵袋でも
態度が悪い学校医や
セクハラっぽい学校医の話が出て来ますが
回答で多いのが
「辞めさせたいのは判るが
担い手がない(少ない)」と云う課題です

確かに
市議自身が「失言であった」と述べた通り
相応しい言動であったとは思いません

安い費用で30年以上も
地域のために担って来たのに
この仕打ちとは…と悲しくなったのかも
知れませんね

今回の件で3つ気になるのが
(1)数値以外で肥満度の判断って何?
(2)拒食症っぽい反応を見せている娘さんに
学校医や学校はちゃんとケアできているの?
(3)なぜ学校がちゃんと対応してないの?
(理由を説明すれば良いだけで
医師に苦情の電話が行くのがおかしい)