ルーペの怪しい世界?(7) 200円のTRIPLETという名の単レンズルーペ | (た)のブログ

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まだ世の中がコロナ騒ぎになっていないころ、ルーペの良し悪しに興味が集中していた私が、秋葉原の隅のお店に積まれていたのをみつけて購入したルーペです。
 
値段はわずか200円でしたが、意外にもしっかりしたプラスチックのケースに入っています。
 

 

ケース部分は板厚は薄いもののピカピカのメッキでとても綺麗です。反面レンズ枠部分は下地処理が悪いところにメッキを行っているので安っぽい感じですが値段を考えたら仕方ないでしょう。
 
レンズ部とケースはかしめてあるのではなく、プラスネジで留めているので、分解ができるのは良いところです。
 
TRIPLETとありますが、当然単レンズです。
 

30X-21MMとありますが、30倍はありません。

それでも10倍位はありますので、十分大きく見えます。

 
Belomoはさらにくっきり感がありますが、これだけ渡されたらそんなものかなと思ってしまうでしょう。

VIXENあたりのルーペもみかけ上はそんなに違いませんし、専門に使う用途でなければ、実用品として十分に良品だと思います。

 
 
 
以前、同じようなケースに入ったこんなルーペも買っています。値段は900円位でした。
 
これは酷くて、販売ページの写真では記載されていたTRIPLETの文字は届いた製品には記載されておらず、よくよくみると、写真ではFIVE ELEMENTSだった文字も、FIVE ELEMEMTSになっています。
もちろん単レンズで、あからさまな詐欺商品です。

 

ということで、前述のルーペもこのケースを見た瞬間にちょっとやばいなとは思ったのですけれど、分かって買う分にはいいのかなと。

 
 
このケースに入ったルーペは別の種類もありそうなので、高い値段で売りつけられないように注意しましょう。