ELMAR 65mm 用ヘリコイドの活用 | (た)のブログ

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カメラとかギターとか。改造したり直したりするのは好きです。

ELMAR 65mm F3.5用のヘリコイドリング 16464 です。

反射防止の蛇腹が組み込まれていたり、ライカらしい凝った作りですが、専用品だけに、他のレンズやパーツを取付ける術がありません。

 

単体で売られていることはあまりないので、珍しさに購入したものの、結局放置してしまっていました。

 

先日購入した3Dプリンターで、死蔵されていたこのヘリコイドを使うためのアダプターリングを作成してみます。

 

 

EL Nikkorを装着するリングを考えます。

・・・Lマウントヘリコイド使えばいいんじゃない?とは言わないように。

 
 
Fusion360でモデリングします。
 
3D CADは敷居が高いように思えますが、複雑なオブジェクトを作るならともかく、この程度のものなら面倒はありません。
本体ヘリコイド同様の縦目のローレットも刻んでみました。
 
 
CURAに連携して印刷用Gコードファイルを生成します。
 
積層は0.15mmにしましたが、どの程度で製作するのが良いのか、このあたりのバランスはまだ把握できていません。
テストプリントでは0.15と0.1との差はあまり感じられませんでした。
むしろサンプルでついてきた白のフィラメントと、今回購入した安価な黒のフィラメントで造形の差が出ることの方がびっくりでした。
 
印刷は省略。約1.5時間です。
だいぶ振動が大きくなっています。特に今回の出力は細かい動きが多く出るので、調整がきちんとできていない影響だと思います。速度を落とした方がよいのかもしれません。
 
サポートをぱきぱきと落として完成です。

 

こちらから見ると綺麗にできています。
 
こちらはサポートを取り去った跡が無残に残ります。
 

少しやすりをかけたりしてみたのですが、そもそもサポートが要らないように設計しないと駄目なようです。

まだ始めたばかりですので、あまり気にしないようにします。
 

EL Nikkor 80mm F5.6Nを装着。

ぴったりとはまりました。無限遠もOKです。

 

このレンズはあまり話題になりませんが、他のEL Nikkor同様、引き伸ばしレンズならではの硬いシャープな像を結びます。

細身でスムーズなヘリコイドとのマッチングは良好です。

 

3Dプリンタでのマウント作りはしばらく楽しめそうです。