今すぐ結果が欲しいのは誰のため? | 「自分のままで“養護教諭”になる」YOUKYOUカフェ・柏木むつき

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大人になると日常生活で

リアルな「点数」を突きつけられることは

そこまでないと思います

(ノルマやここぞの試験などはあるかと

思いますが…)

 

しかし、

今の子どもは

学校で当たり前のように、

小テスト、定期テスト、実力テスト、

多くの場面で「点数」を突きつけられています。

 

昔から養護教諭は、

学校の先生の中で

唯一「成績で評価しない教員」と言われ、

それが、長所でもあると言われてきました。

(このことに関しても、

私自身が考えていることは沢山あるのですが、

それはまたおいおい…)

 

 

確かに、

そういった一面はあります。

 

しかし、そのことを

養護教諭自身がどうとらえているのか…。

そのことが、

養護教諭自身を苦しめていることも

あるのではないのか…。

 

そう考えることもあります。

 

 

「成績で評価しない」ということは、

「結果」も見えにくいことも多いです。

保健指導なども、

すぐに目の前の子どもの行動変容に

繋がるわけでもありません。

 

「私、何度も言っているのに、

どうして伝わらないんだろう…」

「私のやり方が間違っているのかな…」

「私の言葉のかけ方が悪かったのかな…」

 

 

私もそうやって

落ち込んだこともありますし、

YOUKYOUカフェでも、

沢山沢山聴く「悩み」でもあります。

 

そしてこのことは、

養護教諭に限らず、

多くの一般の教諭も抱えている

「悩み」でもあると思います。

 

 

でも、ここで見失わないでほしいのです。

「今すぐ見える結果が欲しい」

と思うことは、

一体誰のためなのか?

ということを。

 

子どもたちのため、

と口ではいいながら、

本心の部分、根っこの部分では、

自分自身の存在意義のため、

ということもあるのではないでしょうか…。

 

 

私はある養護教諭に、

「私たちの伝えたいことは、

今すぐ結果に出ないことも多いかもしれない。

その生徒が大人になってから、

『あぁあの時○○先生に言われたことって

子のことだったのか…』

とタイムラグがあることかもしれない。

もしかしたら、

私たちが言ったということは

覚えていないかもしれない。

それでも結果として、

その子がその子の人生を歩んでいくときに

そっと寄り添っていたら、

それで充分でしょう?」

と言われたことがあります。

 

 

当時、新任だった私は、

目に見える結果を追い求めており、

「結果が出ないと職員室の先生に

認めてもらえない…」

と相談したところ、

上記の言葉をかけてもらったのです。

 

 

もし、今「結果」を追い求めすぎて

苦しくなっている人は、

一度、どうして苦しいのかを自分の心に

聴いてみてください。

案外苦しい理由は、

「外」にあるのではなく、

「内」にあるのかもしれません。

 

 

 

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