社員旅行へ行くのは何年ぶりだろう。
色々あってこの10年、参加できなかった。
毎年開催しているが、参加できるのは2年に一回。
皆さんの希望によって国内外4、5コースが設定される。
費用は労使折半。
本人に加え、家族二人までは会社が半額補助する。
煩わしい宴会は基本行わない。
飛行機と宿だけが一緒で後は各々で過ごす。
家族旅行、親御さんとの二人旅、仲良しの社員同士、ゴルフ等々、この緩さが社員には好評だ。
家内の希望で東京ディズニー・リゾートへのコースを選んだ。
千葉県で学生時代を過ごした私。通算15回近く行っている。今年50歳になる私だが、
やっぱりディズニーは楽しい。
初日のディズニーランド、二日目のディズニーシーと毎日2万歩超を歩き、夜は疲労困憊でぐっすり寝た。
1月の平日は一年で一番の閑散期らしいが、それでも朝のオープン時は1時間前から並んでも、入場に相当時間が掛かるし、人気のアトラクションは朝一にファストパスを取っても夕方にしか乗れない。
しかし関心するのは、どの従業員さん(キャスト)も熱心に働いており、笑顔を絶やさない。
大掛かりな広告は見たことがない。
プッシュ型の広告など必要ないのだろう。
値段も言い値だ。
顧客一人一人の感動体験がリピートを生み、口コミを誘発しているのではないか。キャストの神対応による感動体験の例は枚挙にいとまがない。
上海にもディズニーランドはあるのに、わざわざ日本に大挙して訪れるのは、単にアトラクションなどのハード面ではないだろう。基本同じ筈だ。
キャストの神対応やクリンネスの徹底、音楽や照明などの演出。そして日本人が秩序を守って我慢強く、しかも機嫌よく列に並ぶ事などから生じる温かい「場」だろう。
まさに「魔法にかかる」のだ。
お客様の期待値を超える。簡単ではない。競合と提供価値が横並びなら、仕事を確保する為にハードなプッシュ型の営業が必要となる。営業で最も大切なのは人間関係構築スキルとなる。
できれば我々も組織の力や個々の社員さんの神対応でお客様に感動を与えられるようなビジネスをしたい。
そうなれば採用や営業の問題は氷解すると思う。
そんな事を帰りの飛行機の中で考えた。
この時期に毎年、全社員さんにアンケートをお願いしている。不満ばかり書かれると読むのが辛くなるので、今年からポジティブな事も書いてもらうようにした。
満足度の高い施策、圧倒的な1位。
それは、、
「社員旅行」
わー、ちょっとガッカリ。
教育の機会の多彩さや多様性をもうちょっと評価してもらいたいところ。
そして、仕事自体が楽しくて仕方ないと言わせたい。
いつかきっと。